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脳梗塞で退院した母親のリハビリについて

58の母親が先日脳梗塞で入院、10日くらいで退院しました。最初は麻痺や言語に軽く障害があったものの、幸い軽く今でははた目では何の問題も無いくらいです。 ただ、退院して2ヶ月目本人はとても精神的に落ち込んだままです。軽い麻痺はまだ指にあるので、細かい作業ができない、集中力が無い、考えると頭痛がして寝込む。などという状態です。 リハビリも、散歩や日常生活程度で特別運動などはしていません。 しかし家族からしてみると、もっと何か新しいことにチャレンジするなどしてもらいたい、食事にも気をつけてもらいたいとアドバイスはするのですが、とうとう本人は家族の言葉も嫌がり、「やりたくてもできない」と泣いてヒステリックになってしまう状態です。 もっと大変な人もいるのに・・・と娘の私は思うのですが他に母に頑張ってもらえる、やる気を出させることは出来ないか悩んでおります。 もともと怒りやすい人ではありますので、精神的なサポートが必要ではないかと考えます。 が、娘の私は今近くに住んでおりません。せめて参考になるお話やサイト(HP)等アドバイス頂ければ、と思い書き込みしました。

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  • gogosmart
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回答No.1

 脳神経外科医師です。実際にお母様を診察したわけではないので、確定的なことは言えませんが、ご質問の内容を読んだ限りでは、お母様は少し鬱傾向になっているのかも知れません。  脳梗塞後に鬱状態になることは比較的多くて色々と報告されておりますが、平均すると脳梗塞患者さんの25%ほどに見られるとのことです。原因は様々で、実際に脳の血流が減っていることによる意欲の低下や、ご本人の性格、症状の残存の程度、環境など、多くの要因が絡むようです。  ご本人としてはまさに「やりたくてもできない」という状態なのだと思います。よく、鬱状態の方は「ブレーキをかけながら自転車をこいでいる状態」と例えられます。ご本人には決してサボるつもりはなくて、寧ろがんばらなければいけないと思っていることが多いのです。だけれど体は言うことをきかない・・・、辛い状況だと思います。こんな時は、周りからの励ましは寧ろ逆効果になるでしょう。  ご家族としては、本人に意欲を出して貰ってリハビリをやらせたいと思うところですが、ここはひとつ「頑張らなくてもいいよ、あせらなくてもいいよ」と言ってあげるようなスタンスがよろしいのではないでしょうか。  話は戻りますが、脳梗塞後の鬱状態はよく見られることですので、一度主治医の先生にも相談してみてください。鬱状態を改善する内服薬の処方を検討して貰えるかも知れません。

k1748
質問者

お礼

どうもありがとうございます。鬱、そうなのですね。。。実は発病前ですが少しそのような傾向があって心配してました。(家系的に精神科にかかる親戚が多いのですが・・・) それとアドバイス下さったように母も主治医に聞いたらしいのです。集中力ややる気が無くなるのは(脳梗塞という)病気のせいだよ、とだけ言われたらしく・・・逆にその言葉で母もやや開き直っている感じがあり、私も気にしてました。次の検診には私もついて行って主治医の先生に話を伺おうかと思います。 でも、周りの励ましは逆効果になるというアドバイス、自分も気が少し軽くなりました。 リハビリの目標がはっきりしなくてこういう生活でいいのか気にし過ぎていたのは自分かもしれませんね。再度いろいろ考えてみたいと思います。どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • qaz741
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回答No.2

うちも実父が3年半前に脳内出血を発病し54日入院しました。 右半身に麻痺が出て、言葉も包丁をはさみといい間違えるなど、若干後遺症が出ましたが2箇所の出血の割には軽く済んで、現在は歩く速度も100%元通りとはいかなくても普通に歩け、自転車も乗れ、 出来ないことといえば、車の運転と字が書けない、 お金の計算が出来ないことくらいでしょうか。 やはり、はたで見ていると普通の人と全く変わりは無いと思います。 うちの父も病気をしてしばらくは自分の不自由さに、ちょっとしたことでカッとしやすくなりましたよ。 実は私自身も先日、後遺症の残る手の怪我をしたんですが、たかが指一本の機能を失っただけで人間て これだけショックを受けて、悩む物なのかと実感しました。 お母様も今そんな心境の中なのではないでしょうか。 こう言う病気で一番つらいことは、自分の辛さを本当に理解してくれる人がいないということじゃないでしょうか。 うちの父の場合ですがお医者様の治療方針は、自分で身の回りの事が最低限出来さえすれば、そこからはリハビリの必要はないとされ、実細かい作業が出来なくても そこから先の具体的なリハビリ法などは指示されなかったので 私が色々と調べて役所の福祉課でリハビリ教室という 高齢者や、若干障害のある傾けの教室が開かれていることを知りそこに参加させました。 同じ病気の方はいませんでしたが、同じく体の不自由さを克服したいと思っている方ばかりで 年代も近かった為、父自身にもいい刺激となったようでリハビリに関する情報を参加者から聞いてきたり、指導員の方から主な家庭で出来る簡単な体の動かし方を教わり、自宅でもそれを行うようになりました。 (ここの場合、自宅まで車での送迎もありましたよ) たぶん、お住まいの地域の福祉課に問い合わせるとなにか相談に乗ってくれるとおもいますよ。 あと、私が1歳と3歳の子を抱えて一人で父の面倒を見ていたもので、 どうにもならず悩んでいたら、ネットで知り合った社会福祉協議会の職員の方がとっても親身になってくれました。介護保険の審査も、順番通りでは退院に間に合わなかったのですがわざわざ市役所に電話をかけて交渉してくださったりしました。 市役所の方より親身に、相談に乗ってくれる団体だと私は思いますので 下のHPよりお住まいの地域の社会福祉協議会へ問い合わせ、何か利用できるサービスがないか相談されるのもいいかもしれません。 (お住まいの地域毎にありあすので、たぶん、福祉課の入っている建物の一部に社会福祉行儀か言って言うのが入っています) あと、発祥してから6ヶ月たったら何か障害者手帳をもらえないかどうか調べてみるといいと思います。 中々基準が厳しいので簡単に適応はされませんが うちの父も視野狭窄で手帳をもらい、税金面で控除が適応されています。 うちの場合は発病前は父が実家で一人暮らしをしていたのですが 発病後は私が子供と夫を連れて同居することを選びました。 娘がなんだかんだ言うより、孫の相手をしていた方が父も張り合いがあって 父の精神面にはいい影響が合った気がします。 父の場合若い頃から続けていた趣味があったので 今もそれをもう一度やりたいという気持ち一心で 毎日かなりの距離を歩いて、自己流ですが散歩をし 元気にやっています。多分私より元気ですよ(^-^;; この病気は時間が解決してくれるというんでしょうか 日が経つにつれ少しづつでも回復していく病気ですから 必ず来年は今よりもっといい状態になりますから あせらず、ゆっくり、毎日の積み重ねが大事ですよ。 お母様ももうちょっと落ち着いて、同じような病気の人や体の不自由のある方と境遇を分かち合ったり 親しいお友達に会ったりすることで いい方向に考えることも出来るといいですよね。 よさそうなHPがあったのでよろしかったらご覧ください http://www.fsinet.or.jp/%7Eshakyo/links.html#links_top また、片麻痺で検索すると関連情報がヒットすると思います。 長々書いてしまいましたが、不明な点があればご質問くださいね。

参考URL:
http://www.fsinet.or.jp/%7Eshakyo/links.html#links_top
k1748
質問者

お礼

お礼が遅れましてすいませんでした。 とても私には嬉しい回答で、紹介頂いたサイトや今まであまり見ていなかった役所の福祉課についてなど、じっくりと見てからお礼をしようと思い遅くなりました。 実際の体験をされたということで、私にとってもとても心強いアドバイスの数々で私も気持ち的に楽になりました。 あとは母本人ですが、いろいろとこういった福祉の参加型イベントに誘っても行きたくないの一点張りなので相変わらず困ってますが、まずはまだ退院後3ヶ月しか経ってませんので少し様子を見つつ自分がその間にいろいろと調べようかと思っております。 主人の仕事の関係で実家と離れた場所から動く事ができませんのでそういったもどかしさもありますが、自分も焦る気持ちを押さえて長い目で見る必要があるんだと思いました。 本当にありがとうございました。また何かありましたらどうぞ宜しくお願い致します。