- ベストアンサー
電磁誘導 (発展問題)
鉛直下向きで磁束密度がBの一様な磁界の中に、二本の長い導体レールを平行を保って水平から角度θに固定する。レールの間隔はLで、その上に導体棒を置く。レールの上端には、抵抗Rの抵抗が接続されている。抵抗以外の電気抵抗、および導体棒とレールとの間の摩擦は無視できるとする。 (問)導体棒の速さVを求めよ。 ってのが 一般的な問題だと思うんですが、先生より抵抗RではなくてコイルLを入れた場合はどうなるか?という問題が出されました。2,3年前に出されてその当時には解けないといわれたんですが、2,3年たったいまでも 解けません…汗。結局どうなるんでしょうか?教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
わかりにくい書き方をして、すみません。 No1で回答したLはすべて、導体棒の長さのつもりです。(1)と(2)を連立させれば、簡単にVが求められます。(一階の微分方程式です。) 抵抗の代わりにコイルを入れた場合には(1)のRIの代わりに LcdI/dtを使えばよいわけです。ただ、この場合は計算してみればわかることですが、二階の微分方程式を解くことになります。計算が多少長くなるかも知れません。積分定数がでてきたら、初期条件を代入しておきましょう。t=0のときV=0とすれば、簡単になります。 試してみてください。 この問題は、たいへん面白い問題だと思います。ありがとうございました。
その他の回答 (3)
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
電気を学んだのが遠い昔で自信はありませんが、多少のヒントにでもなれば。 1.まず抵抗の場合、パラメータが1つ足りないと思います。 導体棒の重量です。 導体棒の失う位置エネルギーと抵抗の消費するエネルギーが バランスする速度で落ちて行きます。 これ以上は省略します。 2.これはかなり難しそうですね。 これも導体棒の失うエネルギーとコイルの蓄積するエネルギーの 時間微分が等しいという条件になるでしょう。 コイルの蓄積する磁気エネルギーはLI^2/2ですから、この微分が必要です。 ところがこれだけでは解けないようです。 Iを規制するものが無いからです。 あとはコイルの逆起電力-L×dI/dtと導体棒の発生する起電力が 等しいという条件で電流が制限できて解けそうです。 結局2つの微分式を連立させる必要がありそうですね。 このあたりが私の限界です。失礼しました。
- ojisan7
- ベストアンサー率47% (489/1029)
あっ、すみません。コイルを入れることを忘れていました。この場合は、RIのかわりにLdI/dtを使えばよいと思います。 (平行棒の距離LとコイルのインダクタンスLは違う記号にしたほうが良いと思います。) がんばってください。
- ojisan7
- ベストアンサー率47% (489/1029)
位置関係がイメージしにくいですが、読んだ範囲ではそんなに複雑な問題のようには思えません。 ☆考え方 導体棒の動いた距離をdxとすると、磁束の変化は、BLdx となり、起電力は、BLdx/dtとなります。この、起電力で、抵抗に電流が流れます。流れる電流をIとすると、 (1) BLdx/dt=RI となります。 次に導体棒にかかる力を考えます。導体棒には、重力と、平行棒からの垂直抗力、そして、ローレンツの力が加わります。導体棒の線密度をσとすると、 (2) σLd^2x/dt^2=σg*sinθ-BIL となります。あとは、(1)と(2)を連立させればよいとおもいます。(ここで、dx/dt=Vとしておいたほうが式は簡単だと思います。) このあとは、自分でよく考えてください。
補足
回答ありがとうございます。だいぶイメージがわきました。レールの幅がLでコイルがLでわかりにくくなっていましました、棒に質量を与えれば簡単になりますね、(2)式の面密度ρ×LのLはレール幅のLですよね?だったらそこを質量mとおけばma=Fの左辺として納得がいきました。それともLはコイルのインダクタンスのLですか?コイルのインダクタンスはLcとおくとどうなるんでしょうか?(2)m*d^2x/dt^2=m*g*sinθ-BILc となりますか?