不況期にコストプルのインフレが起こることをスタグフレーションといいます
好況期に、コストプルのインフレがおきればただのインフレです。
ただし、コスト上昇の要因によっては、景気が後退局面に反転する可能性もありますから、好況期のコストプルインフレが、ただのインフレから、スタグフレーションになる可能性には注意を払う必要があります。
コスト上昇の要因が国内の要因であれば(失業率改善による労賃アップなど)、景気回復をともなう物価上昇ですが、原油価格の上昇など国内の景気になんら関係のない要因の場合、『景気悪化をともなう物価上昇=スタグフレーション』になりがちです。
#私たち日本人はここ20年ほど、内需の拡大が物価の上昇にまで発展するような好景気ってのを経験してないわけですから、コストプル・インフレ=スタグフレーションと思ってしまってもおかしくない訳で、実際イコールで結んでも実害はなさそうです。
お礼
お礼が送れてもうしわけありません。大変参考になりました。ありがとうございました。