- ベストアンサー
ラリーカーの耐久性について
WRCの映像を見た事があるのですが、本当に凄いですね。 坂道を駆け上がってトップからそのままジャンプし、豪快に地面に着地する。 勢い余ってカーブで派手に転倒しながらも、助けを借りて横転した車をコースに戻してそのまま走る。 車体にあちこちをぶつけてボロボロになっているのに、平気な顔をして走り続ける。 普通の車なら、エンジンが故障して動けなくなりそうな状態でも全然平気ですよね。 やっぱりあれは、どんな衝撃にも耐えられるようにエンジンルームなどが特殊な作りになっているのでしょうか? 勿論、ボディー全体がどの角度からの衝撃にも耐えられるように作られているのだとは思いますが。 サスペンションとかその他の部品の耐久性も相当強そうですよね。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ラリーカーはあらゆる状況に対応できるよう、全てが特殊で、特注品です。 アレだけ過酷な走りをしても壊れない!というのもメーカのアピールポイントではないでしょうか。 ボディーの見た目以外全て特殊に出来ています。 フロントガラス一つとっても、合わせガラスで総簡単に割れません。 ギアボックス一つで1000万円くらいらしいです。1輌いくらするんですかね。 >ボディー全体がどの角度からの衝撃にも耐えられるように作られているのだとは思いますが 意外とそうでもないようで、みんなボロボロになりながら走っているようです。 前見ていたとき、コドライバーのシートのしたから、跳ね上げた石が突き破ってきて怪我したそうです。 よくパワステが壊れて腕の力だけで運転しているというのも見かけます。 ギアボックスが壊れて3速とかで走ってるのもいました。 レース後は、メカニックが貫徹で補修作業してますし。 いくら頑丈でも、アレだけ過酷な走りをしていればそりゃ壊れるでしょうね。
その他の回答 (4)
- bec
- ベストアンサー率29% (151/507)
WRCもWRカー採用で市販車ベースとはかけ離れた部分も多くありますが、 やはり基本的には、ベース車は市販車です。 それに、考えようによっては一般車両の方が酷い使われ方してますよ。 ろくなメンテもせずに動かしてるし、モノの10分程度でエンジンオン・オフしたり・・ 確かにグラベルを高速で走行したり、あるいはターマックでもあれだけの速度で走ってるんで、 車体への影響は一般車両とは比較にならないから、それ相応の耐久性(補強)はあるでしょうが、 ラリーカーはあくまでも1戦1戦が走り切れれば逆にOK! 10年、10万キロ以上の過酷な運用を期待される市販車より ある意味割り切って作れる分、マシかも知れません。 だから、耐久性(質問の「耐久性」とは異なるかも知れませんが)と言う事に関しては 市販車とはさほど変わらないと思いますよ。 ただその目的、方向性が違うだけです。 それよりも、3速しか使えない、タイヤが3コしか付いてないなんて言う状況でも 走らせてしまうドライバーのテクと根性(?)の方が脱帽です。
お礼
回答ありがとうございました。 >それよりも、3速しか使えない、タイヤが3コしか付いてないなんて言う状況でも 走らせてしまうドライバーのテクと根性(?)の方が脱帽です。 確かにあれは凄いですね。 だってサスペンションがやられてぎこぎこいってるのに最後まで走っちゃうんですから。
- nekoppe
- ベストアンサー率26% (380/1450)
一般の方は公道を走る「自動車」と、マシンレースの「マシン」とが外観が同じ様なので、区別が余りできていません。その為、不死身のマシンを自動車と比べてしまい「すごい」、になってしまうのです。 >特殊な作りになっているのでしょうか? 特殊ではなくそれなりの作りになっていますが、自動車と比較すると、「超特殊」、という事になります。マシンレースの様な特殊な使い方は、自動車ではしないか、しても一瞬だけですが、マシンは特殊な使い方が「普通」なのです。 >耐久性 考慮しません。マシンは耐久性があって、毎回完走するより、レースが終わった瞬間に壊れてしまっても勝てば良いのです。
お礼
回答ありがとうございました。 >考慮しません。マシンは耐久性があって、毎回完走するより、レースが終わった瞬間に壊れてしまっても勝てば良いのです。 いやあ、やっぱりレースを見る目が変りますよ。 私の見方が甘かったのかな。
- FR_fanatic
- ベストアンサー率22% (62/278)
あいにくそういうわけではありません。 もちろん信頼性、耐久性は考えてありますが 壊した部分は修理、交換すればいいから 壊しているわけです。(それが原因で負けないようなら) どこをどの程度までなら壊していいか考えて走ります。もちろんわざと壊すわけではないですが。 自分の車だったらあんなふうに壊しながら走るわけにはいきません。 サポート体制がしっかりしていてお金があるからできるのです。 それでもボディーの痛みがありますからWRCなら グラベルラリーで1~2戦、ターマックでも3戦ほど 走ったら新車に切り替えます。 ほとんど使い捨てですね。 >坂道を駆け上がってトップからそのままジャンプし、豪快に地面に着地する。 それで壊れることがあるので最近はあまり飛ばないようになっています。 FFコンパクトカーベースが主流できれいに飛べないのかもしれません。 >助けを借りて横転した車をコースに戻して キャビンはつぶれないようにロールケージと言うのが入っています。 市販車ならつぶれてしまいます。エンジンルームなどがどの程度補強されているかは分かりません。 エンジンよりもサスペンション関連のシャーシ強化と言う意味で 補強はされていると思います。
お礼
回答ありがとうございました。 >それでもボディーの痛みがありますからWRCなら グラベルラリーで1~2戦、ターマックでも3戦ほど 走ったら新車に切り替えます。 ほとんど使い捨てですね。 初めて知りました。ずっと修理しながら使い続けていると思ってました。 >キャビンはつぶれないようにロールケージと言うのが入っています。 市販車ならつぶれてしまいます。 やはりそうなんですか。 市販仕様車でも、例えば、そのままラリーに出場できるインプレッサとかだと潰れないのかな、と思いましたが、違うんですね。
パリ・ダカールラリーの場合は、クラス分けされていて、完全にラリー仕様にした車と、 市販車を最低限改造した車のクラスに分かれていたと思います。 カミオン(トラック)の部門も存在します。 二輪部門も存在します。 それで、クルマの方ですが、完全にラリー専用に設定しているタイプは、 そのためだけにセッティングしているのでなかなか壊れないです。 市販車改造クラスは、外装が市販車で内部にはロールバーを設置していてシートをラリー用に変えただけの ほぼ市販車に近いクルマで走ってます。 全部が特別の車と言うことではなく、最低限の改造をした車も走っています。 ですから、全部が「特別の車」と言うことではないです。 ヨーロッパあたりでは、市販車クラスの車の方が完走したことに対しての評価は高いです。
お礼
回答ありがとうございます。 >ヨーロッパあたりでは、市販車クラスの車の方が完走したことに対しての評価は高いです。 つまり、レースを完走した車は丈夫ですよ、という点を強くアピールする為にそうしているわけですね。だから必ずしも上位に食い込むこと=良いことではないということですね。 違った見方がある事を知り勉強になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 >ギアボックスが壊れて3速とかで走ってるのもいました。 これ、似たような場面を見たことがあります。 凄かったです!