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篁物語の一節がわからないのですが。(初歩)
WEB上で篁物語の二部をつらつら読んでいたのですが、 下記の文章(三の君の言葉)の中の、「さらずはおはせめ。」がよくわかりません。意味と、「おはせめ」の「め」(「む」の已然形?)となっている理由について、解説していただけたらうれしいです。 初歩の初歩の質問をしてしまって、恥ずかしいのですが、よろしくお願いいたします。 いとあるべかしきことにて、あはれのことや。わがためにも(*「わがためには」か。)、さらずはおはせめ。わいてもこそは、むかし人は心もかたちも、さものし給ければこそ、年をへてえ忘れがたくし給らめ。さる人を見たまひけんに、言ひ知らで見え奉るよ。後世いかならん。 (以下略)
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該当箇所を、岩波書店の日本古典文学大系(旧)で確認しましたところ、 わたしのためにも(あなたは)そのようで(愛情ふかくて)いらっしゃるのでしょうが。「さらずはおはせめ」は「さこそはおはせめ」の誤りか。 という注がありました。
お礼
ありがとうございます!「さこそはおはせめ」とすれば、わたしにも分かりました。お手数をおかけしました。本当にありがとうございました。