こんにちは。
CDの基本特許はすでに切れているはずです。つまり,今後はCDに関するライセンス料は入ってこない,という事です。ただ,私の勝手な想像ですが,十分もとはとれたとは思っています。だからこそ,DVD規格でも主導権を握ろうと各メーカ必死なのでしょう。
質問者さんご推察の通り,規格争いと特許問題は大きく関わっています。DVD-RとDVD+R,DVD-RAMととDVD-RW,このあたりの規格の混乱も,おおもとはこのあたりが原因でしょう。
ここはオーディオカテなので,マニアックに言えば,DVD-AudioとSACD,というのもありますね。多少うがった見方ですが,CDの特許が切れたソニー・フィリップスが,ライセンス収入を維持するために(DVD-Audioに主導権を握られないように)開発した,とも言えなくはないです。
次世代DVDの規格争いについてですが,ソニー・フィリップスがブルーレイにこだわるのは,今のDVDではライセンス収入があまり期待できないから,という背景があると聞いています(DVDの特許料はライセンス管理団体から各社に分配する,という仕組みになっていたと思います)。一方,HD-DVD陣営は今の有利な立場をキープしたい,という思惑があるのでしょうね。
いずれにせよ,我々消費者にとっての利益になるような決着がつくことを望んでやみません(^^
以上,ご参考に。
お礼
とても良く分かりました。 ありがとうございます