最近読んだネットの記事です。下記は読売グループ会長のナベツネ氏について書かれた記事を一部抜粋したものです。他にも朝日の事やインターネットについてなどのメディアについても書かれているので、参考にされてみてはどうでしょうか。
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なぜそうなったのか、渡辺はこの対談で次のように説明している。
1つは、自分自身の戦争体験である。渡辺の戦争体験は、2等兵で奴隷のように酷使されたことくらいしかないが、同世代の若者が特攻隊にとられて、強制自爆をさせられた。
「僕は戦時中、こんなことを国がやるということは許せないと、本当に思っていた。それも天皇の名の下にでしょう」「僕は戦争時代から本当に反戦を主張してきました。先の戦争で、何百万人もの人々が天皇の名の下で殺された」「戦時中の体験もあって、そういうことを命令した軍の首脳、それを見逃した政治家、そういう連中に対する憎しみがいまだに消えないですよ」
こういう思いがもともと根底にあったから、しばらく前から靖国神社近くに引越して、よく靖国神社周辺を散歩するようになった。靖国神社をよく知るにつけ、靖国神社はその存在自体がよくないと思うようになった。
「靖国神社本殿の脇にある、あの遊就館がおかしい。あれは軍国主義礼賛の施設で、中を見てきた子供が、『日本はこの戦争に勝ったんだね』と言うんだな。軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい」
だから小泉首相が、総理になったら、必ず8月15日に参拝するといっていたのに対して、自ら電話して、「反対だ」といい、「15日に行っちゃいかん。行くなら13日に行きなさい」と止めたのだという。小泉首相がその忠告通り、13日に参拝したことはよく知られる通りだ。
「A級戦犯がぬれぎぬだとか言っている宮司のいるところに、首相が行って、この間は昇殿しなかったからまだいいけれども、昇殿して、記帳して、おはらいを受けるなんてことをやっていると、『A級戦犯ぬれぎぬ論』が若い国民の間に広がってしまう恐れがある。そして遊就館を見れば、『勝った戦争を指揮したのは東条だ』なんていう錯覚を起こす危険がある」
読売新聞の戦犯追及キャンペーンの意味
そういう危険を感じはじめたので、読売は、あの戦争の責任者を、日本人自らの手で明らかにするというキャンペーンを昨年8月13日からはじめた。
これを1年かけてやり、今年の8月15日までに、当時の軍、政治の首脳の中で、誰がいちばん悪かったのか、誰ぐらいまでは許せるが、誰あたりから許しがたいかを明らかにしたいという。
そして、このようなキャンペーンは、靖国問題の解決にも役立つだろうという。
「中国や韓国が首相参拝に反発しているからやめよというのはよくないと思う。日本人が外国人を殺したのは悪いけれども、日本国民自身も何百万人も殺されている。今、靖国神社に祀られている多くの人は被害者です。やはり、殺した人間と被害者を区別しなければいかん。それから、加害者の方の責任の軽重をきちんと問うべきだ。歴史的にそれをはっきり検証して、『我々はこう考える』と言ってから、中国や韓国にもどういう迷惑をかけていたのかという問題が出てくるのだ。やっぱり彼らが納得するような我々の反省というものが絶対に必要だ」
渡辺読売グループ会長は、こういう考えなのだ。
上記は読売グループ会長のナベツネ氏について書かれた記事です。
お礼
ご返信ありがとうございます。 記者になるにしても、教育分野での記者になりたいと 思っていて、それだったらどの新聞が強いのかなあ、 と今回の疑問は始まりました。 でもやっぱりお給料も大事ですよね。悩みます。 読売と朝日、今年は同じ日に試験みたいです。。