(ストックオプションのデメリット)
最たるものはいわゆる株式価値の希薄化でしょう。何しろ株式発行数が増えてしまうわけですから自分の保有している株式の価値が減少するわけです。(1枚のピザを4人で食べようと思ったら途中から1人入ってきて5人で分けるようなものです)
ストックオプションの場合は、株式分割で株式数が増えるのとわけが違います。分割の場合は数が見かけ上増えるだけでトータルの株式価値には変更がありません。(例えば株式が2分割される場合は、保有株式数は2倍になるが、株価は理論上1/2になるからです)
(メリット)
その会社が従業員にストックオプションというインセンティブを与えることによって従業員が株価が上がるようにがんばって、その結果従業員と株主の両方に利益が上がる場合ですね。
ですが、従業員全部がストックオプションの恩恵に浴することができるわけではないので私はこの制度は非常に不公平だと思います。
(私の考え)
ある程度までならストックオプションも有効でしょうが、度を越した株式発行がある場合は株主にとって迷惑この上ないです。
お礼
大変、参考になりました。 有難う御座いました。