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職場について

設計事務所に勤務する5年目、26才女です。  設計事務所の方に多い『好きで仕方ない』ということで入った仕事ではなかったものの、一生懸命に働いているうちに建築、設計という仕事が楽しく感じられるようになりました。  しかしそうなればなるほど勤務先の体制に疑問が湧いてきています。給料が安い(13万円程度、一生変動なし)、不夜城という設計事務所ならではのことにはたいした不満もありません。但し、デザイン事務所ではないので下記について大きな疑問が湧いていま す。  1.上司の建築に対する考え方・・・公共建築、病院、住宅等全て作品である。施主の要望、機能よりデザイン重視。施主の意見と他社員との協議を合わせ決定した事項も、上司の気分で右往左往繰り返すので信 用を失う。(これにより設計段階でボツった物件もあり。)  2.社長及び次期社長のすること、言うことは絶対である。黒でも白。・・・例えば、会社駐車場で社員の車に上司がぶつかったのを目撃しても、上司が黙っていれば何も言ってはならない。という具合。  3.施主等との付き合いに関わる費用は、役員 以外は自腹で支払わなければならない。  等いろいろあります。JR西日本の事故のとき『あぁ。同じだ。』と社員の方のインタビュー等に共感てしまいました。社内の人間も半数以上が転職を希望しており、中には再就職活動をしてる方もいます。このような環境にこの先長期的にいることに疑問が湧いております。  設計事務所では他社でもこのような体制をとっているのでしょうか?  また、職場を変えることも考えているのですが、この年令で女となると他設計事務所への就職は困難と思われます。活動するにも時間、費用がかさむので生活に精一杯の現在、悩んでおります。甘いのかもしれませんし、もう少し社のほうで頑張る必要があるのかとも思いますが、他社の状況がいかなるものか教えていただけたらと思います。

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回答No.3

>設計事務所では他社でもこのような体制をとっているのでしょうか? 多かれ少なかれgenzaburoさんの職場に似た設計事務所は、まだ存在していると思います。 私も設計事務所に勤めていますが、当初は受注した物件は全て作品にするという傾向はありました。というのもそうでもして雑誌等に取り上げられて知名度を上げなければ、仕事が取れない、優秀な人材を取れないという思い込みがあったからです。結局はそれこそ幻想だったんですがね(笑) 官庁物件に限らず、民間物件も発注形式がプロポ等に移行してきている事からも、デザイン力、企画力、コストコントロールを含めた総合力なければ、生き残れないような過酷な状況になってきています。クレームがつけば、二度とお呼びもかかりません。 社長以下上司が時代遅れの建築家幻想(私はそういう輩を独りよがりのオ○ニー野郎と呼んでいますが)に取り付かれている事務所は放っておいても絶滅すると感じます。 なにより所員の活力が出ないのではないのでしょうか? 今後生き残っていける設計事務所は、施主や利用者の期待に応えられるのは当然として、所員の活力をいかに引き出せるのかということになるのでしょう。

noname#11329
質問者

お礼

ありがとうございました。 内部の活力がないのは当然のこと、 経営者交代に伴い存続が危ぶまれると 外部から言われてしまう会社でもあるため、 今吸収できることを吸収できるだけしつつ 自分の進むべき道、進みたい道を検討ていこうと 思います。

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  • binba
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回答No.2

こんばんは。またbinbaです。(^o^)丿 意匠設計事務所なんですから、意匠限定でも良いんですよ。転職する時に、意匠設計力を期待されますし。 吸収するのは、「デザイン」と言うより、随所の納まりを覚えて下さい。 1物件ソラで納まりを作れるくらいに自分のものになりましたか? 作品づくり先生業の事務所は、自分のデザインに対しては実によく納まりを研究して居るはずです。そういう技術力を盗むんです。身につければ、今後のどんな施主の要求にも応用出来ます。 勉強は、人に訊かなくても、認められなくても、自分で黙々と進められる事も多々あります。専門雑誌も時には良い師匠になります。 お給料が安いので、本を買うのも相当負担になると思いますが、会社でも沢山とってますよね?そういうのを利用しましょう。 あなたに勧めたいのは、「日経ホームビルダー」です。でもそんな事務所ではとってないかも知れませんね。 あなたの会社の方針とは正反対の女性建築士が活躍している連載マンがも載っていて、かなり同調出来る筈。 しかも、現場体験のないあなたに、現場での問題点を教えてくれますから、意匠設計力に加えてかなり知識の巾が出来ると思います。 あと、たまたまですが、ビッグコミック・スペリオールの 5月13日号と27日号に、前編後編に分けて、 「若い設計士が予算の無い中、施主と一緒にマイホームを分離発注で完成させるというストーリー」が載っています。作者:高田靖彦、タイトル:「あなたの家は快適ですか?いい家にしましょ」。 これは参考になると思います。私が全国の仲間と展開している遣り方とソックリです。こんな風に、マンガ本からも世間の動きがわかります。 都内でしたら、良い所があります。 東京ガスの銀座ガスビルってありませんでした? あそこに、東京ガスの設計事務所の図書室があります。2階だったと思いますが、昔は一般人にも公開してくれていました。私も若い頃は上京するたびに通いました。 今は有料かな?そこには、実に沢山の種類の専門雑誌が創刊から所蔵されていて、出版社でも絶版になっているものもあります。コピーもさせてもらえます。 って言っても相当古い情報ですが、今でもあるのかしら?あったら利用させてもらうと良いですよ。 所で、女なんだからこれ以上する必要がないという言い草は、あなたに負けている男どもの言い分です。ちっちゃな事をえらそうに! ついでに、私の「binba辞典」から。 ■「女が腐ると男になる」 解説:どうしようもない男性の事を、「女の腐ったの」とか言いますね?「男は腐っても男」とも言うし。 なるほどぉ!男が腐っても女にはなれずに男のまま。男性たちは、腐る前は女だったんだ・・・!\(^O^)/ 朝起きて、もし男になってたらどぉしましょう!? まだ女だったら\(^O^)/ですよ!

noname#11329
質問者

お礼

ありがとうございました。 決して意匠設計事務所ではなく、 分野別の分担制で仕事をしている会社でもないので、 会社としての意匠力が高いわけでは 決してなく難しいところではあります。 そして、現場は行ってます。 私としては一番というくらい勉強になる場ですね。 但し、構造や金銭について 浅い知識しかないので、情けないです。 設計段階で『この予算でおさめるにはこの程度』 っというくらいの知識なので・・・。 少しずつ学び得ながら、先々のことを 考えて見ます。 いろいろなアドバイスありがとうございました。

  • binba
  • ベストアンサー率47% (513/1090)
回答No.1

genzaburoさん今晩は。まだ閉じずにいてくれて有難う!(^o^)丿 先日質問を見つけたものの切羽つまってて、今日になってしまいました。 私は、今でこそ自営の設計事務所をやっていますが、 この業界は、結婚するまでの「腰掛け」のつもりでした。(笑) 長文になりますが、まずあなたの職場への感想から。 作品づくり論は、もう15年も前に崩壊しました。そんな博物館行きのご立派な建築姿勢の(失礼!)事務所は、確かにまだ少しは残っていますが、希少価値だと思います。 私は正反対で、施主が自分の作品づくりされるのをお手伝いさせていただく姿勢で、CMrとして施主主導の分離発注を進めています。人のふんどしで自分の作品づくりだなんて、死んだら地獄へ直行しそうなこと、私には出来ません。(笑) 世の中は、確実に施主主導に向かっていると思います。しかも、女性の方が設計に向いているという説を唱える人も結構います。 私の周りはどこも多忙で結構女性を募集してますよ。 26歳ならまだ若い!近かったらウチに来て欲しいくらいです! 余談ですが(ここからが長い)、 私は大昔の25歳の時に設計事務所から建設会社の設計部に転職しましたが、そこは殆ど「工務部」でした。自分の設計したものを自分で監督までやって1物件でした。 そこの後輩の男の子5人もあなた同様、そりゃあやる気を失って、気の毒なくらいでした。(実は私よりも給料が良かったんですけどね) そこで、「本来、授業料を払って仕事を教えてもらうべき所、お小遣いもらって教えてもらえるんだから、今の内にしっかり覚えて、自分を思いっきり高く売れる会社を見付けてステップアップすれば良いよ。」とアドバイス。 3年後には数年先輩達を追い抜いて、会社が手放してくれないほどの優秀なオールマイティ建築士に育っていました。 私はというと、前の事務所同様、その会社で得る物をとっとと吸収し、28歳で転職を試みました。 が、職安の人から、「設計助手の募集は有るけれど、出来る人の募集はない。ま、自分で始めたら?」と勧められ、結婚しても事務所なら自宅で出来るしと思い、不本意にも建築士の資格をとって事務所登録をし、腰掛けのまま、結果何十年も経ってしまいました。毎回、これが最後!と思ってヘロヘロになるほど全力を注ぎますよ。 所であなたの事務所のお仕事は、姿勢や環境は気に入らないでしょうが、仕事のレベルは確かなものだと思います。そこでの技術をしっかり身につけることに気を向けて、あなたの思う姿勢で仕事出来る環境を勝取って下さい。 施主の気持ちを汲める心のこもった仕事の出来る人になろうとしても、中身があればこそです。今度は、施主の満足度に応じた幸福感が得られる職場を探しましょうね。 私の周りの施主はそんなプロを探している人ばかりで、かなりお断わりしている実情です。HPに作品を掲載しない私の所には多くの人から問合せがあります。建築は決して不況ではありませんね。 とにかく自分の中身だけで良いから充実させて、とっとと飛び出しなさいね。 今から仕切り直しするのに、あなたは良い年令です。まあ、30歳までにものに出来れば、30代~40代でも転職口はありますよ。ウチなら、55歳くらいまでOKかな。 くどくどとすみませんでした。

noname#11329
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。  施主第一に考えている設計事務所が実在するということ、今現在増えているということ、その他いろいろわかって本当に嬉しく思います。又、大変返答しにくい分野の質問に答えていただき、心から感謝致します。  現在の事務所では「女性なのだからここまでしかする必要がない。」という風習が強く残っているため、意匠限定です。意匠に関しては吸収しているつもりなのですが、自己流で他の分野を学び質問していても「必要ない。」との返答です。  吸収できるものは限りなくあると思うのですが、吸収することを拒否されてしまう現状を打破するためにあれやこれやと考えている最中です。その中の1つの手立てとして、職場を変わることも考えているという感じです。  私自身地域にこだわりはまるでないので、施主第一に考える事務所、binbaさんのような考え方事務所に出会えるよう探してみようと思います。(binbaさんの事務所で求人していたらお話を聞かせていただきたいくらいです。軽く聞こえるかもしれないことを言いまして、申し訳ありません。) ありがとうございました。