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大判カメラとライカM4Pのもらったが、利用回数を増やすには?
先日、祖父からゼンザブロニカECとそのレンズ4本、ライカM4Pとそのレンズ4本を、「使わないのでお前にやる」と言って、譲ってくれました。 祖父は80歳近くになり、「今後、このカメラで撮影することはないので使う人間が使え!」と言ってくれましたが、自分もこのような高級カメラ(今の時代にはガラクタかな?)を使うには、カメラが趣味でもないのでなかなか利用するチャンスがありません。 せっかくいただいたものですので、上手に利用していきたいと思いますが、あの重たい機械を、どのように利用すればよいか、悩んでおります。 これらのカメラを借用して撮影したこともありますが、無難に撮影するだけで、機械の重たさとそこまでの質を追い求めないため、その後は利用したいと思ったことはありません。 写真撮影を趣味にすればよいのでしょうが、そのきっかけをどなたか教えていただけませんでしょうか。 また、これらカメラは何度も修理・点検に出しており、おそらく最高の状態で保管されているようで、今後その状態を保つ方法など、ご教授ください。
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nasubi10sanmaさん こんばんは ブロニカECもライカM4Pもどちらもメカニカルな機械式カメラなので、今後現状を保つのに一番良い方法は使う事です。カメラを含めた機械式の(今風の電子式ではない)機械は油を固めない事が一番の保存法でカメラの場合は、使わなくても最低1年間に数十カットのカラシャッターを切る(フィルムを入れないでシャッターを切る事)をして下さい。 それと常時使うのであれば良いのですが、色々な理由で使わないのであればレンズがカビてしまう可能性が有りますから、防湿庫に入れて保存すると良いでしょう。 まずブロニカECですが、6x6フォーマットのカメラで例えば風景写真みたいにじっくり撮影する対象に向いているカメラです。大型の三脚に据えて撮影すると、現行のカメラとは一味違う味わいの高画質な写真が撮れるカメラです。フィルムはブローニーと言われる大型のフィルムを使うカメラで、多くの町のカメラ店では販売して無いと思います。お祖父様に聞いてお近くではどこで売っているか確認して買われると良いと思います。例えばヨドバシカメラ等の大型店では常時在庫していますが・・・。 ライカM4Pですが、35mmフォーマットのカメラで、スナップに向いているカメラだと思います。私は、ライカだと今M6を使っていますがM6購入する時にM4PとM6とどちらを購入するか悩んだカメラです。フィルムはコンビにでもどこでも購入する事が出来る35mmフォーマット(一般的に普通のフィルムと言われています。)です。ライカ全てに言える事ですが、フィルムの装填方法が独特で、慣れないとなかなか入れ難いです。従ってコツ等はお祖父様に聞かれて慣れて下さい。このカメラは先程も言った通りスナップに向いているカメラですから、私の場合「○○市」(例えば 羽子板市・酉の市等)に行く時は 必ず携帯しているカメラです。 どちらのカメラも露出計が内蔵されていませんので、別売で単体の露出計を買われたらと思います。5000円~で購入可能です。それと、ガラクタと言わないで下さい。どちらのカメラも、現行のカメラとは一味も二味も違う味わいのある写真が撮れるカメラなんです。ブロニカECは良く解りませんが、ライカM4Pについてはまともに稼動する機種でレンズにもよりますが10万円では絶対に買えないカメラです。いずれにしても、愛着を持って使ってあげる事が一番の保存法だと思います。
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写真サークルに関してですが、ちゃんとした活動を行っている所はお役所の文化こうしん事業のサポートを受けていて、役所でサークルを把握しています。 ですから役所に問い合わせて、代表者の連絡先を聞いてから電話すればいいでしょう。 たいてい複数の写真サークルが地元にあるでしょうからいろいろ問い合わせて気に入った所を選ぶといいでしょう。 会員数20人位の所帯のサークルが一番いいです。 たいていは高齢者の会員が多いと思います。 高齢者はベテランぞろいなので写真の批評やライカなどの古い機材の使い勝手の指導などに長けていますが同年代が一人もいないとなんとなくさびしいのでその点もポイントです。 写真を人に見せる機会を増やす事が写真趣味を長続きさせるコツとだと思います。 ライカやブロニカは素人目にも綺麗に見える写真が簡単に取れるのでカメラをおもちゃにして何でもいいから写しては人に見てもらうといいでしょう
お礼
ありがとうございます。 写真サークルのことですが、このように探せば手がかりとなるのですね。 あと、「写真を人に見せるチャンスを増やす」とのことですが、よく近所の郵便局のロビーとか、お店の壁などに、きれいに撮影された写真を展示しておりますが、あのように写真を趣味にしている方々も、自分なりに心の満足を得るようなことを求めているのですね。 「自分で撮影したものを人に見せる。」には、一種の恥ずかしさを感じますが、少しやっていこうかなと感じました。 そのためには、撮影して人に見せれるものを選び、技術を磨かなくちゃなりませんね。 本当にありがとうございました。
ブロニカECは電子制御式のカメラです。 作動部分が機械式、制御部分が電気式のものです。 ファインダー部分を交換すればTTL-AEの「絞り優先カメラ」として使えます。 もしファインダーの左右に四角が出っ張っていれば、それがAEファインダーです。 レンズ等は旧S型・C型の機械制御式カメラとの互換性がありますが 現在の「価値」としては“良く言えば骨董”の部類です。 ですので中判(大判ではありません)カメラに興味がなければ 早めに手放して、必要な人に買い取ってもらうのが何よりの利用法です。 その場合でも、昔の電子制御カメラボディは殆ど買い手がないと思います。 逆にレンズや専用アクセサリーは、 モノと程度にもよりますがまだ欲しい人はたくさんいます。 ● ライカM4Pはライツ社がカナダに生産拠点を移した時代のカメラで (どこかに“Made in CANADA”と入っているはずです)、 私も持っていましたが、完成度の割には市場評価の低いカメラです。 ※僅かにドイツ生産品もあるようですが、こちらは希少です。 そういう意味で「M4」とは別物です。 こちらも、ボディにはあまり値段は付きませんが やはりレンズにはいい値段がつくものがあるかもしれません。 ● 誤解されてもいけませんので申し上げますが、 けっして“オークションで大儲け”などと言いたい訳ではありません。 カメラにとっての幸せとは、防湿庫で眠っているよりも 本来の用途に使ってもらう事だろうと思います。 そういう意味では、ご質問者が古いカメラに特別な興味が無いようでしたら 早めに処分して必要としている人の手元に渡すほうがいいと思います。 実際に、そんな昔のカメラで苦労して撮るよりも 使いやすい現代のカメラで撮るほうが結果はいいです。 両機ともに「仕事」や「趣味」で使うカメラであって 生活空間で使うには重すぎます(重量的な部分、精神的な部分の両面で)。 特に“使わなければ”という脅迫観念で扱っても、少しづつ使用回数は減っていきます。 「譲られたカメラ」だとか「値打ちのあるカメラ」という部分にこだわらなければ 「処分」も検討材料にされたほうがいいかと思います。 ただ、ライカレンズは中古カメラ店でも買い取ってもらえますが ブロニカレンズはオークションでないと売れないかもしれません。 ● 言い方を変えれば、「趣味」で使うにはいいカメラです。 欲しくても手に出来ない人がたくさんいるような部類のカメラです。 もしご質問者が少しでも写真の世界に興味があるようでしたら この先も持っていて無駄になるものではありません。
お礼
丁寧なアドバイス、ありがとうございます。 いろんな点、参考になりました。 よく言えば骨董品 強迫観念で使用しても使用回数は自然減 M4とM4Pの違い 譲られたカメラのコダワリについて こちらの心理として、心配に思っていることがすべて記述されたような気がします。 ただ、祖父が約30年ほど前だと思いますが、他に何も趣味を持たず、倹約をして、長い月賦で購入したもののようで、オークションで売却とは考えにくいのが心境です。 やはり、カメラを趣味とする方を選び、使用を考えたいきたいです。 でも、カメラを趣味とすると言っても・・・、の状態で、何を撮れば自分の心をわくわくさせるのか、ここが分からないのです。 家族を撮影するだけなら、持ち運びに不便すぎるし、自分の心に響かせる被写体をどれにしていくか。 こんな難しいこと考えずに、適当に何でも撮影すればいいだけですが。
お礼
ありがとうございます。 これらカメラは、決して自分なりにはガラクタとは思いませんが、なんせ、コンパクトカメラオンリーの私的には、使い勝手からどうしても敬遠しがちになります。 そこで、いかにメカニカル的現状維持と、このカメラの使用回数を増やすかが問題になってきます。 このカメラでないとダメというくらい好きになり、よく使うようになればしめたものですが、どのようにすれば、これらのカメラを好きになれるのでしょうか。 このカメラの良さを教えてくれるような、写真クラブなどは探せばあるのでしょうか。 カメラの防湿庫ですが、インターネットで3万円程度するようですが、購入を検討します。また、最低でも1月に数回はカメラのシャッターを切るようにはします。 丁寧なアドバイス本当にありがとうございます。
補足
ネットオークションでライカM4(M4Pではありませんが)の値段を見てびっくりしました。