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位相変調の復調方法
ディジタル情報の位相変調信号を復調する時に、受信側では、基準となる位相信号が必要になるかと思いますが、その基準信号はどのようにして得るのでしょか。お教え頂けると幸いです。
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#1です。 復調のための搬送波の再生方法としては、#2さんのおっしゃるとおりです。 同期検波のためには、搬送波を再生するためには、逓倍等の変調成分を除去するような処理をするのですが、これをすると基準の位相情報が失われます。 そこで、プリアンブルと言われる信号をあらかじめ送っておき、送受信で位相をあわせておくことをします。 プリアンブルとは、例えば「All Zero」ということをあらかじめ送受信で決めておく既知の信号です。 一方、遅延検波の方は、位相の差に信号をのせておく必要があります。 それが、差動位相変調です。
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- gura_
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簡単な方法としては、前のタイムスロットの位相との比較を行う「遅延検波」が有ります。 本格的には、キャリアの再生を行う「同期検波」方式を使います。 「キャリアの再生」は、送られてくる信号がディジタル的な位相を持っている性質を使って、基準位相の信号を作ります。 その原理は、周波数逓倍逓降方式が解しやすいと思います。↓ http://www.nkgw.ics.keio.ac.jp/jap/basic_research/kenpa/
お礼
ご教授ありがとう御座います。ご参考のURLを読んでみます。
- colocolo62
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あらかじめ基準信号を規定する信号を送っておきます。(プリアンブル信号) もしくは、絶対的な位相ではなく、位相の変化に情報をのせることで基準信号の情報がいらないようにすることもあります。(差動位相変調)
お礼
ご回答により、もやもやとした疑問が解けました。本当に有難う御座います。
お礼
更なるご教授ありがとうございます。