911同時多発テロでワールド・トレード・センターは何故自由落下に近い速度で崩壊したのですか?
2001年9月11日にアメリカ合衆国でテロ事件が起きました。
★通説は以下の通りです。
[イスラム過激派によってハイジャックされた4機の大型ジェット旅客機が、アメリカ国内の複数の地上施設めがけ激突した。またオサマ・ビンラディンが犯行を指揮した。飛行機のジェット燃料による火災でワールド・トレード・センターが崩壊した。]
【ビデオ】WTC第2ビル崩壊(東側、遠景)
http://www.plaguepuppy.net/public_html/collapse%20update/--=Close-up%20of%20south%20tower%20collapse.mpg
【写真など】
http://www.asyura2.com/0505/bd40/msg/694.html
【実際に起きた事】
・WTCビル全体がほぼ均等に(シンメトリカルに)バラバラ、粉々に崩壊した。鉄骨(コア、外周)はほとんどがお互いに引き離され、コンクリートも粉々に砕け、地面近くのわずかな部分を除き、建物の一部が大きな塊状になって残った形跡は見当たらない。
・崩壊が始まった箇所より上の部分も同様に崩壊した。
・崩壊の開始から終了までの時間がおよそ10秒である。
・第7ビルではジェット旅客機の激突も無く、ジェット燃料による火事も無く、小規模な火事が見られただけである。そして下の階から崩壊し始め、6.6秒かけて倒壊し、第1、第2ビル同様に全体が粉々に砕けた。
・かつて"火災で倒壊した高層ビル(鉄骨)は存在しない" のに、メディアの人間が30分以上も前にビルの倒壊を知っていた。http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1575544
【NISTの最終報告による崩壊時間の説明】
(引用)
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NIST最終報告Section 6.14.4で述べたように、これらの崩壊時間は次のことを示す。
「崩壊開始の高さより下の構造が、飛行機の衝撃を受けた箇所とその上の落下しつつあるビルの塊に対して最低限の抵抗しか示さなかった。巨大なビルの塊の下方への運動によって解き放たれた位置エネルギーは、その下にある無傷の構造の能力をはるかに超え、その位置エネルギーを変形のエネルギーへと転化させた。
崩壊を開始した高さより下の階が落下しつつあるビルの塊によって解放された膨大なエネルギーに対してほとんど抵抗を示さなかったため、ビデオで見るとおり、ビルの上層の部分は基本的に自由落下運動で下に落ちたのである。下層の各階が連続して崩壊したために、落下する塊の質量は増加し下の階への負担を増加させたのだが、下の階はその運動しつつある質量を止めることができなかった。」
言い換えると次のようになる。12階分(第1ビル)と28階分(第2ビル)の部分が、その下にあってそれを支えていた構造(これは上層階の静止状態での重量だけを支えるように設計されたものであり、その下方に向かう運動量によって起こされるいかなる動的な影響にも耐えるようなものではない)の運動量(これは質量と速度の積である)が、下方の構造が持つ強度的な能力をはるかに超えてしまい、それ(下方の構造)が落下する質量を止めることもその速度を緩めることすらもできなかった。下に続くそれぞれの階が受けた下方に向かう運動量は質量の増加のせいでむしろ大きくなっていったのである。
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物理に詳しい方にお聞きしたいのですが、なぜワールド・トレード・センターは自由落下に近い速度で崩壊したのでしょうか?
また物理を専門にされている方々は、一連の事件について、どのような見解をお持ちなのでしょうか? 解体爆破説などもありますが、専門家の間では、どのように受け止められているのでしょうか。
おそらくWTCタワーの位置エネルギーがすべて解放されても、コンクリートを粉末状にするためのエネルギーすら充たしません。また無数の鉄骨を100m~百数十メートル飛ばした運動エネルギー、巨大な鉄骨構造のすべての接続部分をことごとく破壊したエネルギーはどこから来たのでしょうか。
ご回答よろしくお願いいたします。