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エチレン酸 ビコポリマー (EVA)について
製品の物性に伝教えて欲しいのですが・・。例えば燃やしても害が少ないとかです。 またどのようなものに使用されている下など・・・。
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EVAはエチレンと酢酸ビニルの共重合体です。エチレン-ビニルアルコールのこともEVAと略することもありますが、混乱を避けるためにこちらはEVOHと表記することが多いです。 EVAはポリエチレン(PE)の柔軟性や透明性を改良するために酢酸ビニル(VA)をエチレンと混合して重合したものでフィルムや、成形品、シートなど様々な用途に使用されています。 かわったところでは他の樹脂と混ぜて接着剤の原料にもなり、本の背表紙のところやダンボールの接着にも使用されています。 VAが多いほど柔らかく透明性も高くなりますが融点も下がり耐熱性が低下します。 類似の樹脂にEMA、EEA、EBA、EMMA(アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メチルとの共重合体)があります。いずれも炭素、水素、酸素だけで構成されますので、燃焼時に塩化水素などのガスが発生しない特徴があります。 とりあえずこの程度でよろしいでしょうか。
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日本ユニカー様の物性のページを貼り付けます。 http://www.unicar.jp/pe_f/elastomer.htm リンクをいろいろ見て下さい。 EVAはエチレン-ビニルアルコール(これもVA)コポリマーのことかもしれません。ただし、通常はエチレン-酢酸ビニルコポリマーの「加水分解」で作るようですが。
>>エチレン酸 ビコポリマー (EVA) エチレン-酢酸ビニル(VA)コポリマーで良いでしょうか? 確かに「塩素など」を含まず、酸素を多く含み、きれいに燃えます。
お礼
ありがとうございます。きれいに燃えるのですね。害が少ないということですね。
お礼
専門家ではないのですが、身近でわかりやすい、炭素、水素、酸素だけでできているということは人体に与える害が少ないことがなんとなくわかりました。燃焼時に塩化水素などの有蓋ガス等が発生しないという意味では私が知りたかったことでした。ありがとうございます。仕事上で、その言葉(EVA)が出たときは意味がよく理解できなかったのです。ありがとうございました。