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三号被保険者(=サラリーマンの妻)制度についてどう思いますか?
他カテでも類似の質問を出していますが、こちらでは制度についてのご意見を伺いたかったのでお許しください。 三号被保険者(=サラリーマンの妻)制度について、どう思われますか? 現在、サラリーマン(二号被保険者)の配偶者は年金を全く納めてなくてももらえることになっています。(配偶者が代わりに2人分払っているわけではありません、割り増しもありません、全くの0円です) これに対して、同じように収入が無い学生には負担義務があり払わないと年金額が減らされます。 同じ専業主婦でも、夫が自営業(一号被保険者)の場合は妻にも負担義務があります。 個人的にはかなり不公平な制度だと思うのですが、いまだに見直し、改革には至っていません。 (立場:私は20代未婚女性です) 皆さんはどう思われますか? 制度をこのまま残しておくとするなら、どういった理由でかもお聞かせいただけると幸いです。 よろしくお願いいたします。
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No.8・No.13です >三号被保険者優遇と、結婚の安定、 >子どもをたくさん生み育てることとどう関わるのか、 >いまいち理解できませんでした。 元々日本は出来ちゃった婚を推奨する文化がありません。 すると、結婚してから子供を生むという図式があり 結婚すると、結婚した時点で会社から戦力外とみなされたり 夫との勤務地が異なれば、まず女性が退職する可能性が高い。 今でも既婚者の就職は大変です。既婚者より独身者を取ります。 残業させにくい、出張させにくい、子供を産む確率が高いと、リスクが高いから。 その心配をしすぎず結婚しようね。=第3号です。 一時的無職・パートという低賃金で家事もやる選択のため >働く主婦は不安定な存在?子どもの数って >働く主婦(働かざるを得ない主婦)のほうが少ないのでしょうか? いえいえ。共働きの方が子供の数は多いと言われています。 働く主婦は不安定な存在という意味ではありません。 働く女性の負担に甘えている社会が日本です。 女性の負担が増大なまま放って置かれているのです。 >介護の重度は介護保険制度の認定とリンクさせるのは難しいでしょうか。 介護は介護保険を利用できたり、他に優遇措置があるので2重取り というような問題をどこまで解決できるのか? 40過ぎて介護保険を支払うようになっても不満に思わないかどうか。 介護の重度に関わらず、女性の労働力は奪われますし 女性の能力によって得られる収入が違うので 色々な意味で、介護とリンクさせると問題勃発です。 どこまで上手に調整できるのか?政治家や官僚の腕の見せ所でしょうか >片親は全く働かずに子どもを何人も育てられるのは、 >他の先進国ではある程度の金持ちに限られるように思います。 この姿を国として良しとするかどうかです。 金持ちでないと、親が家で育てられず、母親は働くのが基本となりますが 日本は資本主義の中の社会主義と言われるほど、貧富の差を好みません。 女性というのは、結婚して渋々仕事をやめる人ばかりじゃなく、 家庭に入ってくれる女性を望む男性も多い。 今の女性に不満がないから声を上げないだけで多いと思います。 今は働きたい女性も多いので、 第3号を温存したまま、育児補助があれば良いのでは? 私は結婚して家庭に入りたい女性、働きたい女性の 選択肢を広げていくのが理想です。 働く人が多いのだから、皆働かないとダメとは思いません。 どっちかを取らなくては、、、と思うから偏るのでは? 働く女性が増えて、新たな補助と保育所や会社の理解など 必要になってきたことが増えただけで 昔ながらの専業主婦を選ぶ人を糾弾する必要はない というのが私の考えです。 皆が幸せな社会。という平和的な思想が好きだから、それに沿って生きたい。 本気で人口減が問題だと思っているのなら 今ある財源で取り合うのではなく、このための財源を増やすべきです。
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- 阿加井 凛悟(@neutral)
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サラリーマンの妻の年金負担義務が「永久に」免除される、というのは確かに納得できない部分もありますが。 それでも、働けない状況を自分の力ではどうしようもなくて、収入が無いのに収めなさい、といわれても、それは物理的に無理です、という時期があるのも確かだと思います。 例えば我が家は3歳と1歳の子どもがおります。 働いて収入を得るためには、子どもを保育施設に預ける必要があります。 2人とも預けると、その保育料は、1ヶ月8万円です。 それ以上の収入を得るほどの労働をする、ということは、多くを犠牲にすることになると感じます。 ただ、冒頭で述べたように、そのような状況が長く続くわけではないので、「ある一定の期間だけ免除する」という方向で改善していくことはできないものでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「ある一定の期間だけ免除する」という方向で改善していくことはできないものでしょうか。 そうですね、私が個人的にいいなと思っている案は、 年金は世帯でなく個人負担とし、納める額は個々人の収入に応じたものにする(ただし負担0円というのは廃止)。ただし乳幼児、障害児、完全介護の必要な病人を抱える個人は相応の負担額を減らす。 というものです。これなら子どもが小さいうちは負担額は非常に低くなり、小学生~中学生くらいになればまた負担していただくということで社会の年金も確保できるのでは、と。 また働く主婦でも子どもがいれば同じ額だけ負担を減らせば、少しは不公平感もまぎれるのではと思ったのですがどうでしょうか?
- o24hi
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こんにちは。 不公平感は否めませんね。と言いつつ、我が家は恩恵にあずかっていますが。すいません。 ただ、 今後の日本の将来を考えると、あながちすべて悪い制度とは言えないと思います。#1さんのお答えの裏返しになりますが、働く女性への支援制度の充実が言われて久しいのですが、一向に保育園の待機園児がなくなりませんし、休暇制度は出来たものの、実際は同僚に遠慮して取りにくいなど、遅遅として進んでいませんよね。 一方、 出生率の低下はご存知のとおり、歯止めがかからなくなっています。このまま行けば、理論上は日本の人口が数十人になると言う研究者もいます。 ですから、 女性が働きやすいような施策を進めるのと平行して、働かない方が得すると言う制度が一つくらいあってもいいと思うんです。 色々な選択が出来る社会が、いろいろなライフスタイルの人に対応できると言う事で、いいと思うんですが、どうでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >働く女性への支援制度の充実が言われて久しいのですが、一向に保育園の待機園児がなくなりません 私は未婚で子どももいませんので、待機園児の問題を身近に感じることができなかったのですが、これは最速で解決してほしいですね。 働こうという女性のせっかくの意欲を奪ってしまいますし、その方が納めるはずの年金も無くなり社会全体にとっても損失です。 >女性が働きやすいような施策を進めるのと平行して、働かない方が得すると言う制度が一つくらいあってもいい うーん、すみません前半は賛成ですが、後半は自分の意見とは違うようです。でもそういった考え方もあるのですね、参考になりました。
- mesamosa
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女は家に居る物。っと言う時代遅れの産物ですね。 もうこんな制度はいらないでしょう。 まともに年金払っている方が馬鹿みたいです。 働かず、主婦やってる人のほうが、しんどいめして給料からガバーッと保険料とられる人のほうより優遇されるのおかしい。 だんなの給料から2人分引くべし。
お礼
ご回答ありがとうございます。 この制度を作ったときの社会風潮が「女は家に居るもの」だったのでしょうか。それはそれで文句が少なくていい時代だったのかもしれませんね。 今は価値観が多様化して、制度改革の会議の前段階として「家庭観」を語り合ってもなかなかまとまらないようですね。
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お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 自分も女の立場ですから、選択肢が幅広く且つどれを選んでも充実した生き方ができる国、制度であってほしいです。結婚退職して家庭に入るもよし、働き続けるもよしです。しかし「三号被保険者」に対してかねてから批判が多かったのは、働く夫婦が専業主婦に対して不公平感を感じていたからですよね。ここに年金財源を増やしたい政府がつけこんで、世論をあおった形が今の「三号被保険者」問題だと思っています。 私の友人は出産後も育児休暇を取らず働き続けていますが、この制度に対しては批判的です。曰く「家庭に入るのは個人の勝手だからかまわない、でもそれだけの対価は払ってほしい。ただでさえ控除がたくさんあって、更に年金まで負担0で丸々もらえるなんてあんまりでしょう」と。 しかし今回の様々な回答から、現在の制度に合わせてかなりぎりぎりの状態で生活されているご夫婦もいることがうかがえました。これでは単純に廃止というわけにもいかず見直すにしても時間がかかりそうですね。 今回は思いもかけずたくさんの、様々な立場からのご意見を伺えて嬉しかったです。皆様ありがとうございました。ポイントは本来なら全員にお付けしたいところですが、あしからずご了承ください。