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火の温度ってどのくらい?
100円ライターの火とオイルタンク火災時の温度ってやっぱり違いますよね 燃える物質(酸化過程の)によって放出する火の温度は違うみたいなのですが、実際何度くらいあるものなんでしょうか? 100円ライターと原油タンク火災時の大体の温度を知りたいです。知ってる方いたらご教授お願いします
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>ちょっと気になるのはタンカー事故時の火災温度についてです。私の記憶ではTVで事故映像を見たとき周辺にある金属(鉄?)をも溶かしてたような気がするのですが…。(曖昧です) 鉄(鋼)の融点は1500℃~1600℃で,主に炭素の含有量などで,その融点は下がってきます。鉄中のカーボン(炭素)の含有量と融点を調べたグラフを状態図と言うのですが,その図によれば1150℃程度でも鉄が溶融することがわかります。 前に回答致しましたように,原油タンカーの火災の際は,真っ黒い煙(カーボン粒子)が大量に発生します。これがタンカーを形成する鋼と反応し,融点を下げることは言うまでもありません。 真っ赤に見える鉄(鋼)は,800℃以上です。1500℃を超えるとドロドロに溶けた鉄はややオレンジがかった白色の強い光を発し,サングラスなしでは直視することができません。 ちなみに,911のテロでビルが崩壊したのは,鉄筋やビルのフレーム(柱)を形成する鋼(H型鋼など)が1000℃程度で飴のように軟化し,強度を失ったことによります。 日本の建築用の鋼は,米国の規格よりも耐火度(軟化温度)が高いので,ひょっとしたら,惨事をいくらかは防げたかもしれません。 テロも含めて,火災などの事故をこの世から無くしたいものですね。 犠牲になられた方達に,合掌・・・
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- ssk0723
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>>燃える物質(酸化過程の)によって放出する火の温度 というより、燃える物質(酸化過程だけではないが。)によって放出する熱量が違うと考えたほうが分かりやすいと思います。 そもそも火(炎)というのはC、CH、OH、CO2などが高温で励起されて光を発しているだけですから。黄色く見えるのは炭素を含むからです。 ちなみに100円ライターは800~1000度くらいだと思います。
- tetujin3
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火が赤く見えるのは,熱せられたカーボン粒子(すす)の発光によるものです。 すすが出る燃焼は,酸素が不足している条件での燃焼であり,火が赤く見える場合は,温度は低く,700℃~900℃程度です。 酸素が十分に供給されれば,火炎の温度が1000℃以上に上がり,炎のなかのカーボン粒子は赤から黄色や白っぽい色に変化します。 タンカーの火災の際に,黒い煙がもうもうと出るのは,すすが大量に出ている証拠。したがって,炎の先端でその温度は700℃前後と思います。 一方,ガスライターの炎は,すすの発生はわずかですが,やはり炎が赤く見えるので,炎の先端で900℃~1000℃程度と思います。
お礼
丁寧なご説明どうもありがとうございます。 ちょっと気になるのはタンカー事故時の火災温度についてです。私の記憶ではTVで事故映像を見たとき周辺にある金属(鉄?)をも溶かしてたような気がするのですが…。(曖昧です) 2千度近くありそうな気もします。少なくとも100円ライターより温度が低いはずないような? 私も引き続き調べてみます。もし新しいことがわかったら是非教えてください>< ありがとうございました
- press0
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100円ライターはガスが燃料、原油は色々な成分のオイルが混じっているので発火温度は低くても燃え出すと高温になるのではないでしょうか。 炎の場所によって(上か下か、中か外か)も温度は違います。 下記URL参考にしてください
お礼
参考URL見やすくていいですね。どうもありがとうございます 石油バーナーで1700度くらいということは、タンカー事故のような超大規模な火災の場合はもっと温度は上なんでしょうか? うぅ見当も付かない;; もう少し調べてみます。ありがとうございました><
お礼
100円ライターの火の温度は私が思ってたよりもずっと低かったです。タバコの火は最高で800度くらいと聞いていたのでライターの火はもっと高いのかと思っていました。 どうもありがとうございました