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安定な錯体を作りたい
EDTAより安定な配位子を教えてください。金属によって異なると思いますが、Co~Niまでの遷移金属と錯体を作るとき安定度の高くなるような配位子を教えてください。
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noname#160321
回答No.1
EDTA、NTA、DTPA、GLDA、HEDTA,GEDTA、TTHA、HIDA、DHEGなどが代表的なもので、EDTAは六配位正八面体の金属錯体をつくることが出来るため非常に強力です。NTAは配位部分四なので劣ります。 DTPAはアミンが3酢酸が5とEDTAより腕の長さも長く配位部分も多くそれだけ安定度が高いと言えます。 BASF Japan様のページ: http://www.basf-japan.co.jp/businesses/performance_products/specialty/chelating_agent.html TTHAはさらにアミノと酢酸がもう一つずつ増えています。 HEDTAはEDTAの酢酸部分一つがアルコールに変わり、酸性での配位が改善されています。 GLDAは生分解性 HIDA(N-2-hydroxyethyliminodiacetic acid)も生分解性。 http://www.nagasechemtex.co.jp/chinese/products/Bi-ADSandBi-HDS.pdf GEDTA(EGTA)はEDTAのアミノ基の間に2つのエーテル。有機溶媒に多少溶けやすい。 http://dominoweb.dojindo.co.jp/goodsr5.nsf/View_Display/G002?OpenDocument さしあたりDTPAかTTHAでしょうか。
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