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感熱紙にセロハンテープを貼ると字が消えるのは何故?
このカテでよいのか分かりませんが、化学反応だと思うので質問します。感熱紙に印刷させた字の上にセロハンテープを貼ると、1日くらいたつと黒い字が消えていました。何故ですか? セロハンテープの接着剤のどんな成分が感熱紙の成分と反応するのでしょうか?
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ご質問のような現象は初耳です。 必ずしも、自信はないのですが、一応の説明を試みます。 まず、感熱紙の発色の原理ですが、熱によって酸を含む微少な粒が破壊されて、中の酸が出てきます。 そうすると、その酸の影響で、まわりにある「色のもと」(と参考リンクの説明では書かれています)が黒く変色します。 つまり、酸によって黒くなり、中性やアルカリ性では無色の「色のもと」があらかじめ紙に塗られているのです。 参考リンクによりますと、この色のもとは、アルコールに浸けると簡単に溶けてしまいます。そうすると、それまで黒かった色のもとでも無色になってしまいます。 その理由は、大雑把に言うと、酸の作用がアルコールによって弱められ、無色の状態に変化することによるものです。 黒く発色した字の上に、セロハンテープを貼り付けると、セロテープの粘着剤に黒くなった「色のもと」が溶けてしまうのでしょう。 そうすると、この粘着剤に溶けた「色のもと」が、アルコールに溶けたときと同じように無色になってしまったのではないでしょうか。 粘着剤だけではなく、もしかするとセロハンも関与しているかもしれません。セロハンの成分は化学的にはエタノールと類似している面もあります。 もしも、この考えが正しければ、セロハンテープの粘着剤に「色のもと」が溶けているはずですから、これに酸をかければ黒くなると思います。 ・・・黒くならないようなら、この考えは間違っているということかもしれませんが・・・
お礼
なるほど。いろいろ実験してみます。 お忙しいところ、ありがとうございました。