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住宅ローンの審査について
今回住宅ローンを組むことになったのですが、住宅ローンは他の借り入れ(キャッシング=ノンバンクやサラ金、大手も含むクレジットカードなど)が1件でもあると通らない・・・との話を聞いたんですが本当なのでしょうか?
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金融機関に勤務しており、以前、個人融資(住宅ローン、教育ローン等)を担当しており、信用保証機関へ出向して保証審査を担当していたこともある者です。 より正確にご理解いただいたうえで住宅ローンのお借り入れをしていただきたく思いますので、かなり長くなってしまいますがご容赦ください。 > 住宅ローンは他の借り入れ(キャッシング=ノンバンクやサラ金、大手も含むクレジットカードなど)が1件でもあると通らない・・・との話を聞いたんですが本当なのでしょうか? こちらに関しては、#2さんがお答えのとおりです。 「1件でも」は本当に極端な話ですが、金融機関によっては、消費者金融の利用歴を大変に嫌うところもありますので、「1件でも」という可能性は否定しきれません。 #2さんへのお礼の > 銀行から保証会社に回して、そこで融資不可能の判断がでても、保証会社はその原因は絶対教えてくれない、とも聞きました こちらについては、一般の方には少し理解しづらいかもしれませんが…。 金融機関を「銀行」、信用保証機関を「保証会社」としてお話しします。 「融資」について「可能・不可能」の判断をするのは、あくまでもお金を貸す銀行です。 ですから、「保証会社が融資不可能」という判断をすることは決してありません。 保証会社が行なうのは、「保証不可能」という判断です。 「融資」と「保証」は別のモノだということを、まずご認識ください。 そのうえで、『保証会社はその原因は絶対教えてくれない』ということは、ほぼ正しいことだと申し上げます。 銀行は銀行で独自に融資審査を行ない、保証会社は保証会社で独自に保証審査を行ない、それぞれの判断基準に照らし合わせて、それぞれが「融資可能・不可能」、「保証可能・不可能」の結果を出します。 ですから、お客様が、保証会社に対して、「銀行に『融資』を断わられたのだかどうしてか?」とお尋ねになられても、保証会社は「融資の可能・不可能は銀行が判断したことですから、こちらではお答えできません。」とお答えすることになります。 また、銀行は『保証会社が「保証不可能」といったので、融資はできません。』という言い方をお客様にしてはいけないことになっています。 銀行側の不手際等により、「融資不可の理由は、保証会社に保証不可と言われたから。」ということをお客様が知ってしまった場合、お客様が保証会社に対して、直接「どうして保証していただけないのですか?」とお尋ねになることがあるかもしれません。 それが、ご質問の『銀行から保証会社に回して、そこで融資不可能の判断がでても、保証会社はその原因は絶対教えてくれない』のことかと思います。 お客様の観点からすれば、「ダメならその理由を教えてほしい。その点が改善できる点なら改善する。そうすれば融資してもらえるのでしょう?」といったことになると思います。 保証会社は、銀行にすら保証不可とした理由は申し上げません。 個人信用情報の内容から、不可と判断したのだとしても「審査基準と照合した結果、保証はできないと判断しました。」としか申し上げません。 信用情報機関との契約条項に、信用情報の内容は判断基準にのみ利用し、「原因」にしてはいけない-となっているためでもあるのです。 また、融資にしても、保証にしても、その審査基準を外部に漏らすことはできないのです。 ですから、『保証会社はその原因は絶対教えてくれない』ということが、ほぼ正しいこと-と申し上げたのです。 さらに申し上げれば、銀行は、保証会社が「保証不可能」と言っても融資を実行することは可能なのです。 ですが、保証会社が「保証不可能」としたということは、貸し手である銀行は、大変重いリスクを背負った上でお客様に資金をお貸しすることになります。 何らかの理由でお客様が借りたお金を返済できなくなる=銀行側から見ればお金を返してもらえなくなる-というリスクで、これを債務不履行によるリスク=デフォルトリスクといいますが、このときに保証会社による保証がされている場合には、保証会社がお客様に代わってお金を返済します。 これを保証会社による代位弁済といいますが、保証会社の「保証」がなければ、銀行にとってその債権は資金回収のアテのない「不良債権」となってしまう訳です。 銀行が不良債権の保有を回避するためのシステムが「保証会社による保証」なのです。 「融資申込み」の段階では、保証会社がお客様と直接接することはありません。 お客様が返済できなくなったお金を保証会社が払うと、その債権は銀行から保証会社に移りますので、そうなって初めて保証会社はお客様と直接接するようになります。 「代位弁済を行なったことにより、債権(の保有者)が銀行から保証会社に変わりました。」というご通知を差し上げ、その後の資金回収についてのお客様とのやり取りは保証会社が行なうことになります。 最後に、 > 結局、他社借り入れは無いに越した事はない・・・ってことですか。 確かにそうですが、住宅ローンは、他の生活資金ローン等とは多少異なり、返済期間も長期に及びます。 完済までの返済財源さえある程度しっかりしていれば、さほど神経質にならなくても大丈夫だと思います。 実際にカードローン、マイカーローン、住宅ローンを組んでいらっしゃる方など、沢山いらっしゃいますから。
その他の回答 (2)
1件というのはあまりにも極端ですが、キャッシング契約件数/利用残高・消費者金融契約件数/利用残高が審査に影響するのは事実です。契約件数や利用残高が多ければ、審査は通りづらくなります。 一般的に住宅ローンの審査は、申込人の属性・物件の担保力・現在の借入れ状況などを総合的に判断して融資の可否を決定します。判断は各金融機関(保証会社)によってまちまちですので、全く同条件でもA銀行は可決でB銀行は否決なんてことはざらにありえる話です。
お礼
回答ありがとうございました。 確か、銀行から保証会社に回して、そこで融資不可能の判断がでても、保証会社はその原因は絶対教えてくれない、とも聞きました。 結局、他社借り入れは無いに越した事はない・・・ってことですか。 金策に走ります(^^;)
嘘です。が影響はするようです。 参考URLで一度勉強してみて下さい(^_^;)
お礼
ありがとうございました。 教えて頂いた「参考URL」で勉強してみます。
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます。 とてもわかりやすく解説して頂き感謝しています。 とにかく、もう一度「身辺整理」をして、申し込みをしてみたいと思います。