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旧日本軍の慰安所で働いていた女性について
旧日本軍の慰安所で働いていた女性達について質問です。 自ら希望して慰安所で働いた女性はどのくらいいたのか、また、明日には命を落とすかもしれない 兵隊達とどのような交流があったのかを知りたいと思っています。 これらを知るための、本や映画、資料(WEBでも)等をご存じでしたら、教えてください。
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慰安婦が出てくる映画で有名なのは 「独立愚連隊」監督:岡本喜八/佐藤允・雪村いづみ http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=7352 「独立愚連隊西へ」監督:岡本喜八/加山雄三・佐藤允・フランキー堺 http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=7351 でしょう。 中国戦線を舞台とした映画で日本人と朝鮮人(と思われる)の慰安婦が出てきます。 戦争アクションを売りにした映画ですが、慰安婦がかなりの比重で出てきます。(なのでドラマ的な誇張はあると思います) 戦争が終わって14~15年後に封切られた映画ですので、当時の多くの観客にとって慰安婦は「歴史」ではなく「記憶」であったはずです。先にも言いましたが、ドラマ的な誇張を排除した上でならば、今の正しい歴史認識によるフィルターのかかっていない当時の日本人のナマの慰安婦への認識を知ることができると思います。
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- yon-dono
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雑誌「正論」の2005年1月号に小野田さんが執筆された「私の見た従軍慰安婦の正体」をお読みください。
お礼
ありがとうございます。 小野田寛郎氏が書かれたこの文章は、私は下記URLにて読んでおりました。 http://www4.airnet.ne.jp/kawamura/enigma/ 小野田氏が見た慰安所は、数多あるうちの一部に過ぎないとは思いますが、当時の 様子を知るとても貴重な証言ですね。 慰安所の話となると、全てが性の奴隷とされ人間扱いされなかったかのような話が 飛び交い、「某大臣が認めて謝罪したじゃないか」とか、韓国に修学旅行に連れて行き 高校生達に土下座させるとか、おかしな話ばかりが目に付くのが何ともやり切れません。 戦時下は平時から見れば異常な状況であり、不届きな輩にひどい目にあった女性も 少なからずいたであろうことは想像できます。また、その被害にあった女性には想像を 絶するような苦しみもあったことと思います。それを日本軍や国のせい、ましてや日本人 全体の犯罪のように取り上げる人達は何とかして欲しいものですね。
補足
すみません、お礼の欄で書いたURLが不十分でした。 下記に訂正いたします。 http://www4.airnet.ne.jp/kawamura/enigma/onoda_ianhunoshoutai.html
- chidori_ko
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秦 郁彦『慰安婦と戦場の性』 新潮選書 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106005654/ とかどうでしょう。見解はさておき、戦時中の写真や記事などを使って、東南アジアからの方々や戦後のRAAなども含めて資料が整理されています。
お礼
amazonは私も検索していたのですが、検索の仕方が下手だったのか、この本 は見つけられていませんでした。 目次を見ると、私が知りたいと思っていることも書かれているようです。 是非入手して読んでみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
おっしゃるとおり、ドラマや映画、特に戦争をテーマにした物は制作者の イデオロギーが視聴者の感動を呼ぶ形で入り込んでくるので、注意が必要だと 思っています。ただ、この映画は制作時期が例の朝日新聞のキャンペーンや吉田清治氏の 著作以前のものであるということだけでも、一見する価値はあると思いました。 戦時中の性暴力の犠牲という面だけで語られる、そこで働いていた女性は全員が被害者、 慰安所に行った兵隊は全員犯罪者といわんばかりの「従軍慰安婦(?)問題」にふとした疑問を 抱いたためこのような質問をさせていただきました。 もちろん悪質な業者やがいて、悲惨な目にあった女性も少なくはないと思いますが、考えて 見ればそれは現代社会でも現在進行形で存在する問題でもあるといえる思います。 それだけでなく、明日の生死もわからぬ兵隊とそれを支えた女性達と言う側面も、もしかした らあったのではないかと思っています。 自らすすんで証言する類の話ではないので表に出ることは少ないでしょうが、なにか当時の 事実を伝える物があれば知りたいと思っています。 ありがとうございました。