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電磁波について教えて下さい。
お世話になります。 電磁波について教えて下さい。 ○電車の線路の周辺は電磁波が強いと聞きましたが、その電磁波は電車が通るときにだけ発生するのでしょうか? それとも電車が通っていないときにも発生し続けているのでしょうか? また、その電磁波は大きい高圧線と比較すると、どのくらいの強さなのでしょうか? ○携帯電話の電波塔や米軍の通信隊の電波塔等の近辺は電磁波が強いと聞きましたが、それは大きい高圧線と比較すると、どのくらいの強さなのでしょうか? 宜しくお願い致します。
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#2です。 お礼での質問についての回答です。 >住居を構える際、このような電磁波等の発生源から、どのくらい離れていれば、健康に悪影響を受けずに済むのでしょうか? これには諸説あると思いますし、電圧等の違いによっても異なると思いますが、「(大きく見積もって)高圧線なら○○○メートル以上、電波塔なら△△△メートル以上、×××なら□□□メートル以上離れていれば安全」等と言ったご回答を頂けたら助かります。 色々な要素があって電磁界強度測定器で実測しない正確なことはいえませんね。 無理、難題を言われますね。 絶対安全とは断言できませんよ。極端ですが花粉症やアレルギー体質と同じでスギ花粉に平気な人もいれば、スギ花粉で重症で呼吸困難になる方も見えます。電機界や電磁波は、微小電流でコントロールされている人体に影響がないとは言い切れず、敏感な人はいますし、電磁波に曝されていると聞いただけでストレス性の身体異常を起こす方もいます。 そういった個人差は無視しても、 ●電波塔については塔の高さ、電波の指向性と住居の方向との位置関係、高さ、反射物の存在(高台に家が建っているか、くぼ地に立っているか、家の前に池や川など電波が反射する水面があるか、無いかなど)、電波出力(ワット数)、電波の周波数などの要素が絡んでいます。電波塔の方が高圧送電線より遠方まで影響がでますね。 何分、電磁波そのものを放出する目的で建てられているのが電波塔ですから、少なくても5Km~10Km位は離れたいですね。(電波の送出方向(指向性方向)の近辺にあれば10Kmでも安全とはいえない場合もありますね。) ●高圧送電線の場合は、できるだけ電磁界の損失や環境への悪影響を抑えたい立場で建設され、電磁波を出すのが目的でないため、鉄塔を高くし、鉄塔自体も接地しています。それでも電圧が高いため高圧送電線に添った経路から、”ほぼ1Kmも離れれていれば大体安全”と言えるでしょう。この回答を要求されること自体無理難題です。でも経験的には大体上記の距離くらいですね。(赤ちゃんや病弱者、神経過敏者、心臓ぺースメーカー使用者、神経質な猫や水槽のなまずやハムスターにとっては安全とは言い切れませんね。) (1Kmが安全なら500mは安全でないか、じゃあ750mはどうかといった議論は意味が無いですね。低周波磁界やコロナ放電、雷時の鉄塔放電などの電磁界的な影響の度合いは送電線から離れるにつれ連続的に徐々に弱まって行きます。しかし、1Kmが安全で900mが安全でない。逆に900mが安全でなければ1Kmだって電磁界の影響がゼロではないので全く安全とは言い切れません。敏感な方や神経質な方には影響が強く出ます。そういった方にとっては安全ではないのです。2Kmも離れても全く安全でない方もいるかも知れません。) しかし、行政機関や電力会社に問い合わせれば安全ですというでしょう。そういわなければ街中に送電線なんか引けませんから。電波塔についても、放送局や携帯会社に問い合わせても害はほとんどありませんという答えが返ってきますね。 高圧線直下や高圧線近くの住民は低周波障害が発生して体調を崩したり副交感神経系に絡んだ色々な症状で、電力会社に損害訴訟を起こして、害の立証で対立していますね。高圧線に沿った地価の価値は当然下がりますね(1Km離れれは地価への影響はありませんね。)。
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- oyaoya65
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最初の質問 電磁界(電界と磁界)と電磁波を区別しないといけませんね。 平行電線の交流電流は、(平衡モード成分がほとんど)、対向する電線では互いに逆向きに電流が流れ、電磁界が発生しますがそれらは打ち消しあって遠方まで電磁界の影響は及びません。家庭のAC100Vの電源コードも、電車の送電線とレールの間に流れる電流についても同じですね。パンタグタフと電線管のスパークでは電磁波が発生します。 電車の乗客も電磁界には曝されますが、人体に与えるほどの強度はなく、電車に乗っても、踏み切りを歩いてわたっても害がありません。事実、ペースメーカーを付けた心臓病の方にも影響はありません。混雑したときの一部の携帯電話が出す電波の電磁波の影響の方がすっと大きいですので、電車の中での携帯電話の使用が制限されているわけです。病院内の看護士さんや医師の方が連絡用にPHSの携帯電話を使っています(家庭の親子電話と同じ電波を使用)が、PHSの携帯の電波は弱いため、携帯を医療機器やペースメーカーの10cm未満まで近づけて電話をかけない限り影響は無いそうです(ある国立大病院で大々的に実験して実証されています。)。 平行線に交流電流を流しても電磁波はほとんど発射されません。電磁界が打ち消してしまうからです。ところが平行線の先端を開いていくと電磁波が放出され、直角方向に一直線に開いたと時、放出される電磁界が最大になります。これがアンテナです。 >電車が通っていないときにも発生し続けているのでしょうか? 電車は上側の架線(パンタグラフが接触する電線)とレールの間に数1000V~1万数100-Vの交流電圧または直流電圧が加えられていますが、電車のモーターのコイルをの両端の一方が上側の架線に接続、コイルのもう一方が線路につながれることでモーターが回転し電車が走ります。この接続の操作を運転手がやっています。10両編成の電車で全部のモーターに流れる電流の合計がおおよそ3000A程度位(架線の電圧のよっても異なります。)です。 電車が線路上を走っていないときや停止ている時はモターの電流は流れず、架線や線路に電流は流れません。 電流が流れなければ電磁波も発生しません。 高圧線の場合は、電圧が数万V~数10万Vですので桁違いに電磁界は強力です。交流モーターの電車では1200V位が 架線電圧ですし、架線と線路の間の間隔も高圧線と比べずっと狭いですのでほとんど電磁界の影響は周辺に及びません。鉄道沿線の住民に電磁波被害が出たという話はありません。それより、電車トイレの糞尿の垂れ流しの黄害や夜間のがったんがったんと電車がレール継ぎ目を通過するとき発生する音の方の騒音の方が影響が大ですね。 高圧線も三相で電磁界は打ち消すことになっていますが、不平衡成分が存在するため送電線と大地との間に50Hz/60Hzの低周波交流電磁界が掛かります。また、大気中にコロナ放電が発生し、電磁波は放射されます。両方とも、送電線真下やその付近に住む住民には長い間に健康上の影響がでます。低周波電磁界による健康被害が結構でているようですね。 ○携帯電話の電波塔や米軍の通信隊の電波塔等 ここや放送局の電波等から発射される電磁波は強力です。特に大出力のアンテナ(電波受信サービスエリアが広いほど強力)は健康被害がでますね。特に米軍施設や航空機との通信を行うための電波塔や遠洋漁業の漁船と連絡をとる漁業無線の電波塔やNHKの全国向けラジオ放送や海外向け国際放送の無指向性アンテナから発射される電磁波は強力で、その電磁波の健康への影響は非常に大きいですね。蛍光灯や電球の一方の電極を電線で大地に接続し、他方の電極に導線を1mも接続して空中に上げておくだけで、蛍光灯ランプや電球が明るく点灯する位の高周波電磁界や電磁波が周辺に出ています。高圧線の比ではないですね。高圧線の電磁界やコロナ放電の影響よりもずっと健康に悪い影響は短期間に出ます。電波等の周辺は数時間もいると気分が悪くなるとのことです。民家では、電磁遮蔽を建物に施さないといけないでしょうね。簡単な電線アンテナで照明ができる利点があるかもしれませんが。
お礼
ご回答ありがとうございました。 とても参考になりました。 住居を構える際、このような電磁波等の発生源から、どのくらい離れていれば、健康に悪影響を受けずに済むのでしょうか? これには諸説あると思いますし、電圧等の違いによっても異なると思いますが、「(大きく見積もって)高圧線なら○○○メートル以上、電波塔なら△△△メートル以上、×××なら□□□メートル以上離れていれば安全」等と言ったご回答を頂けたら助かります。 お手数をお掛けして申し訳有りませんが、宜しくお願い致します。
電車に限らず、日本中のありとあらゆる電線からは常に電磁波が出ています。 その出力の強さは電圧に比例します。 ですが、別に作為的に出してるものではありませんので、実際に測ってみるか、もしくは電力会社の人に聞かないと具体的なところは分かりません。 でも思うに、カンカン照りの日の太陽からの電磁波の方が強いんじゃ……。分かりませんけどね。 携帯電話と米軍の電波塔だけが際立って電磁波が強いということはありません。 テレビの電波塔や飛行機の管制塔だって電波を出していますが、これらは必要な到達範囲に合わせて出力が調整されています。 つまり、より遠くへ飛ばす必要のある電波ほど、出力が高くなります。 電波塔の出力の強さは、各会社に問い合わせればある程度は調べることができます。 ですが、上述のとおり高圧線の出力が実測しないと分かりませんので、比較することはできません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 太陽からも電磁波が出ているのですね。 参考にさせて頂きます。
お礼
返事が遅くなってしまいスミマセンでした。 大変勉強になりました。ありがとうございました。