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漫画雑誌『ガロ』はどうして衰退したの?
個性的な漫画家を輩出したといわれる『ガロ』は、 80年代前半に部数を減らし、90年代後半に会社の内紛と分裂で 事実上終わりましたが、部数を減らした理由は何だったのでしょうか。
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「個性的な作品」・「優れた作品」と「売れる作品」・「量産できる作品」は別物です。もちろん両立している作品もありますが、それはごく限られた一部でしょう。 売れる作品というのはある意味、“読者の求めに応じることができる”作品かもしれません。ですから作家にとってみては、読者のニーズにあわせて、商業ベースで量産できる作品を描くことに抵抗がある作家もいれば、どんなに作品が優れていても前述のことができなくて、商業誌で発表し続けることはできない作家。個性はあるがそのことで「普通の購読者」からは拒否される作家。つまり評論家やマニアに高い評価を受けても、それが商業的に成功することとは意味が違います。特に売れる作品というのは「予定調和」で「安定」した内容であることが多いように思います(それが悪いというわけではないです)。 売れることが即、優れた作品であるならば、日本最高の映画は『男はつらいよ』、最高のドラマは『水戸黄門』、最高のアニメは『サザエさん』になってしまうでしょ。 『ガロ』の場合、原稿料0円ですが、そこで才能ある作家を長井勝一編集長が他社に売り込んでくれるなど、会社の経営が編集長個人の人望によるところも大きかったのも要因かもしれません。
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- fitzandnao
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いいカンジに育った作家が、どんどん他誌にさらわれてましたね。やはり原稿料が安かったのでしょう。名物編集長の死も関係あるかも。
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個性的な漫画が減って売れなくなったからです。 部数を減らしたのではなく、売れなくなった、ということですね。平たく言えば面白くないということでしょうか(^^; その頃だと少年ジャンプ誌が全盛の頃ですからねぇ(^^;
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