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茎頂培養キット
苺の出来が悪いのはウイルスに罹っているからだと教えられました。茎頂培養すれば良いとのこと、ならば茎頂培養するためのキットをどこかできっと販売しているはず。 苗を買ったほうが安上がり、とアドバイスが聞こえて来そうですが、敢えて教えてください。
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edogawaranpoさんが書かれたようにメリクロンを行なう為の設備は相当な費用が必要です。 大きく分けると 1.生長点を切出す時の無菌に近い作業環境(設備、器具)、技術。 2.振盪機。 3.培養する為の空調の効いた部屋または設備。 4.培養地と培養液の各種ノウハウ。 5.順調にできた時のウイルスフリーである検証技術や器材。 6.その後の親苗にする為のウイルス被害を防ぐ圃場(寒冷紗張りのハウスなど) これらの事から正式な物であれば1と2だけで100万円位かかりますし、実験的にするにして、 簡易的な器具であってもすぐに万円単位の費用となります。 その上、正式なものであればランニングコストでもおそらく割が合わないと思います。 4については標準的な「素」やラン用の物が販売されていますが、実際に増殖率の良い物やトラブルの少ない 物は各自で改良しているので、それらは最高機密になり、その情報でさえも入手できるか疑問です。 参考URLは茨城県ですが、これらはウイルスフリー(VF)苗を6のような所で増やしてランナーを 農家に渡し、農家は親苗として使いランナーを採ってそれを実際のイチゴを獲る苗にします。 これらが安いのは経済的な普及効果を考慮して、利益を抑えて公営でされています。 民間では http://www.miyosi.co.jp/index.html http://www.miyosi.co.jp/vegetable/strawberry/index.html 花卉、野菜、果樹などの改良をしていて、それらの遺伝子情報などの流失などを防ぐなどの目的などで あればお金をかけるべきかもしれませんが? またtaka113さんが書かれたように、無菌環境にするのはなかなか難しく、ウイルス以前にカビやその他 雑菌が簡単に出てしまうし、細菌培養などと違って期間が長く1ヶ月単位となりますので、1度上手くいっても、 更に増やす時にも同様の失敗する確率があるので、あまりにもリスクが大きすぎます。 苗の入手方法では、近くの農業改良普及所、農協、県の園芸試験場などに聞かれれば品種や価格がわかります。 今の時期であれば残り苗があるかもしれない。
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- ramurame
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参考URLで茎頂培養している写真をご覧になれると思います。 必要な装置・備品等は、 クリーンベンチ(卓上タイプで50万円前後、本格的なものなら100万円オーバー) 実体顕微鏡(安いものでも6万円くらい?) 培養棚(大きさにもよると思いますが30万円くらい。) 恒温器(?円。恒温なら、清潔な室内でも差し支えないですが、一般家庭ではまず無理でしょう) その他、試験管、植物成長調節物質(いわゆる、植物ホルモン)、培地等々の消耗品が必要になります。 高校とか大学の学生実験でもやっているくらいですから、 手順さえ覚えれば誰にでも出来ると思いますが、 個人的に設備を揃えるのは、無理があると思います。
無菌室を用意したり.しとうきを用意したり.私の月給が3万円ほどの頃で30-100万円ほど必要であり.あきらめました。 無菌室が用意できれば.細菌培養の道具一式を買い揃えるだけです。 カタロクを眺めた範囲では消して高いもの(数100万は必要でしょうが)ではありません。理化学器材販売店を電話帳でかざしてみてください。
- taka113
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メリクロン(無菌培養)苗を買ってはいかがでしょう。無菌培養はとても素人にできる作業ではなく、簡単にできるようなキットとかそういった物は見かけません。
お礼
難しさの程度がなんとなく理解できました。 私のとるべき道も教えていただきましたし、 これ以上は恥を曝すようなので、早々に〆切に致します。 皆様のアドバイスに対して、この場を借りてお礼致します。