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「酸化」とは、身体にとってどのようなことなのですか?
「抗酸化作用」と言う言葉がありますが、お肌とか、身体が酸化すると何が駄目になるのでしょうか? 酸化は何がどの様になることなのか、簡単に説明していただけないでしょうか?ネットで調べたのですが、少し難しかったのでここで質問させていただきました。
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簡単に言うと、金属が空気中の酸素により酸化すると表面に「錆」(さび)が生じますね。これを想定して下さい。 細胞は酸素をエネルギー源としていますが、その利用過程で「活性酸素」というものが発生します。 細胞の表面は不飽和脂肪酸と言う酸化しやすい物質で出来ており、「活性酸素」はこの不飽和脂肪酸を酸化します。そうすると「過酸化脂質」と言ういわゆる細胞の「サビ」が生じ、細胞の老化現象が起こり、細胞の機能が失われるる事になります。皮膚細胞に「過酸化脂質」が蓄積されると皮膚の変色、老化等が進みます。皮膚の老化以外にも動脈硬化やガン等の発生原因にもなります。 この細胞の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ作用を持っている物を「抗酸化作用」を有する物質と言います。 以上ですが、冒頭に記しましたように細胞が酸化されることにより、細胞に有害な「サビ」(老化・変質物)が生成し、それが身体の各所に悪い影響を及ぼすと理解されて良いのではありませんか。
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- ko9ryu
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簡単に言うと老化です。 かなり大雑把な説明ですがしわ・くすみ・たるみなど 多かれ少なかれ酸化です。 さらに 血管が酸化する→固くなりもろくなる 細胞の核が酸化する→癌化する などなどウイルス性以外の病気の原因は要するにからだの酸化です。(老化) サプリ先進国のアメリカではサプリメントの目的は主に抗酸化、アンチエイジング(老化防止)ですね。 ちなみに リンゴが酸素に触れて茶色くなる ことや カーテンが光を浴びて色あせする ことも活性酸素による酸化でございます。
お礼
大変良く分かりました。ありがとうございます。 老化なんですね~。りんごの説明ありがとうございました(*^_^*)
- jkmiyuki
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できるだけ、平べったく書きます。 一般に酸化というと、まるで悪玉のように言われておりますが、体内で生じる活性酸素は、それなりの役割をもっています。ただ、どこかれなく、大量に長時間存在すると害作用を有するわけです。難治性の疾患のなかには、この活性酸素(複数存在します)が介在するものもたくさん知られています。通常、これらは体内にあるスーパーオキサイドディスムターズやグルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼ等により水と酸素に分解されます。 ご質問の意図するところの、この用語としては、抗酸化作用=還元作用 としていいかと思います。例えばビタミンCは還元作用があります。自らが酸化されることにより、相手を還元します。生体にとっては、酸化物質が減りますので、生体が酸化されにくくなります。⇒(抗酸化作用) シミに用いる化粧品に入っているアルブチンやコウジ酸、最近ではヒドロキノンなどは、メラニン色素産生過程における酸化反応を還元作用により減らす事により、効果を発現しているのだと自分は考えています。
お礼
ん~、なるほど。ちょっと難しいけれど、分かりました。ありがとうございました。
- o24hi
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こんにちは。 皮膚は表面から順に、表皮、真皮、皮下組織の3つの組織から構成されています。その中で、皮膚の若々しさに大きく関わっているのが真皮で、表皮の約10倍の厚み(約2mm)があり、この部分をハリを保つのが大きなポイントです。 真皮はコラーゲンとエラスチンというタンパク質からなる2種類の線維が網目状に詰まっています。すこやかなお肌の真皮では、網の目状のコラーゲンにエラスチンが絡み合って、お肌の貼りを作り出すばねのような役割を課たしています。 この真皮の中に、紫外線の影響などで「活性酸素」が発生するのが酸化で、これにより、網の目状に絡んでいたコラーゲンとエラスチンが「活性酸素」で分断され、肌の張りがなくなり、しわの元になります。 イメージがわきましたか?
お礼
イメージわきました。ありがとうございます(*^_^*) 活性酸素の発生なんですね。酸素が付くと駄目ってこと?
お礼
すごく分かりました。丁寧なご説明助かりました。ありがとうございます(^_^;)