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配筋補強の要らない床貫通スリーブの最大サイズ及び根拠
新築の鉄筋コンクリート作りの建物で、配線用に床(厚さ400から500mm)に貫通穴を設けたいのですが、配筋の補強等をしたくないので、補強しないで済む最大のサイズと、その法(建築基準法?)的根拠あるいは、何かの基準、指針等を確認したいのですが、教えてください。当方 電気技術者で、建築、土木関係は、ほとんど知識がありません。よろしくお願いします。
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素人さんぽい質問なので間違った認識の部分を指摘すると、どの本をお読みになったか知りませんが、「100mm未満であれば、配筋補強を考えなくてよい」が万事において通用するわけではありません。100mm未満でも補強が必要になることはあります。お造りになる建物の設計図書をよく読んで適切な工事を行なって下さい。 ちなみに、一般的な用途の一般的な規模、構造の建物であれば、概ねスラブ配筋はD10又はD13を200mmのピッチで配筋するので、No.1さんの回答にもあるようにスラブの鉄筋から被り厚さ分(片側30mm~40mm程度)を確保して更に施工誤差なども勘案すると100mm以内の径の開口であれば鉄筋などに影響を与えず、コンクリートの欠損としても軽微なため、仮に構造計算を行なったとしても今ある鉄筋だけでもってしまう事が多くなり、よってもって開口補強はしなくても良いとされていたりします。実際に、わが社の構造の基準図でも直径100mm以下の開口は補強不要としていますが、それもこれも床の構造設計時にそういった開口が開いても大丈夫なように設計をする事になっているからです。 また、古からの慣習で100Φ以下は補強不要というのもありますが、恐らく上記のような理由により影響が極めて小さいと判断できる場合が多いのがそのいわれの元だと思います。 法的根拠たるものはこれまでには見たことがありません。 建築基準法には、構造計算により適切に構造部材の断面を決める事になっています。 ちなみに、スラブ厚400mm~500mmというのは一般的な用途の一般的な構造の建物ではありませんので、きちんと設計図書になんて書かれているかを読んで、分からなければ設計者に質疑をあげてきちんと理解すべきだと思います。
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- ms06j
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鉄筋を切断しないようにコアを抜く工事でしょうか。貫通穴周りの鉄筋との離れは、共通仕様で30ミリですが、肝心の鉄筋位置を特定するのが困難だと思います。また貫通穴の径(配線用だと50~100でしょうか)によっては、鉄筋をどうしても切断してしまうと思います。建築の施工担当に相談が必要です。 もっと気になるのは、厚さ400~500と言うことですが、単なるスラブとは思えません。基礎か何かではないでしょうか。そうなりますと、構造設計への確認が必要になってくると思います。
- char2nd
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建築に関してはよく分かりませんが、土木で配筋設計をする場合、貫通穴があるときはその穴により欠損する鉄筋量に等しい量で補強する、というのがあります。建築でも確か同じだったはずです。 ということは、どこの鉄筋も欠損しない様な大きさ・位置であれば、原則として補強鉄筋は必要ないと思います(ただ、パイプなどによる貫通部の保護は必要でしょう)。 具体的な大きさは、その床スラブの配筋を見ないと何ともいえません。普通、スラブや壁は井桁状に配筋しますから、この「井」の字のほぼ真ん中あたりで、尚かつすべての鉄筋から5~7cmほどの離れが確保できる程度の大きさと考えていいと思います。 とはいえ、鉄筋のピッチが100~125mm位だとほとんど無理でしょうね。正直に建築の担当者に相談された方がいいのではないかと思います。
お礼
ありがとうございました。 実はある本で、梁を貫通する場合に、100mm未満であれば、配筋補強を考えなくてよいと書いてあったのですが、その根拠が書いて無かったので知りたかったのですが・・・・
お礼
ありがとうございました。 貫通スリーブ(ボイド?)は一応 建築側にやってもらう予定です。 実はある本で、梁を貫通する場合に、100mm未満であれば、配筋補強を考えなくてよいと書いてあったのですが、その根拠が書いて無かったので知りたかったのですが・・・・