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マラセチアによる外耳炎について
仔猫なのですが耳垢がすごくフロントラインを点耳してもよくならないので検査をしたところマラセチアと言われました。 初めて聞いた菌なので色々自分なりに調べたのですが、元々全く初めて聞く菌なのでもっと知りたくて質問しました。 もし同じような症状の子をお持ちの方がいらっしゃったら教えてください。 マラセチアによる外耳炎の場合、点耳薬をしながら症状が改善するまでにどのくらいの期間を要しましたか?うちの子は軽度の外耳炎らしいですが・・・ その子によってまちまちだと思いますが、目安としてみなさんの子がどれくらいで改善されたか知りたいです。 症状が改善されても再発するらしいですが、再発率はかなり高いのでしょうか?というより再発するものと思っていた方がよいですか? 同居猫(成猫)がいるのですが、何に気をつけたらよいのでしょうか? 成猫に対しても感染力は強いですか?できれば仲良くなって欲しいので外耳炎が良くなったら一緒にさせたいのです 2回目のワクチンが終わってないので今は仔猫は完全に別室で隔離してます。 質問内容がたくさんですみません そこまで神経質にならなくても大丈夫だよというアドバイスでも有難いのでこの菌について教えてください
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こんにちは。ご返答拝見いたししました。 率直に申し上げて、ご回答にある検査法では、耳ダニを見落としている可能性があります。 耳ダニは正式には疥癬(かいせん)というダニですが、これは皮膚を食い破って皮膚の奥の方に棲んでいます。そのため、検査としては掻爬試験と言って、専用の、小さなスプーンのような器具で皮膚の一部をこそいで、これを顕微鏡で検査します。確率からするとたまたまダニを見落とすこともありますから、この検査を別々の機会に、3回行っているかいないかを確認するというのが、獣医学の教科書に記載されている標準的な方法です。 綿棒では、耳道の表面のゴミをさらってくるだけですから、皮膚の中にいるダニは検出できません。また、スコープのようなものも然りです。そもそもこういったものではっきりそれと確認できるような大きさではありません。 私の忌憚のない意見としては、別の獣医の診察も受けてみるべきではないかと思います。 マラセチアについて少し補足しますが、この微生物はどの犬や猫の皮膚にも常に存在します。ですから、これがいたからといって即座に「感染している」と考えるのはおかしい。いるのが当たり前なのですから。先ほどの書いたように、問題の根本は、外耳炎の原因が何処にあるのかということです。それを考えた場合、ネコで、マラセチアが何の原因もなく増殖して悪さを起こす可能性は高くありません。「いる」ということと「問題の原因である」ということとは違うのです。ですから、問題の結果に対していくら治療しても、良くならない可能性があります。原因を見極め、そこに対する治療をするべきでしょう。
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- cocktailparty
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No.3です。ちょっと補足。 疥癬と耳疥癬は、よく見られる症状が少し異なります。見られるのが耳垢のみで、耳介や耳周辺の頭部に皮膚の異常が波及していかないのであれば、疥癬の可能性はそれほど高くないのではと思います。ちなみに、疥癬、耳疥癬ともに「すぐ治る」わけではありませんが、通常は治療に対しての反応は良好です。 (なお、アトピーなどのマラセチア皮膚炎は、その多くが犬での症例報告であることを申し添えておきます。猫で見られないというわけではありませんが・・・) いずれにしても、早く治ってくれるといいですね!
お礼
再度のご回答ありがとうございます >通常は治療に対しての反応は良好です 疥癬かはわかりませんが少し安心しました^^; また質問することがあるかもしれませんが もしお目に止まったらまたアドバイスください!
- cocktailparty
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こんにちは。 マラセチアに関しては、いろいろお調べになっていることと思いますが、前の回答者様もおっしゃっている通り、動物の体表に常在しており、通常それだけでは病原性は持ちません。なんらかの皮膚疾患があるときに二次的に増えることが多く、そういった場合にマラセチアのみに対して治療をしても根本的な原因に対して治療をしなければ意味がないのです。まさに、「マラセチアがいるということと問題の原因であるということとは違う」のですね。 (マラセチア性皮膚炎は、本人の体内にそれを誘起するような問題がある場合に見られることが多くあり、アトピー、アレルギー、脂漏症などが代表的なものとしてあげられます) 子猫に耳垢が見られる場合、通常ならやはり耳ダニを強く疑います。今の先生は二回検査をしているようですので、やはり同様のお考えなのかとは思いますが、念のため、どこか別の病院にセカンドオピニオンを求めることをお勧めします。 ところで、耳ダニについて少々・・・ 猫で耳ダニといえば通常「耳疥癬」とも言われますが、原因となる寄生虫は「ミミヒゼンダニ」で、これは体表に寄生します。黒色の多量の耳垢が特徴的(二次感染によって耳垢の色は変化する場合も)で、耳をかゆがります。 紛らわしいのが「疥癬」で、この原因となるのは「ネコショウセンコウヒゼンダニ」です。このダニは名前の通り角質層に穿孔して皮膚の中に寄生します。主な症状は痂皮、脱毛、丘疹、表皮剥離など、耳とその周辺から発症することが多く、頭部を中心にひどくかゆがります。 「耳疥癬」であれば、皮膚内に入り込まずに体表に寄生しますので、耳垢の検査や耳鏡での確認で検出されることがほとんどで、皮膚掻爬検査まで行うことはあまりありません。 「疥癬」である場合は皮膚掻爬検査は必須で、3回行うのが教科書的な方法です。しかも、これで見つからなかったと言ってこのダニの可能性を否定することはできません。普通、虫体や虫卵の検出は比較的容易です。 ご参考までに・・・
お礼
ご回答ありがとうございます! アトピー、アレルギー、脂漏症ですか・・・ 調べてみます! 今のところ耳以外に皮膚に問題は見当たりませんがそのような問題があってのマラセチアによる炎症もあるのだということを頭に置いて健康状態を把握していきたいと思います 疥癬であった場合これは完全に治るものなのでしょうか? 耳ダニについて、どういった検査をしたのか詳しく説明してもらって掻爬検査をやってもらってあるのかしっかり確認してみます 自分ひとりでネット調べてもわからないことばかりで こちらで質問をして疑問に対する的確なご回答を頂けて本当に有難いです ありがとうございました!
こんにちは。 耳ダニはいませんでしたか? 子猫の外耳炎で、しつこいマラセチアというのはあまり無いことで、考えにくいことです。それよりはやはり耳ダニをきちんと検査して、これを落とすのがまず大切かと思います。 マラセチアというのはどちらかというと二次的に増えてくるものであって、何もないところでマラセチアだけが過剰に増えるような状況はあまり考えにくいものです。 マラセチアは湿気のこもる垂れ耳の犬などでは多いですが、基本的に耳が立っているネコで問題になることはまずありません。耳ダニにしっかり対処すると共に、一度すっきり耳を掃除をしてきれいにしてみて、しばらく様子を見てどうなるか、ですね。また、ネットをいろいろ検索してみても、たくさん引っかかると思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございました 耳ダニは2回検査しました 1回目は採取した綿棒についている耳垢を使って検査をしました 2回目は耳の中に入れて観察する顕微鏡?(よく表現できませんが) それでも耳ダニは見当たりませんでした そこで3回目の今日染色検査というものをしてみたらマラセチアと診断されました 耳ダニは-でした(確か耳ダニだったと) もう3回ほど耳掃除と診察に通ってるのですがマラセチアだろうという結果になり、結構マラセチアに感染している猫ちゃんは多いと言われ安心はしたのですが、インターネットで検索すると真菌だというので 私の素人なりのイメージでは真菌は治療が長引くというイメージがあり、心配です ペットショップで譲り受けたのですが、色々な愛猫家から色々話を聞いてペットショップでは買うまいと決めていたのですが フードを買いに行ってつい生体コーナーに寄ったらもうだめですね^^; この子に気持ちが入っちゃって、、、旦那も一目ぼれでリスクは承知で契約してしまいました いつも耳の後ろ側や中を掻きまくってるので早くなんとか痒みだけでも楽にしてあげたいのですが 耳を触られるのがいやみたいで(耳というより遊びたくて暴れまくって)点耳薬をさすのが手一杯で耳掃除も入り口付近をちょっと拭いてあげるのが限度です 毎週病院に通って耳掃除をするのもいつまで続くのだろうと予想もつきません >基本的に耳が立っているネコで問題になることはまずありません 確かに猫ちゃんは健康であれば耳垢はそうそうたまらないと言われました もう3回も私では届けない中まできれいに掃除してもらってるのですが 掃除して次の日からまた黒い耳垢が出始めて一週間では、ぱっと顔を見ても耳の黒い垢が結構目立つようになってしまいます
お礼
再度のご回答ありがとうございます! 耳ダニの検査もしかしたら私が気づかなかっただけで掻爬試験というものをしてたかもしれないので、そのような検査をした上でのマラセチアという診断なのかきちんと確認してみます 外耳炎はマラセチアさえしっかり治せばなおるものと思ってました でもそんなに単純な問題ではないのですね すごく勉強になります ちなみにやはりマラセチアだったとしたら仔猫だからというのは原因にはならないですよね? 見た目は耳以外元気なのに、もし根本的な原因があるとしたら早く見つけてあげたいです そのあたり獣医さんにしっかり説明をして頂けるよう求めてみます それでも症状が良くならないようでしたら早めにセカンドオピニオンも試してみたいと思います 本当に助かりました ありがとうございました