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囲碁で言う「きたない勝ち方」とは?
とある本の「勝負強くなる秘訣」という章に、 「逆転魔になれ」とあります。 誰に何と言われようと、たとえ“拾い屋”と言われたって、負けるよりは勝つほうが良い。 ただ、きたない勝ち方をするのだけは慎まなければいけないが、形勢不利の碁をねばり抜いて逆転するのは。決して悪いことではない。 とあります。 この場合の「きたない勝ち方」というのは、どういう勝ち方を言うと思いますか? よろしくお願いします。
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基本的に、盤上に置かれている石は、両対局者に見えているので、どこに打とうが汚いことは無いと思います。 例えば、必然性の無いタイミングで、こっそりダメを詰めて、相手がアタリに気付かないので、石を打ち上げるのは、気付かない方が悪いと思います。 こっそりと書きましたが、盤上に見えているので、こっそりも何もないです。 汚い勝ち方とは、それ以外の要素による勝ち方では無いでしょうか。 完全クロ(1~4は、ネット碁では出来ませんが。) 1.待ったをする事。 2.整地の時に、ごまかしをする事。 3.盤上の石をずらすこと。 4.たばこの煙を吹きかけたり、碁石で盤側を叩くなど、悪いマナーで相手のイライラを誘発する事。 5.三味線を弾いて(口であらぬ事を言って)相手の動揺によるミスを誘うこと。 グレー 6.逆転の余地が全く無い様な、圧倒的に負けている碁を最後まで打って、相手の油断によるミスを延々と期待して打つ事。(棋力にもよります。また、程度の問題です。) 7.大会などで、形勢が明らかに悪いので、あえて時間切れを狙って終局に合意しない事。 昔、叔父とよく碁を打ちましたが、叔父がしょっちゅう待ったをするので、待ったをされそうな手の直前に、大石にアタリをかけ、相手が受けてから、肝心の手を打ったりした物です。 それも今では、よい思い出です。
お礼
非常に、分かりやすいです。 ただ、1,4、6、7は「マナー違反」ではないでしょうか・・・。 明らかに「きたない勝ち方」は、 2.整地の時に、ごまかしをする事。 3.盤上の石をずらすこと。 5が、グレーかな、と。 NHK杯とかを見ていると、激しく咳き込んだり、癇癪を起こしているのは、よく見かけます。 勝負の世界は、厳しい・・・。 御回答、ありがとうございました。