マンションの湿気,カビをひどくする大きな原因は外壁,床の断熱性能が低いためです。
もちろん,通気性とも密接な関係がありますが,賃貸マンション等ではとくに断熱仕様が低く設定されているため,結露による湿気・カビがひどくなる傾向にあります。
したがって,冬場日当たりの良くない外壁があるとそこが冷え込んで湿気を呼びます。
また,最上階は天井床が,最下階は床(下)が冷え込むため,結露を引き起こし易くなります。
隣家との戸境壁は外壁ほど冷え込まず,結露はおきにくい場所です。
日当たりが良くなくとも,ベランダなどガラス窓等であれば,通気もとれますし,普通はモノも置かず,ふき取りでなんとかなることもあります。
賃貸マンションなどで,湿気,カビを気にされるなら,概ねつぎのポイントを見ておくと良いと思います。
1.外気に直接面した壁がどこにあるか。
全面ガラス戸は結露しますが,通気をとるか,ふき取りでなんとかなります。タンス等を置くことも無いので,カビがくるのはカーテンくらいでしょう。
2.水場(キッチン,トイレ,バスユニット)の換気
ほとんどは日当たりの良くない1画に寄せて配置されていることでしょう。ある程度やむを得ませんが,強制換気が効くことだけは確認を。
3.自然通風の良さ
窓からの風が隅々まで行き渡るプラン(配置)は,湿気だまりが生じにくく,衛生的です。
駄目押しですが....
日当たりの良い角部屋といえども,外気に面する限り冬場には冷え込みます。窓の無い壁にはタンス,ベッド等を寄せることが多いのですが,外壁に面した壁は結露し易い⇒カビがくる ことを頭に入れておいてください。
PSは,上下水管,電気系配線を束ねて下へ送る閉鎖された空間で,一般的にはそこから湿気が部屋内へくることはありません。
お礼
回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。