水槽の大きさや水草、魚とえびの量によって変わるのではっきりとは断言できないのですが、濾過に上部フィルターを使っているならCO2の入れすぎによる魚の酸欠はあまり心配しなくてもいいと思います。
どうしても心配なら夜間のみ(夜は水草が光合成をせず呼吸するので)エアレーションをするか上部フィルターの排水が空気を巻き込むようにセットしておけばいいのではないでしょうか。
ウィロモスやアマゾンソードは確かにCO2を添加しなくても育つ水草ですがもちろん環境がいいほうが立派に育つので手軽な発酵式によるCO2の添加はオススメです。あと、CO2の添加はコケの発生を予防する効果もありますよ。
私の水槽(45センチ水槽)でやっている発酵式CO2(重曹式)のレシピをかいておきます。発酵式にはゼリー式と重曹式がありますが砂糖ゼリーを作る手間が要らないぶんこっちのほうが効率がいいです。添加用のペットボトルの加工方法は参考のHPを見てください。
容器:500mlペットボトル
砂糖:約100g
重曹:約2g
イースト菌:約0.5~1g
水:約400ml
まずペットボトルに100gの砂糖を入れます(100均のロートを使うと楽です) アイスやゼリーについてるプラスチックプーンに重曹をすりきり一杯(これで2g)入れ、 軽くシェイクした後に、ペットボトルの上に5センチ分くらい隙間が残るようにまで水を入れる(これで400ml) 最後にイースト菌を水面にパーッと広がるぐらい入れてできあがりです。(イースト菌は冷蔵庫か冷凍庫で保存してください)
気温によって発酵速度がかなり違いますので、イースト菌の量で発酵量を調整します。 夏は少なめ、冬は多めに。だいたい2~3週間保ちます。
今の季節なら特に気温の心配は要らないと思いますが、私の場合冬は保温のため靴下を履かせてさらに水槽にぴったりとくっつけて保温しています。
慣れればたいした手間もかかりません。
すべて目分量でかまいませんし、数分で済みます。
発酵式の一番の利点は初期費用、ランニングコストが共に安く、材料が簡単に手に入ることです。 手軽に二酸化炭素の添加を始められ、いつでも止められます。 私は実験とか工作をやるような気分で発酵式を楽しんでいますよ^^