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大学院試験
自分は某国立大工学部出身で、現在2回生ですが、再来年に旧帝大の理学系の院にいきたいと思っていて、 公開される問題などを見てみると歯が立ちそうでたたない問題が多いです. 具体的には、数学関係の研究室で、整数論を研究したいと思っておりますが、 数学科の授業状況を覗いてみると一年次で(実数存在の何かを)セミナーやってたりして正直結構驚きました. でも、此方としてもその程度で絶望的にならず、起爆剤として受け止め、 日々躍起になって数学の基礎作りに励んでいます. このような現状ですけど、このままの状態を維持すれば何らの理学院には合格できる可能性はあるでしょうか? 調べてみると、理学部から工学研究室にいったていう例は幾つか見られるのですが、 逆はあまりないようですので不安になって質問させていただきました.
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(1)研究室を訪問した際に、明確な研究の目標と研究室を志望する動機、進路の大まかなイメージを印象良く伝えられること (2)学部時代の成績はほとんど『優』であること (3)大学院入試で、希望の研究室の4年生よりも高得点をとること (4)希望の研究室が、外部からの院生を受け入れてきている実績があること 以上(1)~(4)をクリアすれば、たいていの外部の大学院に入学することは可能です。 (1)に関しては、専門誌を読むなり学会誌を読むなりしながら、自分が大学院でどういった研究をやりたいか(だいたいじゃなくて具体的に。)というイメージを作り上げ、できれば文章にまとめあげておきたいところです。 また、自分が研究をやる上で、どうしてその研究室を希望するのか?という動機づけも教授をなっとくさせられる程度に固めておく必要があるでしょう。 (2)に関しては、今以上にテストの準備をして、特に過去問の収集などには手を抜かないこと。 (3)に関しては、できれば今の段階から過去問とその解答を集め(解答は院生が持っている場合が多い。)、対策を練りたいところですね。 (4)が一番重要です。 あなたがどんなに優秀でも、教授に学生を取る気がなければ絶対に研究室には入れません。 ここのところの情報収集には一番力を入れておく必要があるでしょう。
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某工業大学の学生です。 結論から言うと進学する事は可能です。 僕の知っている先輩方で数学の大学院に進学する人は例年二人ほどいるからです。 ただ、その人たちは少なくとも週1回は数学の先生にセミナーをしてもらってました。 なので、本当に理学研究科数学専攻に進みたいと思っていられているのでしたら、数学の先生に相談して、セミナーをする事が一番だと思います。僕もセミナーをやっているのですが、これは独学とは比べ物にはならないくらい力がつきます。具体的に言うと、まず先生方の前で喋るので、相当な準備が必要です。また、ソクラテスではないですが、先生の意外な質問で、自分が分かってない事が分かるようになります。プレゼン能力もつきますし、いい事だらけです。 僕もleibnizさん(素晴らしい名前!)みたく、初めはセミナーにビックリしてましたが、何回かやっていくうちに楽しくなってきます。ぜひセミナーやる事をお勧めします。頑張ってください。
お礼
回答有難うございます. やっぱりセミナーは、自学では身に付かないものが身に付きますよね. 自学での限界をセミナー等の補助的な学習で跳躍し、さらにまた、行き詰まりを感じたときは、より深みのある独学を重ねっていう繰り返しですかね.
- rabbit_cat
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工学部→理学部もなくはないです。工学部では、数学の厳密な議論をやらないですし、突然天下り式に経験式が降ってきたり、安全率とかいう得体の知れない数字をかけたりと、やってられないと思う人もいますね。 整数論ですか。また、一番大変なところを目指しますね。いいんではないでしょうか。 独学だと、やはり大変というか気力が続かないんで他学部聴講の形で数学科の授業をできるだけ取るといいと思います。 大学院は、あと2年もあるんで、十分可能だとは思います。「2回生」って表現をみると京大志望だったりしますか?京大は大学院試験もけっこう難しいことで有名だったりしますね。。 最近は、工学の常識をもった数学ができる人は、けっこうひっぱりだこですのでがんばって下さい。
お礼
レス有難うございます. 丁度理学部数学科の科目に興味があったので、幾らか取る事にして、知識を蓄積していきたいと思います. それと、京大は最も入り難いことで有名な所なのであんまり念頭にはありません.
お礼
回答者さん、詳細に書いて下さり誠に有難うございます. (1)に関しては、日ごろ専門誌を読んでいるのでそれなりの数学的概念というものは多少なりとも掴んではいるとは思うのですが、 自分が本当に研究したいと思っている整数論の何を具体的にやりたいのかを言われると確かに行き詰ってしまうところもあります. こういうことからも、日ごろその様な事に意識し、自分の考えが纏められるよう、努力を積み重ねたいと思います. (2)については、ほぼ優以上は取れてるので大丈夫だと思いますが、余念のないように最大限の注意を払いたいと思います. (3)ですが、相当な努力が必要であると実感しておりますが、数学が好きであるということは誰にも負けないくらいであると自負してる位の愛好者であるので、 気合を入れて入念に対策しておきたいと思います. (4)が一番重要だとありますが、確かに自分もそう感しじていましたので、 大学院案内という本でそうった情報が記載されてますので、漏れのないよう意識してみておくつもりです.