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「Shimbun」という表記

「朝日新聞」「読売新聞」は英語表記でそれぞれ「The Asahi Shimbun」「The Yomiuri Shimbun」となりますが、何故「Shinbun」ではなく「Shimbun」(一つ目の「n」が「m」)なのでしょうか? 回答をお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

 音声学的には日本語の「ン」には4通りの音があると言われています。マ行の m, バ行の b, パ行の p という子音を発音するときには唇がくっつきますね。このような子音の前に「ン」を発音するときには,n という「ン」よりも,同じように唇をくっつけた m の方が発音しやすいため,m と発音しているのです。したがって,「なんば」は Namba 「散歩」は sampo が正確なローマ字の書き方だとされています。一般的には知らない人が多いので,守られていないケースが多いですが。

kysango
質問者

お礼

そういった事情があったんですね。知りませんでした。自分の「なんば」は「Nanba」、「散歩」は「sanpo」だと思っていました。ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

既出の回答の通り、ヘボン式ローマ字で表記しているからだと思います。 日本式や訓令式では、Sinbun ですね。 ヘボン式ローマ字はアメリカ人のヘボンさんが英語に近い発音になるように考えたものです。 だから、英語以外の言語では正しく発音できません。 ISO(国際標準化機構)では訓令式(厳密翻字は日本式)をISO3602として承認しています。

kysango
質問者

お礼

>ヘボン式ローマ字はアメリカ人のヘボンさんが英語に近い発音になるように考えたものです。 知りませんでした。勉強になります。 国際規格にまでなっているんですね、知りませんでした。 ご回答ありがとうございました。

  • Solitivs
  • ベストアンサー率63% (135/214)
回答No.3

英語の正書法に、「両唇破裂音(p, b, m)の前の“n”の音は“m”と綴る」という規則があるからではないでしょうか。#1さんのおっしゃるように、純ヘボン式の表記はこのルールですね。東京メトロの駅名標のローマ字表記も純ヘボン式だったと思います。 チャールズ・M・シュルツの『ピーナッツ』、邦題『スヌーピーとチャーリー・ブラウン』で、チャーリー・ブラウンが学校のスペリングコンテスト(こんなのがあるんですね)の前に綴り方の規則をおさらいする場面がありました。その中に「……p、b、mの前のnはm……」というのがあったことを覚えています。

kysango
質問者

お礼

「両唇破裂音(p, b, m)の前の“n”の音は“m”と綴る」という規則は知りませんでした。勉強になりました。ご回答ありがとうございました。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.2

以前に同じ質問が出ていますが、解決はしていないようです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1219467 (1)パスポート用のヘボン式ローマ字 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/hebon/ (2)道路標識用のヘボン式ローマ字 http://www.kictec.co.jp/inpaku/iken%20keikai/syasin/hebon/romaji.htm (3)内閣訓令第1号(第1表が訓令式、第2表がヘボン式) http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000003935&clc=1000000068 ※「そえがき」を参照。 (1)のルールでは、b,p,mの前の「ん」はmになりますが、(2)(3)ではnになります。 Shimbunと書く社が多いようなので、そういう流儀をえらんでいるのかもしれません。

kysango
質問者

お礼

既出でしたか、失礼しました。URLまで引っ張ってきていただいてありがとうございます。流儀として「Shimbun」が残っているというのもあるのですね。ご回答ありがとうございました。

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