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半角カタカナの由来、必要性は?
半角カタカナって有りますよね。ネットでは文字化けが多いため継子扱いの感もありますが、ワープロの入力文字としては健在です。そもそも全角カナと半角カナ2通りの入力法が存在する歴史や必要性はどういうものでしょう。あと、なぜ半角ひらがなは存在しないのでしょう? 活版印刷ではあまり見たことが無い気がするんですが、半角カナがどうしてもなくては困る、という場合ってあるんでしょうか。なくなっても余り困る人がいない気もするのですが・・・。
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No.1の方がコメントしているように、半角カナは1byteです。 コンピュータの発祥地は、ご存じのとうりアメリカですが(イギリスという話も 聞いたことがある)、英語圏ではアルファベットしか使用しないため、1byteの データで必要な文字が定義できたんです。 そのコンピュータが戦後日本に上陸してきた時、アルファベットだけでは困る ので先ずカタカナだけでも使用できるようにJISで規格化されました。 元々のコード(専門用語でascii code)で図形記号に当たる部分にカタカナの コードが割り当てられました。 ひらがなではなくカタカナが割り当てられたのは、文字をデザインするときに 円みの多いひらがなよりもカタカナの方が簡単であったことと、会社でコンピ ュータを使用する時に、ひらがなだと締まらない漢字がするのでカタカナにし たのではないかと考えています。 ところがその後日本でもコンピュータの技術が発達し、漢字も扱えるようにな りました。その時、1byteでは必要な漢字を定義できないため2byteコードで 漢字やひらがな・カタカナを定義しています。 なお半角カナが生き残った理由ですが、昔のコンピュータはメモリもディスクも 今と比べると格段に容量が少なかったので、データの大きさを削減するため積極 的に半角カナをプログラム内で使用していました。私もそういう世代のプログラ ムを書いていた一人です。
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- Naodon1020
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昔のホスト系システムは、処理に時間がかかるため、なるべく表示する早くしたりプログラムを小さくする必要があり、文字のバイト数を極力小さくする必要がありました。そこで半角カタカナが登場したのではないかと推測します。 今の会社のシステム(IBM3270で操作します)でも、半角カタカナしかなかったり、全部ローマ字だったりする画面が結構残っていますよ。
お礼
なるほど、そうでしたか。わたしは使うばかりでプログラムを組んだことがなかったもので気が付きませんでした。そうした由来に関係なく、今のネット上での書き込みでの半角カナの用法としては、ちょっと怪しい、あるいは異質な雰囲気を醸し出すために使っているようにもみえます(?)。 お答えいただいて有り難うございました。
- usap
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由来はよくわかりませんが、必要性はあるかもしれません。 たとえば、メールなどで有効です。半角カタカナは1バイト、全角文字は2バイトです。imodeなどでメールを送る時に半角カタカナを使うことでメールの容量を減らすことができます。imodeメールは半角で500文字、全角で250文字の文字制限があります。 これは推測ですが、昔のポケベル時代なんかはカタカナのみだったり、昔の携帯電話のメモリーもカタカナと数字のみでの記憶でしたが、おそらくメモリーの都合ではないかと思います。今のように大量のデータを小さなチップに保存できる技術がなかった、ということで小さなデータである半角カナは有効だったのではないかと思います。
お礼
なるほど、そういえば昔ポケベルで文字を送ってましたね。確かにカタカナでした。あれが半角だったんだ! どうも有り難うございました。
お礼
大変良くわかりました。ご丁寧にお答えいただき、どうも有り難うございました。