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靖国神社の誤解
こんにちは。 靖国神社について質問があります。 アメリカの新聞やニュースを見ていると靖国神社の英語訳が"War Shrine" (戦争神社)となっています。多くの場合、"The war shrine, Yasukuni, was....."といった具合です。 Wikiの英語版には"右翼国粋主義のシンボルセンター"とか、”WW2における日本軍国主義の為の神社”。という風に定義づけられています。(Wiki日本版とはすごい違いです。) http://en.wikipedia.org/wiki/Yasukuni 私はこれまで、靖国神社の事を 日本の為に尽くしてくれた、戦死者(国籍問わず、馬等も含めて)を慰霊するための神社と考えてきました。 そのため、"War Shrine"という訳には違和感を感じます。しかし、神社内に零戦などをかざる戦争博物館がある事や、右翼がいつも集合していることふまえると、自分の考えがまちがっていて、世界の新聞(NYTとかワシントンポストとか)の冒頭のような定義の方が客観的に正しいのではないかと思います。つまり、日本の中の誰かがそれを隠しているとも言えなくない気がしてきました。 一体、どっちが正しいのでしょう? 私か、アメリカのメディアの誤解か? そして、もし、欧米のメディア等の誤解であれば、日本の政治家達はその誤解を解く発言などをした事が有るのでしょうか?
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- strongR
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右翼ってこんな人たちみたいですよ。 http://www.geocities.jp/uyoku33/ http://bit.ly/dlgXVM どこかのカルト宗教信者や日本人でない方々、 工作員の方々。 ようするに日本への愛国心なんてなくて、逆に ・日本人の愛国者のイメージをダウン ・ロシアやアジア各国を対立 ・企業への恐喝 が狙いみたいですよ。
●欧米のマスメディアについて 欧米というのは殆ど第二次世界大戦における連合国の国々で構成されています。極東国際軍事裁判(東京裁判)では、連合国側の裁判官のみで構成されており、枢軸国側の裁判官は出席できませんでした。その中でもアメリカは、原爆投下・東京大空襲等の戦争犯罪を犯していながら一切裁かれることはありませんでした。そのような経緯から、中国・韓国に比べれば幾らかましですが、彼らの歴史認識は反日的です。したがって、欧米のマスメディアの社説は反日的です。 ●靖國神社の英語での呼称について 靖國神社の正式な英語の呼称は、「Yasukuni jinja」です。なぜなら、靖國神社の英語版Webサイトにそう載っているからです。しかし、英和辞典(研究社 新和英中辞典)によれば、「神社」は「shrine」ですから、「Yasukuni shrine」となります。ちなみに、「靖國(やすくに)」は「安国(やすくに)」に由来します。「安国」とは、「安らかに治まる国」という意味です(新村出編・岩波書店刊『広辞苑』第5版から参考)。したがって、無理矢理に訳すとしたら「Peace shrine」でしょう。 ●Wikipediaについて Wikipediaは誰でも編集ができるWebサイトです。したがって、靖國神社に反対する勢力でも、都合よく編集できてしまいます。実際に韓国にはVANK(Voluntary Agency Network of Korea)という国際サイバーテロ組織も存在しています。 「右翼国粋主義のシンボルセンター」「WW2における日本軍国主義の為の神社」などというのは、程度の低いレッテル貼りに過ぎません。その証拠に後者の「WW2における――」というのは、明らかに事実誤認です。なぜなら、戊辰戦争・日清戦争・日露戦争・支那事変等の戦没者も祀られているからです。 ●遊就館(戦争博物館)について 韓国にも安重根記念館という建物があります。安重根は伊藤博文を殺害したテロリストです。韓国が靖國に文句を言えるのならば、我が国も安重根記念館に文句を言えるはずでしょう。しかし、我が国は何も言いません。なぜなら、「死んだ人間に鞭は打たない。」「罪を憎んで人を憎まず。」「罪は水に流す。」というのが日本人の死生観だからです。 しかし、中国・韓国はそれとは異なります。罪人が死んでも子々孫々まで永遠に許さないというのが、彼らの伝統的な死生観です。その証拠に、中国には東条英機の石像があり、通りすがりの中国人たちはそれに「ぺっ」とつばを吹きかけるという習慣があります。 靖國神社は日本国内にある日本人の為の神社ですから、「郷に入らずんば郷に従え」ということわざにもあるように、日本の規則・習慣として認めていただきたいものです。 ●右翼について 本来、右翼・左翼というのは政治思想を分類する政治用語であって、悪い人達を意味する言葉ではありません。 街を奇怪な大型車で走り、大音量で軍歌等を流す連中の事を「任侠右翼・行動右翼・街宣右翼」等と言い、主にヤクザが母体になってます。中にはヤクザの影響下にない右翼もおり、それは「伝統右翼」と呼ばれています。主に大東塾と大日本愛国党の二つです。また、世界基督教統一神霊協会・生長の家・キリストの幕屋といった宗教団体が右翼的な政治運動をしています。これは、「宗教右翼」と呼ばれます。一方、既成の右翼を否定した新しい右翼もおり、これは「新右翼」と呼ばれています。主に維新政党・新風と一水会の二つです。彼らは任侠右翼に比べると極普通に政治運動をしている組織です。 任侠右翼のせいで右翼の全体的な印象が悪化しています。しかし、真面目な右翼がいる事も事実です。したがって、右翼が靖國神社に集合しているからといって、直ちに自分の考えを疑う必要はありません。
- millennium-man
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さっそく英文のWikipediaを読んでみました。概括説明では次のようになっております。"peaceful nation shrineとあるぐらいですから別に悪意は見られません。 むしろnationalという語を使っているのが気になります。所々に漢字を使っており漢字になじみのない外国人にとっては訳がわかりませんが、いらない誤解を生まなずに、かえって公正さを示すものではないかと解釈します。 The Yasukuni Shrine (lit. "peaceful nation shrine) is a controversial Shinto shrine in Tokyo, Japan. The name of the shrine was originally written 靖國神社 (Yasukuni Jinja) but with the designation of the joyo kanji, the name is now written 靖国神社. Contentsの3番目のContrvorsyとは論争点の意味で批判的な目で見た場合の説明で しょう。中国、韓国がそのように見ているのは周知の事実です。しかし台湾はこの二国とは少しニュアンスが違うでしょう。 だけど、"War Shrine"というのは誤訳を通り越して悪意のある呼称です。 中国は宣伝上手な国、日本は下手な国と相場が決まっています。何を言われるかわからないのですから機会あるたびに正しく理解してもらううように努力すべきです。中国のいうことは欧米のメディアにもそのまま伝わることが多く、ぼやぼやしているといつの間か悪いレッテルを貼られてしまいます。 中国が日本を軍国主義呼ばわりするのは常套手段で国内事情から出るものではありません。自国の覇権主義を棚にあげて、他国を根拠もないのに揶揄する。この手に乗らないことです。 村山首相が訪中した時、北京政府の首相・李鵬から「日本はたしかに軍国主義が存在する」と言われたそうです。このときの土下座外交を展開している最中でもこのような始末です。相手国を貶めるこれが、かの国の外交なのです。
- Deresuke
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国情、言語の違いによる微妙なニュアンスの違いは所詮埋められぬ溝が残ると 思います。 それよりも大事なのは、多くの情報を分析して日本人の一人一人が「靖国神社」 が自分にとってどのような位置付けなのか、外国の人に明確に説明できる事が 大事なのだと思います。 「色々な意見があるが、私の見解ではこうです・・・」と 英語ではこう云っているが・・・、右翼が多いから・・・でなく。 その説明によって、彼らが適切な言葉で表現し直すかもしれません。
- sudacyu
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外国語訳については本来微妙な部分もあり、それぞれの言語を持つ国の感性・文化も影響して、正しい・間違いを一概に言うことは出来ません。 海外で生活していて、日本から送られてくる新聞と現地の新聞の論調を比較すると、かなり違いが見られます。特に私のいた国は、強国と陸続きで軍事については日本のように他国と陸続きの国境を持たない国からすれば、異常なほど敏感でストレートでした。 だいぶ昔になりますが、青函トンネルが出来たとき、日本国内では国鉄の赤字が増えるとか、果てはキノコの養殖場にしか使えないとの週刊誌の論評がありました。 その国の新聞では、中曽根首相が「このトンネルは日本に多大の貢献をするであろう。」とコメントしたとの記事に括弧書きで(for difence)と書き加えていました。 その国では、青函トンネルの主目的は有事に本州から北海道に補給物資を送るための軍事的意義を第一に捉えていたわけです。 また、日本の新聞に「A国の国防軍が‥‥」という表現をされていたとき、その国での表現は「difence force」でした。また日本の自衛隊の記事も「Japanese Difence Force」となっていました。 つまり、自衛隊を一度英訳して日本語に戻すと、自衛隊は、日本国防軍となるわけです。 また当時、自衛隊の海外派遣はなく、自衛隊は軍隊ではないと国内では言っていましたが、外国では誰もそんなことは認めてはいなかったですね。 日本の常識は世界の非常識が、軍事関連では相当多く見られます。日本の戦後教育(意図的に教えないのも一種の教育と思います。)の結果戦前とは逆の、軍事に対する鈍感さ・勘違いが日本では一般化していることも念頭において、どちらかが間違っているのではなく、政治的には、どちらも正しいとの視点から、考えることが必要と思います。
- platon3
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だいぶお悩みになっているようですね。 お察しします。 ニューヨークタイムスやワシントンポストなどに書かれているがために、その「権威」が冷静な判断の邪魔をしている、とはお考えにならないのですか? 日本人の宗教観は非常にユニークで、他国の人たちに理解していただくには日本人も説明に大いに苦労しなければならない事柄と思います。 例えば「先祖を祀る」と言ったとたんに、原始的な「アニミズム」に分類されてしまいます。しかし、日本を良く知れば、実態は単純な「先祖崇拝」ではなく、高度な文化ゆえの独自な宗教観だと理解できると思います。 単に、日本以外の国、特に戦争当事国にとってみれば、目の前に見える「戦争の原因」があることが自国の立場を有利にしますし、アニミズム程度しか理解できない知性の持主には特に便利なのだと思いますよ。 この頃、ユニークな活動をされている方がいます。 靖国神社のことを「英語」で書かれています。 http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/ http://blog.mag2.com/m/log/0000063858 (中の記事を良くお読みください。できればリンク先も。特に「国際派日本人養成講座」など) この国の中だけで「あれが悪い、これが悪い、ほらアメリカ様もこう言っている」的な発言は時間の無駄です。 きちんと歴史を理解し、「あっ、アメリカの新聞がまた間違ったことを書いている。」と反論できるようになりたいものです。(私もです) ちなみに、政治家の中にはきちんと発言した方については私は知りません。この手の話は全て一般の方々の個人的な努力しか見たことがありません。 これについては正直情けない気がします。 国が隠しているのではなく、正当な発言まで(理由が理解できませんが)控えているとしか思えません。 さぁ、あなたも発言しましょう。
- kaz1916
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〔世界の新聞(NYTとかワシントンポストとか)の冒頭のような定義の方が客観的に正しいのではないか〕その通りです。 これが、今問題の中国や韓国からだけの論評でしたら、異論もある方がいるでしょうが、何と言っても日本の「親分」たるアメリカの論評ですからね。 いくら「アメリカは日本の盟友」と思っていても、「盟友小泉」にとってはプラスにならないことでも正直に論評します。 判っていて「小泉の行動」を支持している方たち(目的のために事実を歪曲している事を認識している人たち)は、それなりに理解できるのですが、その言の本質を理解しないで支持している人たちは哀れです。
- kankasouro
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"War Shrine"という訳語自体は、ある程度妥当なものではないかと思います。 ひとつは、靖国神社はいくら国のために尽くしても戦死かそれに殉ずる死にかたでなければ(本殿のちゃんとした)祭神にしてくれないので、客観的に見て戦争と関係が深いこと。 第二に、靖国(国を靖んず)という名前自体が軍事を連想させること。漢文では、外交か軍事の場面でこの言葉を使うことが多いのです。 第三に"War Shrine"という訳語自体は、特に「日本軍国主義の為の神社」という意味を含んでいないから中立性があること。 「日本軍国主義の為の神社」云々は"War Shrine"という訳語とは区別して考えるべきだと思います。 一宗教法人としての靖国神社の価値観は、遊就館の展示や公式な主張を見ても、(1)日本が明治以降行ってきた戦争は正しいとまではいえなくともすくなくとも間違ってなかった、(2)戦前の日本社会についても同様である、(3)戦争犯罪者という概念はみとめない、(4)周辺諸国の感情については特にコメントなし、(5)日本の植民地支配の歴史についても同様(台湾や朝鮮、満州での独立運動・抵抗運動を鎮圧する際の戦死者が「○賊征伐」といった表現で祭られている)、(6)天皇・国家に至上の価値を見出す傾向がつよい、といった特色があります。軍国主義の賛美とまではゆかなくとも、政府の主張、国民の常識的な範囲での歴史観からはかなり逸れた部分があるのは事実でしょう。 「右翼国粋主義のシンボルセンター」というのは、靖国神社自身がどう思っているかは別にして、右翼団体の意識から見ればかなり正鵠を射ていると思います。彼らは靖国というものにつよい価値を見出しているわけですから。 ついでにいえば、たとえ靖国神社が誤解されているとしても、政治家がそれをとく努力をするのはおかしいでしょう。単なる宗教法人なのですから、政治家の肩入れがあるのはおかしい。自身参拝している議員が、その趣旨を説明するうえで行うのならわからなくもありませんが、まったく無関係な人がしゃしゃりでてきてやるのは珍妙な現象だと思います。
- bigskull
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「靖国神は日本のために戦った戦死者を慰霊するための神社」それはそのとおりで誰も誤解していないと思います。 考え方が分かれてくるのは靖国神社の姿勢をどう捉えるかという部分です。 靖国神社が過去の戦争犯罪を美化し、正当化しようとしているのか、それともそうでないのか "war shrine"は"Yasukuni"に並立して"Yasukuni"を修飾する語で、「靖国神社」の訳語ではございません。 訳をすると「靖国は(靖国の訳語ではなく説明として)war shrineであるが、」となります。 "war shrine"は想像でしかものを言えないけど「戦死者を祀る神社」くらいの意味では? >"右翼国粋主義のシンボルセンター"とか、”WW2における日本軍国主義の為の神社”。 wikipediaの記述をざっと参照してみました。 the shrine has become embroiled in controversy as a symbol of Japanese militarism of World War II, and a symbolic center of Japanese right-wing nationalism. の部分のことを仰っているのだと思いますが、 訳すると「靖国神社は"第二次大戦の日本の軍国主義の象徴"及び"日本の右翼民族主義の象徴的な中心"として論争の渦中に巻き込まれてきた。」となります。 何も靖国が日本の軍国主義の象徴であると主張しておるわけではないのでは? また、wikipediaは誰でも自由に編集に加われるし、メディアとしてそれほど信頼感の高いものではなく、それをアメリカのメディアの代表として捉えるのはちょっと違うと思います。
- buchi-dog
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日本以外の国ですと、靖国神社にある遊就館のような「戦争博物館」が公に開設されています。アメリカ、イギリス、ドイツ、中国、韓国、どの国にも「戦争博物館」があります。アメリカでは、私の知る範囲で10館くらいあります。程度の差こそあれ、「自国を美化して戦争を正当化」しているでしょう。 一方、日本の場合は、戦前は東京の原宿に「海軍館」という、帝国海軍が運営する戦争博物館が存在したと言います。他にあったかどうかは知りません。 戦後になると、国や地方公共団体が運営する戦争博物館は開設しづらくなり、大規模なものは靖国神社にある遊就館くらいしかありません。他は、自衛隊の駐屯地内にある資料室くらいのものです。最近、呉に「大和ミュージアム」ができたようですが。 結果として、靖国神社にしか戦争博物館がない状況なので、それが目立つということはあるかもしれませんね。ただし、戦死者を祀る神社なのですから、祀られている方々がどのように戦って亡くなったのかを示す施設、即ち戦争博物館が附属していておかしいことはないと思います。 質問者様は「戦争を美化する戦争博物館なんか要らない」とお考えですか?日本以外の国に多数存在する戦争博物館にも反対されると言うことでしょうか?残念ながら、そういう考え方は世界的には支持されないと思います。
お礼
確かに、どの国の博物館でも自国の戦争を美化しているところはありますね。スミソニアン博物館のエノラゲイしかりです。それは承知しております。 >祀られている方々がどのように戦って亡くなったのかを示す施設、即ち戦争博物館が附属していておかしいことはない なるほど、これはかなり納得です。 しかし、その考えが各紙に浸透せず、理解されていない事は残念ですね。靖国側ももう少し、そういうところを強調すればいいのにと思います。 ありがとうございます。
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お礼
bigskullさんの回答は論理的でかなり分かりやすいです。 新聞記事のwar shrineについてもよく見れば不定冠詞になっていますね。そうなるとたしかに対訳ではないとないますね。ただ、多くの日本人がこう書かれると"えっ??"て驚いてしまう事実からすると、やっぱり違和感のある修飾語ですね。 ありがとうございます。