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雑誌の記事について
初めて日経マネーって買ってみた株未経験者です。 (ほんとうは貯金の記事なども見たかったのですが 株ばかりでした) それで質問です。提灯記事とかあるんでしょうか。 ある程度信頼できるのでしょうか。 記事をどのように見たらいいかわかりません。
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日経マネーさんは取材を受けたことが何度かありますが、申し訳ないけど雑誌自体はほとんど読むことがありません。特に日経マネーさんが、ということではなくて、雑誌全般に言えることですが、記者さんが相場のことをよく知らない上に、場合によっては取材を受けてる人まで相場のことを全然知らずにデタラメ言ってることがあります。単行本やムック本にも、デタラメな本が相当多いです。マネー雑誌だけじゃなくて、あらゆるメディア全体に言えることかもしれませんが。 じゃあ何を信じたらいいの、ということになってしまうと思いますが、例えば当たる銘柄ということを誰かが書いてるなら、その人の言ってることを読み捨てるんじゃなくて継続観察する、ないし、その人が過去に何を言ったのかを掘り起こして調べる、といったことをするしかないと思うんです。 あるいは、やり方、考え方ということが書いてあるなら、そのやり方なり考え方というものを、自分が納得行くまでとことん検証するしかありません。 理解するということは、対象だけに依存する問題じゃなくて、理解する側の能力にも依存する問題なんです。 多くのことは、突き詰めるとわからないという結論になります。 相場が将来どう動くかなんてことは、全部わからないという結論になるかもしれません 原則は、わからないことはやらない、です。 ぼくはデタラメだと断定することがよくありますが、間違っている、決してそうはならない、という断定ではなくて、何の合理的な根拠も無い、という意味での断定です。 2つ銘柄を推奨すれば、確率的にひとつは当たるという世界ですが、2つ買ったら1つは当たるという投資のしかたをすると、長期にはまず間違いなく損します。儲けるためには、当てるということは充分な要素じゃありません。必要な要素の25%ぐらいです。 わかるということは、将来を予知するということじゃありません。予想の理由が充分に合理的であると自分なりに納得できることです。 そういうとまた漠然としていますが、どれぐらい理解したら「理解した」と言えるのかという、理解の深度が、個人の能力の差だと思うんです。 徹底的に疑って、調べて、考えてください。 それで出した結論も半分は間違えると思った方がいいです。 多くの場面では、自分が間違えているかどうかがわかりません。買った株がびた一文下がらずに上がり続けるなんて期待できませんから、買った値段より下がってる時は、常に不安と疑心暗鬼に苛まれます。 そのとき、買ったことに合理的な理由があるなら、間違えていると自分なりに判断することが出来ます。 間違えたと判断できることが、相場に必要な要素の25%ぐらいです。 提灯記事っていうのは、仕手戦のケツ押しをする記事という意味です。昔はそういう典型がよくありました。仕手が新聞や雑誌の記者に注射打って、仕手銘柄の後押し記事を書いてもらう。その記者が書くと、相場が上がる。 今はそんなのはほとんどありません。昔のような派手な仕手戦自体がありません。 使うとしても月刊誌みたいなトロクサい媒体は仕手は使わないです。 提灯記事ということを以上のようなものと特化して言えば、そんなのは殆ど無いと考えていいと思います。
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- masuling21
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広告が占める割合が多いです。広告主の不利益になるような記事にはならないと思っています。それを提灯記事と言えば言えるのではないでしょうか。 しかしながら、情報源としては使えると思います。推奨銘柄も、頭から否定はできないと思います。
お礼
ありがとうございます。 そうですね。公表されている数字自体などの 分析は参考になると思います。 雑誌も一つの切り口にはなるようですね。
- goobest_2004
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雑誌や新聞を見て銘柄を選んでうまく行った例を知りません。 たいてい、紹介された後に、大口投資家の売り抜けどころにされて、個人が損してます。 日経と野村にはいろんな情報操作の噂が絶えませんよ。 株をやるなら、真実を見極めるようにしましょう。 個人投資家の9割が損をしている世界です。 ただ、経験を蓄積していける人にはオイシすぎるところですが。
お礼
わかりやすいご説明ありがとうございます。 9割が損していると言うことは聞いたことがあります。 きちんと努力している人が利益を得ているのでしょうね。
お礼
貴重なお時間を割いてご説明いただき ありがとうございます。 軽々に考える問題ではないことがわかりました。 じっくり読ませていただきます。