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税理士の未来について
来年、税理士の簿財の受験しようかと思っている受験生です。今、大学(法学部)の2年生です。税理士は、科目合格制で、独立開業向きということが大きな動機です。ただ現在、税理士に限らずいろんな資格で規制緩和が進んでおり、大きな過渡期だと思われます。今でも言われてますが税理士の飽和化、これが公認会計士の制度改革などで進んでいきこれから先、税理士の未来はと、心配になります。予備校の税理士簿財講座の申し込みはもうしてしまったので、最低でもこの1年間(大学3年の夏)は、税理士の勉強はやり通すつもりです。 でも、だからと言って、他のどの資格もばら色ではなさそうですね。
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我が社にも顧問の税理士さんおられます。 形の上では税理士の先生と契約しているのですが、実際にはそこで給料を得て働く税理士さんが定期的に訪問してきて、色々と打ち合せをしています。 税理士の未来についてのご質問ですが、申し訳ないですが決して明るくないと思います。 これは医者や弁護士でも同じなのですが、国家試験に合格したからと言っても、それだけでは誰もお金はくれません。 結局はどこかの事務所 (医者の場合でしたら勤務医) に勤めて給料をもらうか、あるいは自分で顧客を開拓し独立して生きるより方法はありません。 要は本人の 「営業力」 が生き残れる最大要因になるようです。 医者の場合でもそうですが、親の後を継いでそのまま開業医になったのならともかく、新規に独立して町の開業医になった場合、極めて高価な医療機器を新たに整備する必要もあり、毎月の家賃やら医療ローンの返済などで大変な資金繰りに追われるそうです。 従って、返済ができずにバンザイする医者も中にはいるとか聞きました。 いつの間にか看板がなくなったな、と感じる開業医などはこのパターンが多いと思われます。 弁護士や税理士も然り。 「オレは先生だ」 とばかり、机にふんぞり返っているだけでは一銭のお金も入ってきません。 最終的にはどれだけの人脈をもつか、どれだけの顧問先を持つかで決まるようです。 税理士になろうが会計士になろうが、要は本人の営業力が求められると思いますので、結構つらい業界のようです。 特に近年は景気の低迷で独立開業する人が減ってきていますので、税理士の需要が減少している事もあるようです。 サラリーマンのままでいるのなら、基本的には税理士さんのお世話になる事はないですからね。 また考えれば、この世界には定年がありませよね。 という事は自分で廃業する税理士がいない限り、毎年毎年、新人税理士が誕生するわけですから、永遠に数が増え続けるわけですからね。 おっしゃるように飽和の方向へ進んでいると思います。 因みに我が社の担当税理士は40歳前くらいの男性でして、一度年収を聞いた事があるのですが、並みのサラリーマンより少しマシな程度だったので、驚いた記憶があります。 嘘じゃなかったと思うのですが ・・・
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No.3です。 >税理士の関連資格を取りましていく方向か、他の独立系転向すべきかなと思ってます。 あくまでも参考にしていただきたいんですが、税理士のほか社会保険労務士等の資格も勉強されてはいかがでしょうか?今や税理士と社会保険労務士や中小企業診断士等の資格を取得されている税理士もいるので。 また税務のみならず、コンサルティング業務をやるのに使えるものと思います。
お礼
二度もお返事ありがとうございます。
確かに飽和状態ですよね。税理士登録はしていても実際には稼動していない方もいらっしゃると思います。では公認会計士はどうかというとすでに監査法人に就職できなかった合格者もいました(最近、募集人数を増やしたという報道がされたみたいですが)。 で、独立した際には、すでに開業している人との競争に勝たなければいけません。それに自信がなく、どうしても税理士として仕事がしたいとなれば、税理士法人等で仕事をするという手もあるとは思いますが・・・。 あと、私が以前に参加した税理士セミナーで、事務所で働いていたときの担当顧客が独立した際についてきてくれた、というのれん分けをしてもらうことも多いみたいです。ただ、それだけでも結構きつくなっているみたいで、社会保険労務士や中小企業診断士等の方と組んでコンサルティング関係のこともやっている事務所もでてきています。
補足
やはり大変みたいですね。今、まだ若さだけはあるので、税理士の関連資格を取りましていく方向か、他の独立系転向すべきかなと思ってます。その辺にもアドバイスがありましたらお願いします。
No.1さんのおっしゃる事は、参考になります。 私なりには、以下のように感じています。 あなたがどうしても独立したいのなら、以下は無意味ですが、 そうでないなら、つまり、有資格サラリーマンになるなら、 十分に将来性があるかと思います。 私は理系でやや難しい資格を持っているのですが、この資格では 独立できません。ただ、私はお金持ちになりたいわけではなくて、 興味ある仕事をしながら、普通のサラリーマンの7割くらいの労働で、 3割増くらいの給与をもらうのが良いと思ってますので、そういう 人には、良い資格だし、税理士もその点で似ています。 1. 知識が証明されているので、誰でもできる手間のかかる仕事は 回ってきませんし、いざとなれば断れます。 2. 成果主義の会社の間接部門って、どう評価すると思いますか。 営業じゃないんで、数字はありません。かといって、年功序列かと いうと、そうでもなく、資格による知識と、それによって如何に 効率よく仕事をしているかをアピールしやすくなるんです。1. で 書いたように、めんどくさい仕事を他者に押し付けて、自分にしか できない仕事をしてアピールすれば良いわけです。 これやると、「あの部署は帰りが早いのに、給与が高くてずるい」と よくいわれましたが、「当然でしょ」と切り返せるし、相手も あきらめます。 法律系の資格でも、独立にこだわらなければ、規制緩和により、 有資格者が人材市場にでてきてますので、有資格サラリーマンも それなりに居心地の良い居場所はあると思いますよ。
お礼
ありがとうございます。参考になりました
お礼
丁寧な返事ありがとうございます。