• ベストアンサー

靖国神社参拝を報道しなければならない理由

おはようございます。 なぜ小泉首相が靖国神社に参拝する際に、こんなにも大々的に報道しないといけないのでしょうか? 小泉首相が参拝する理由は犠牲者の方に対する哀悼の意ですよね。 ということならば、参拝しても別に報道する理由はないと思います それとも報道しないと哀悼の意にはならないのでしょうか? 報道しなければ中国とかからも何も言われないでしょうし もし政治的基盤として重要との事でしたら、そういう遺族の方々には 電話で何月何日に参拝しました、と伝えればいいと思います なのに何故わざわざ文句を言われると分かっているのに大々的に行うのでしょうか? わざとケンカの火種を作りたくて報道している(させている)としか思えません。 よろしくお願いします

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • okztosh
  • ベストアンサー率33% (88/259)
回答No.1

 報道するから問題になるのではなく、問題になっているから報道していると考える方が妥当だと思います。問題にはいくつかのポイントがあります。  まず、日本では憲法で政教分離が定められています。政府が特定の宗教に肩入れすることは許されません。したがって、首相が個人的にどの宗教に感心を持とうが関係ありませんが、首相が首相の立場で特定の宗教施設(この場合は靖国神社という宗教法人)に参拝するのは憲法違反の可能性が非常に高いという問題です。  つぎに、「犠牲者」に対する哀悼と言うことですが、靖国神社には一般の市民や兵士だけでなく、東京国際裁判で有罪判決を受けた戦犯(戦争犯罪人)1,068人…とくにA級戦犯も合祀されているという点です。戦争を指導した人もまつられているので、靖国神社に参拝すると言うことは、戦争指導者を神として参拝することになり、平和の理念と矛盾しないかという問題があります。東アジアの諸外国が敏感に反応するのは主にこの点です。「日本は第二次世界大戦までの侵略行為を反省する・謝罪する…といいながら、戦争犯罪人を神として祀り、参拝するのは何事か!」というわけです。これに対して、日本には、戦争犯罪人…とは戦勝国が一方的に開いた不公正な極東裁判できせられた濡れ衣だという主張もあります。  なお、靖国神社の参拝問題に関しては、これまで宗教分離の観点から、首相が「政府機関である首相という立場で」参拝するということは原則としてありませんでした。あくまで「個人的に」参拝していたのです。それでも、しばしば政教分離問題がとりあげられました。この段階では、日本の国内問題でした。  中曽根首相時代に、初めて中曽根首相が「首相の立場として」靖国神社を参拝し、中国や韓国が反発して、初めて国際問題となりました。…確か、中曽根首相の参拝の少し前に、それまで靖国神社に祀られていなかった戦争犯罪人1068人が靖国神社に合祀されました。このことが靖国神社を国内問題から国際問題にすることになったと思います。なお、靖国神社では戦争犯罪人を「昭和殉教者」と呼んでいます。  中曽根首相の参拝で中国や韓国などから抗議が相次いだため、中曽根首相はその後の公式参拝をとりやめ、以後、歴代首相は、首相在任中には靖国神社を参拝しないのが暗黙の了解になり、中国なども、「首相が参拝しない」ことで、それ以上事を荒立てないといった態度を示していました。  その暗黙の了解を破ったのが、現小泉首相です。  なお、こうした問題に対して、日本では以下のような意見があります。 ●そもそも政教分離に違反するのだから、靖国神社を公式参拝するのは許されない。 ●国際問題を引き起こすのはマイナス影響が多いので、理念や信念は別として、とにかく首相は参拝すべきでない。 ●戦争犯罪人というのは、第二次世界大戦の戦勝国が一方的にきせた濡れ衣で、戦争犯罪人も犯罪人ではなく犠牲者だ。 ●靖国神社に合祀された戦争犯罪人1068人を、靖国神社から分祀して、靖国神社には戦争犯罪人以外の戦争犠牲者だけを祀るべきだ。 ●靖国神社が宗教法人であることが問題なので、靖国神社とは別に、国のために尽くして死亡した人(国の犠牲になった人)のための慰霊施設を別に作り、それは無宗教にする。公式参拝はその慰霊施設にするべきだ。  なお、遺族の方には電話で…というお話が出ていますが、靖国神社にまつられている人は、現時点で約247万人です。電話で連絡するのは無理でしょう(^^;)

参考URL:
http://www.yasukuni.or.jp/

その他の回答 (14)

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.5

中国、北朝鮮よりのマスコミが多いという事でしょう。 靖国に要人が参拝することは、日本の国民にとって大した問題ではありません。 中国でも、報道さえしなければ問題にしないでしょう。 中国も北朝鮮も日本国内の協力者の養成に成功していると考えていいのではないでしょうか?

  • Deresuke
  • ベストアンサー率5% (1/19)
回答No.4

なぜ、「靖国神社参拝」問題が深刻なアジア外交のネックになているかの根っこは、報道の仕組みの問題の次元ではありません。 「靖国神社参拝」、「A級戦犯」、「歴史認識」等で検索していろいろな情報を得られたら良いと思います。

参考URL:
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1117167299/l100
noname#11353
質問者

補足

すみません。 報道しなければ何も相手に伝わらないと思うんですが それとも放送しなくとも相手に伝わるのでしょうか 一応リンク先見てみましたが、参拝したという情報さえ伝わらなければ問題ないと更に思いました 現に他国は総理として参拝しなければ問題ないと言っていますし 放送がなければ分からないような気がしましたけど これは違うのでしょうか?

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.3

 1の方の回答が妥当といえます。問題を報道するのがマスコミの役割です。    首相官邸内には記者クラブがあり、そこには内外のマスコミの記者が詰めています。日本の新聞記者以外にも、海外に日本の記事を発信する「共同通信社」や外国から取材に来ている「AFP」「ロイター」「新華社」などの通信社の記者がいます。  「新華社」は、中国国営通信社ですから、中国の報道機関の人間が、24時間体制で日本の首相の動向に張り付いている状態です。(他の報道機関も同様です。)  中国政府は、当然、日本国内で日本人に対し日本の報道機関がどのような報道を行なっているかを、日本に対する対応を決める参考にはしています。  しかし、日本の生の情報を取らず、日本の報道機関からの情報にに頼るようなことはありません。中国・韓国大使館は日本のマスコミ報道以上の、詳細な情報を自分で集めて本国に送っています。  もし、小泉首相が靖国神社に参拝して、その報道が国内になされなかったとしたら、中国・韓国は「首相の靖国神社参拝が、日本国民に全面的に受け入れられた。」と判断し、今以上の強固な姿勢をとり、今まで首相の靖国神社参拝を黙認してきた欧米・東南アジアも、日本社会の危険な変化への兆候と見て、靖国神社問題を取り上げるでしょう。  首相の行動に報道・国民世論のチェックが入っていることで、欧米は「日本の民主主義が正常に機能している」ことを確認し、内政に干渉する必要がないと判断しているのです。  アメリカという国は、民主主義が機能していないと判断すれば、平気で内政干渉をする国です。アメリカが日本に内政干渉を始めれば、牛肉だけの問題でさえあの強引さですから、靖国問題の中国の対応ような口先だけのものでは済まないでしょう。    ちなみに、新華社などの記者には、日本の公安調査庁の人間が張り付いています。  

回答No.2

日本国内だけで報道する分には、中国政府は何にも言わないと思います。 ただ、一部マスコミが興味本位若しくは特定の政治意図を持って、中国・韓国に通報しているのです。 扶桑社の歴史教科書も、一部のその教科書に反対する人達が、日本がかの国々に配慮しているのを見て、中韓を利用したのです。 日本では、他者に危害を及ぼすようなこと以外、非常識と思えるようなことですら、自由に発表し、公表し、議論することが出来ます。 しかし、自由・民主主義のはずの韓国ですら、厳しい情報統制があることは知られていないと思います。 中国では、インターネットや個人のメール、電話などの通信記録・内容なども検閲・統制・規制されています。 そういう現状を見ず、ただひたすら自分達の意思を通すため、外国の干渉を利用して恥じない人達が居るということです。

関連するQ&A