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注文住宅を建てるに当たって。
注文住宅を建てるに当たって「やっておきたい事!」があります。 それは「防音」と「快適」です。 防音は完璧な防音を目指してる訳ではありません。 結構いいよ!のレベルでいいのです。そこで今頼んでいるのは 1.防音シート(外壁4方向) 2.デュオPG(ペアガラス) だけなのですがこれだけで「結構いいよ!」の防音は成せるのでしょうか? 「快適」は冬は暖かく夏は涼しい!ってのがいいのですが(そんなの出来ませんか?><)壁に断熱材?しか入ってません・・・快適の素材はわかりませんので>< これ以外での素材で「防音&快適」でどなたか良い知恵をお持ちの方々どうかアドバイスの程を宜しくお願い致します。
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若い頃からずっと音楽演奏を趣味にしている建築士・建築業者です。 「快適」は人によって期待度・満足度が違うので何とも正解にたどり着きにくいものがありますが、おおまかに言えば、冬暖かく夏涼しいを目指すのであればキーワードは 「断熱材の性能」「その断熱材の施工精度(これ重要)」「風通しの良い間取り(その土地の季節による風向きを知る事・どの部屋にも前述の土地特有の風に対する入り口と出口を設ける事)」「家の気密性能」あたりを押さえると良いでしょう。 しかしメーカーに踊らされてはいけません。ある程度はその季節に馴染むというか添うというか、そんな気持ちが必要でしょう。自然を拒絶する暮らし方が良いのかどうかは建つ場所から来る必然と発注者の人生観・自然観によって決めるものではないでしょうか。一歩下がってご家族とも話し合われて、ご家族に本当に必要なグレードは何かの戦略を立てて下さい。 防音について、これもメーカーに踊らされない賢さが必要です。 「結構いいよ」という言葉から想像される要求レベルが見えず、そこで何をされるのかが解りませんが、一般的に言えば室防音の要件は「遮音」です。「遮音」とは室の気密性と全くイコールではありません。 音を遮るには「質量」と「気密」の双方が満足されなければなりません。 気密は比較的安価に(程度問題ですが)出来るのですが、「質量」を天井・壁・開口部・床に持ち込もうとすると高額になります。そこでそれを救う道があります。「空気の壁」です。 例えば隣室との境に納戸を作ってやると納戸の密閉空気(厳密な意味の密閉である必要はありません)が立派な遮音材になります。遮音壁もメーカーが用意しているものは高額だと思いますが、「互い違い間柱」という工法で作れば少し壁厚が増しますがそれで十分です。但し内壁のプラスターボードは芋目地にならないように気をつけながら二重張りにします。(気密性のため)天井もその上に二階が乗るのなら出来れば二重天井にします。一度9ミリベニアなどで天井を気の緩みなくしっかり作り、そこから更に天井吊木を施工して通常の内装仕上げ天井にします。大事な事ですが、その意味を知らないで施工すると無用の長物になってしまいます。 今申し上げたのは全て通常の部材だけを使います。 建具はペアガラスを最低限のグレードとしますが、それでは「気持ちだけ静かかな」程度でしょう。お奨めは二重サッシ、最良の施工は通常のサッシを少し離して(例えば廊下を介して)ダブルで施工する事です。 間違っても断熱材のたぐいを防音効果があると信じない事です。遮音構造で囲まれた音響空間のバランスを調整する為のものですから、質量のある遮音材と合わせて使わなければ何の意味もありません。 長い文章になってしまいました。要は音の伝わり方の理屈を知った建築士に依頼出来ればそれが一番良い道ですが、そうでなければご自分で研究される事をお奨めします。ポイントをもう一度書きますと 1)間取りの工夫 2)「質量」と「気密」どちらも必要 3)「空気」をはさむと良い 番外)施工者にその意味をしっかり伝えないと一生懸命やりながら見当違いで無意味な事をしてしまう。 以上、これは私の自宅音楽室を設計し施工させた経験に基づくものです。私の家もメーカー製の防音資材は使っていません。 最後に、ご自分の要求レベルはどこにあるのかを決め、それを受注者にしっかり伝えなければ無用に高レベルになったり不満ばかり残る結果になりやすいです。 一言で言えば一般的な施工者にとって防音工事は難題です。ご自分で指示するのでなければメーカーの用意する品物に頼って施工しようとする施工者を責めることは難しいかもしれません。 熱意と研究心のある工務店であることをお祈りします。
- ipa222
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音を遮断するには、1に気密、2に重いもので遮断 です。 音の発生源があるなら、そちらに換気扇をつけないなどの配慮も必要です。 防音シートは鉛シートなら多少違います。 断熱すればそれなりの効果がありますが、快適というのはもっと空間や素材などの要因も大きいと思いますので、設計が重要となるでしょうね。
土地の事についての記述がありませんが、、、 そこは静かな処なのですか? 1.防音シートの前に、気密性を重視した、高気密・高断熱の家を選びましょう。 2.PGでは、気密性は得られますが、遮音性能はほぼありません。中が真空だからです。遮音性を気にするのなら、二重サッシにするか、樹脂サッシを用いてください。 上記の処理で、相当な金額の上乗せになるでしょう。 ですから、「土地」が何処にあるかの方が重要でしょう。廻りが静かなら、遮音性はいらないでしょう。 現在、高気密・高断熱で唄っているメーカーでしたら、結構「快適な家」を造っていただけるでしょう。また、遮音性、断熱性に間取りや開口部のデザインも大きく影響してきますので、良く相談されると良いでしょう。
お礼
お知恵ありがとうございます。 土地ですがそこそこ車通りのある道の横で角地です。 気密性重視で高気密・高断熱ですね! 1度相談して内容を理解し決めて行きたいと思います。 ありがとうでした^^