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同じ人間なのにどうしてこんなに体感温度差があるのでしょう?
ここ最近、かなり暑苦しくなってきましたね。 これから梅雨と夏が来ると思うと、暑がりの僕にはツライ季節です^^; ここで思うのですが、同じ人間なのに僕のように、「汗をかきすぎて喉がカラカラ、口の中がネバネバ、脱水症状になり思考回路がおかしくなりそう」と感じる人と、「全然暑くなくて快適。むしろ涼しいぐらい。」と感じる人がいるのはどうしてでしょう? 僕の場合、じっとしていても汗がにじみ出てくる程なのですが、嫁は長袖のトレーナーを着て平気で過ごしています。 クーラーは使っていませんので、冷風による冷え性などではありません。 ちなみに僕は毎日マラソンをしていますが、嫁は運動をしていません。 恒温動物なのに、どうしてここまで体感(実際に現象として)が違うのでしょうか? 仕組みの違いを教えてください。
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代謝の問題ですね。 一番分かりやすいのは、 太ってる=厚着しているのと同じ=暑いの方程式。 ただ、人間の体ってそんなに単純ではないですよね。 せっかくエネルギーとしてカロリーを摂取しても、体温などの熱エネルギーに変えるには、体内で脂肪などを燃焼(TCAサイクル)させる必要があります。 これは、個人によって生活習慣・食習慣でかなりの差が生じます。 詳細は割愛しますが、要するに同じ体型で同じ環境なのに差が出る場合は、代謝が活発化・活発でないかの差ですよ。 黙っていても、代謝が活発な方は体内でどんどん脂肪などがエネルギーとして使われ、結果として熱が起きます(燃料を燃やすと熱が出るのと同じ)。 また、筋肉はエネルギーの消費工場ですので、筋肉が多いほど、熱も起きやすいです。 代謝には不可欠なビタミン類などの栄養素もありますし、日常的に運動されていない方は、筋肉も硬く毛細血管などの血の巡りも悪いでしょうから、末端の細胞ではエネルギー変換が殆ど行われません。 すると、・血行が悪い;体のよそからの熱も届きにくく、・代謝も低い;細胞レベルで熱自体がおきにくい、の二重苦となり、逆に夏場でも寒い、手足が冷たく靴下二重履きなんて事になります。 質問者さんは、運動する→食欲がわく→しっかり食べる→栄養状態万全→体も万全→代謝も活発→いたって元気→運動する・・・、の健康的な循環だと思いますよ。 また、水分補給も塩分と一緒にとらないと、血管内にはとどまらず、すぐに汗や尿として排泄されてしまいます。 これは、血管内の塩分を一定に保とうとする体の仕組みです。ですので、水分補給は必ず塩分と一緒にが大切です。 ただ、尋常で無い場合の発汗などは、病気が原因の場合もあるので、肥満体などの体型の場合は、心臓・循環器系の検査を受けてみてはどうでしょう。 転ばぬ先の杖です。 冷え性よりは健康体ですから、前向きに考えてみては。急場の措置では、首やわきの下、内ももなど、太い血管が皮膚の近くを通るところに冷えピタなどを貼ったりすることで、体感温度がかなり下がりますのでお試し下さい。
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身長差や体格差によって、身体が保有する脂肪や筋肉の量が変わるからです。 身体の大きい人は、それだけたくさん脂肪を持っています。 しかしながら、「身体の大きい人はそれだけ表面積が大きいのだから、放熱能力も高くなる」という法則も同時に成り立ちます。 ところが実際には、たとえば体格が同じで身長差が1.5倍違う2人の場合、放熱に使える体表面積は1.5×1.5=2.25倍あるのに対し、熱を蓄えておく脂肪量は体の体積は1.5×1.5×1.5=3.38倍にも増えてしまうんです。 ゆえに、 ・身体の大きい人の方が熱の発散効率で劣る ・身体の小さい人の方が熱の保持能力で劣る ということになります。
お礼
なるほど!だから男性よりも女性の方が寒がる人が多いんですね。 嫁は小柄なので、僕とは脂肪の量が全然違うんでしょうね。 ありがとうございました。
お礼
たしかに僕は新陳代謝が活発だってよく言われます。 毎日走っている事で、色んな効果があるみたいですね。今度からは、嫁も一緒に走るように誘ってみます^^ 詳しい説明と「冷えピタ」のアドバイスありがとうございました。