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カプノグラムについて
手術室の看護師をしているものです。今度新しく手術室勤務になった方の指導をしています。 全身麻酔の外回りから入っているのですが、麻酔の基本的な段階でつまづいているようです。特に抜管時に麻酔科医がモニター・患者の何を見てどう判断し、抜管しようと考えているのかが、わからなくいい資料もなくて私もどう教えていいのか・・・ 挿管・術中のカプノは理解しているのですが、抜管前の自発呼吸が出始めた波形がわからないようで、どう教えたら、理解が深まるでしょうか??アドバイス下さい。
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抜管するかどうかの判断は、呼吸に関してのみ言えば 抜管後、十分な換気量の自発呼吸ができるかどうか この一点に尽きると思います。 換気量は:バッグの動き/必要なら換気量を測定 機能的には:酸素分圧/CO2濃度 モニターの波形(形状)からは浅い頻呼吸なのか、十分な換気量を持った自然な呼吸なのかはわかります。前述`換気量`を推測するひとつの補助的手段です。 >>自発呼吸が出始めた波形 人工呼吸中であれば設定した回数と量で換気されるので規則正しい波形となります。それ以外の波形であれば自発呼吸が加わっています。 あるいは機械も麻酔医も呼吸を補助していないのに波形が出るのであれば自発呼吸です。
お礼
ありがとうございます。麻酔のことは指導するのはなかなか難しく苦戦していますが、根気強くがんばっていきたいと思います。 とても分かりやすい説明なので、この回答をヒントに指導していきたいと思います。本当にありがとうございました。