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エグイ小説
エグイ女性が出ている小説は有りますか? 最近、島田荘司さんの「毒を売る女」山田悠介さんの「×ゲーム」を読んでかなり好みだったので、こういうエグイ女性キャラが出ている小説が在れば教えてください。 私はこれまで小説を読んでこなかったので、有名作家も知りません。マイナーでも何でも構いません。 上に挙げた2作品も全体のストーリーには不満は有りましたがキャラで読めました。なので、いわゆる「面白い」作品と言うより「エグイ女性が居る」作品が知りたいです。面白いに越したことは無いのですが、入り方としては好きな物からが良いと言われたので・・・お願いします。
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私自身がここで質問して教えていただいた作品ですが、大変面白かったのでオススメします。 ○有吉佐和子 『悪女について』 主人公である女性は一切語らず、彼女に係わった人たちの証言だけで綴られる小説です。 次第に主人公の怖ろしい正体が浮かび上がってきます。 この小説をオススメくださった方、ありがとうございました。まさに徹夜本でした。 ○五十嵐貴久 『リカ』 たしかドラマ化されたのでご存知かもしれませんが、小説はよりエグイと思います。 ○東野圭吾 『白夜行』 これに登場する女性もかなりエグイですね。 ○ルース・レンデル 『殺す人形』 『ロウフィールド館の惨劇』 レンデルの小説に出てくる女性は殆どエグイ…です。
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- otyamaru
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エグイの感覚が同じかどうかわかりませんが、インパクトのある女性がでているのが【聖家族のランチ】林真理子、【アイムソーリーママ】【OUT】桐野夏生、【鬼子母神】作家名は忘れてしまいましたスミマセン。安能何とかだったと思うのですが…でした。
- dollar
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同じく島田荘司のミステリー「アトポス」 吸血鬼のモデルとされている人物エリザベート・バートリーについて取りあげています。 遠藤周作「悪霊の午後」「真昼の悪魔」 この2作は同じ題材からできた小説で、ストーリーは似ています。どちらも悪女をテーマにした話です。
- JunYosh
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エグイ女性が出る、といえばこれが頭にうかびますね~ 岩井志麻子「ぼっけえ、きょうてえ」 全部で4つの短編からなる本ですが、全てエグイです。気が滅入ります。ただ、エグイだけでなく文学的にも興味深い作品なので、読んでも損することはありません。 ちなみにホラー小説大賞と山本周五郎賞をダブル受賞した力作です。角川ホラー文庫刊。
- nathuo
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こんばんは。 挙げられているお二人の作品を読んだ事がないので、 なんともいえませんが、とりあえず私の私見でよければ。 『姑獲鳥の夏』/京極夏彦 うぶめと読みます。小説をあまり読まない人でも、この夏映画化されたばかりなので(私は見てませんが)、ご存知かと思います。 姉妹が登場し、一方は被害者で肉体的にエグイ状態になっており、一方は精神的にエグイというか、かわいそうというか、ありえない事になっています。色んな意味でエグイ本だと思います。 これに限りませんが、京極夏彦さんの本は難しいです。長いし。普通の感覚を持っている人には理解できないかもしれません。それは、読解力とかの問題ではなく、世界観や倫理観の違いだと思います。ただし、ハマったら最後、なかなか抜けられません(笑) 超常現象や心霊現象ばかりを扱っていますが、結局全て合理的に解決しているという点において、怪奇小説ではなく、推理小説です。 『黒い家』/貴志 祐介 これも映画化されましたが、映画のほうは不評のようです。原作が凄いだけに。 エグイ中年主婦が出てきます。上記のものとの違いは、妖怪や怪奇現象のようなエグさではなく、かなり現実にありそうなエグさです。 ていうか、実際にこういう人います。ニュースなんかでよく見ます。民生委員が・・・とか、古くは、ホステスを・・・とか、そういう女性の心理を巧みに描写し、それに基づく常軌を逸した行動。とにかく、現実に起こりえる、いや、起こっている事件を扱っているので、リアルです。 狗神/板東眞砂子 これも映画化されていたと思います。 『姑獲鳥の夏』と似たようなテーマも扱っています。ただ、京極さんの本に比べると、テーマが一つに絞れますので、はるかに読みやすいです。 主人公は女性で、その人自身がエグイというか、あるきっかけによりエグい行動をとらざるを得なくなったて感じですかね。村を舞台にした、伝奇小説です。 とりあえず思い付くのはこの3つです。 あなたがどんなエグさを求めているか、いまいち掴めないので、作品の面白さを重視して選びました。3作品とも結構メジャーな作家・作品だと思いますので、書評やあらすじを紹介したサイトもあると思います。それらを参考に、ご自分にあったものをお選び下さい。
- dido
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ご要望にお答えして。 ● 『風と共に去りぬ』 マーガレット・ミッチェル http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%F7%A4%C8%B6%A6%A4%CB%B5%EE%A4%EA%A4%CC の、 スカーレット・オハラ。 彼女に勝る“エグイ”女性は めったにいないでしょう。 ● 『則天武后』 津本 陽 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4877288651.html 待った! ..いくらでも いました。 それも 実在の人物で★ 中国唯一の女帝, 惨酷さも随一。 ● 『ルネッサンスの女たち』 塩野 七生 http://changemylife.jp/modules/amazon/index.php/books/action=p/asin=4106465027 この時代は, 悪女であっても 生き生きとして 魅力的。 ...書名を挙げていくと キリがないので 実在の “エグイ”女性たちをご紹介します。 気になる女性がいたら 読んでみて下さい。 『事実は小説より奇なり』 です! 【中国】 ・西太后 ・呂后 ・江青(毛沢東夫人) 【日本】 ・持統女帝 ・藤原薬子 ・北条政子 ・日野富子 ・淀殿 ・春日局 【欧州】 ・カトリーヌ・ド・メディシス ・エルゼベート・バートリ(『血』の伯爵夫人) ・エリザベスI世 ・メアリ・スチュアート ・エカテリーナI世 ・ブランヴィリエ公爵夫人(毒殺魔) ・マリー・アントワネット ・ココ・シャネル
- duckcall
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島田荘司さんも山田悠介さんの小説を読んでいないので「エグイ」の意味が分かりません。「胸がえぐれている」のえぐれならわかるのですが。
お礼
返事が遅れてすみません。 皆さんがお勧めしてくれた作品を読んでから、返そうと思っていたので、その上読むのが遅いもので… 「悪女について」を読み終わりました。 凄く面白かったです。 エンターテイメント性が在り、非常に読みやすかったです。 いい作品に出会えたなぁといういい気分になりました。 今回はありがとうございました。