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街の噴水
日本に限らずヨーロッパなどの街や公園にはどうして噴水などがあるのですか?また泉や噴水にはどのような象徴的意味があるのでしょうか?洗濯や飲み水などに使われたなのどの意味合いの他にいろいろと知りたいのですが...
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- kneissl
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回答No.1
噴水は、もともと造形美術の一種です。 噴水は、やはり本来はヨーロッパ起源のもので、日本には西欧化の波とともに入ってきました。それ以前の日本の水を用いた造形美術はと言うと、ご存知のとおり、庭に池を設けて、そこに鹿威し(ししおどし)や小さな滝を作り上げるというものしかなかったわけです。それは日本の自然観に基づいており、水というものは高いところから低いところへと、“流れる”様が美しいとされていたのです。ですから、西欧の噴水のように扇形に吹き上げたり、ぴゅんぴゅん上に打ち上げたりするような水の姿形は日本人にはなかった発想です。 噴水の表象ですが、よくはわからないんですが、おそらく人間にとって不可欠のものである水ですから、人間がそれを“癒し”=ヒーリングの象徴と見てもおかしくはありません。ですから、広場や公園などの真中にどんと、そのような噴水を作ることには、その空間がくつろげる場所である、というような意味合いがあったのではないでしょうか。