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最近の親は子供に甘い?
テレビでダウンタウンの松ちゃんが、「最近の親は子供に甘いから(当たり前に甘やかされていて)子供が好きじゃない」という感じの内容を言っていました。ちょっと、記憶が曖昧で間違っていたらすみません。 私はそれを聞いて「その通りだ」と思いました。何の根拠もありません。 最近になればなるほど、親が甘やかしすぎなのかもしれません。過保護だったり、小中学校で自分のパソコンや、コンポ、個室があるような話を聞くとちょっと与えすぎではないかという気になります。 やは最近の子供と比べると単純にうらやましいという気持ちもあります。でも、簡単に与えるのもどうかと思います。 与える年齢というのはないのでしょうか? 子供の頃からそんなにいい思いをさせるのはちょっと気になります。自分はその年にそんな思いをしていないのでうらやましいのはうらやましいですが、これでいいのでしょうか? 最近の親は子供に甘いと思いますか? 問題点は何だと思いますか?
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長文で失礼します。 昔から日本の親(親というより世間?)は子供に甘いですね。それで、良くも悪くも日本人は甘えんぼに育ちます。大人になっても、自分がしでかした失敗の責任をとらずにナァナァで済ませようとするし、反面、仲良しこよしの助け合いをしたり…。もちろん、悪い面もいい面もあります。 幕末に日本を訪れたヨーロッパ人は、日本人があまりにも子供を大切にし、また甘やかすことに驚愕している記録があります(当時のヨーロッパでは、子供を厳しくしつけ、子供のしつけのために子供をムチでぶつのがふつうだった) ただ…近年の甘やかしは…子供を大切にする甘やかしとはちょっと違ってきている気がします。No.1のmokonokoさんの回答にあるように、親が自分の都合を優先して、その結果としてモノを与えてごまかすとか…。たとえば、平日フルタイムで両親が会社勤めをし、その反動で休日には甘やかし放題でおもちゃを買い与えたり、遊園地などに出かけたり…。それだと、しつけの部分がなくなって、単に意味もなく甘やかすだけになりそう。 No.3の回答の5567さんのコメントにも関連してくることですが、思うに、現在の社会は「核家族」や「通勤」にまだまだ慣れていないのだと思います。 伝統的な生活形態というのは(日本に限らず)家族がいつも一緒に暮らし、一緒に生活して、子供は親が仕事をしているのを見ながら育つわけです。日本では三世代同居や大家族が当たり前でしたし、ヨーロッパでも、同居とまではいかなくても近所に「おじいちゃん、おばあちゃん」が住んでいて、いつも顔を合わせるのが一般的でした。(農林水産業や商工自営業の従事者が社会の構成員のほとんどでしたから。例外は貴族や上級士族) それに対して、勤めに出る(つまり家族がいつも一緒ではない、子供は親が働いている姿を見ない)という生活形態、あるいは核家族の専業主婦(「家」の束縛から解放されるかわり孤独な立場)という生活形態は、比較的新しい生活形態です。日本で核家族、通勤、専業主婦という生活形態が一般化したのは昭和30年代以降です。まだようやく50年になろうかというところです。ようやく2世代目になったところ。 つまり、核家族、通勤、専業主婦という新しい生活形態に対して、それを破綻なく無理なくうまく使いこなすノウハウがまだ社会に蓄積されていないのだと思います。それが、育児や老人介護、地域社会など、家庭に関連するさまざまな社会問題の根本原因ではないかというような気がします。 (専業主婦というのは、主婦が家事以外の仕事をしなくても生活できるほど経済が成長した社会でしか存在できない特別な生活形態で、貧しい社会には存在できません。日本でも専業主婦が増えたのは昭和30年代後半から。それ以前は夫婦共働きが一般的でした。現在、専業主婦は古い生活スタイルで女性も働くのが新しい…というようなイメージがありますが、それは歴史を無視した間違いと言えます。ただ、昔の「働く」と現在の「働く」のイメージが違ってきているのも確かですが) 私事になりますが、私は専業農家で生まれ育ちましたので、(子供が学校に行っているとき以外)家族がいつも一緒に生活し、親が働いているのを見ながら、自然と親を尊敬して育ちました。夫婦(つまり父母)も一日中一緒にいます。それを当たり前の感覚として育ったので、学校を卒業してから都会に出てサラリーマンになり、結婚して…生活にとても違和感を感じました。結局、脱サラして在宅で仕事をするようになりましたが…やっぱり、夫婦も親子も一緒に生活している方が自然に感じます。日中の大半を外で別々に過ごし、顔を合わせるのは朝夕の限られた時間だけ…というのは…なんかヘンに感じます。 もっとも、今の時代、会社勤めはよくない…といったって、それじゃ社会が成り立たないんですけどね。みんながみんな、会社を辞めて生活できるというわけでもないし。 会社勤めに適応した新しい社会形態の成熟を待つしかないのかもしれません。(私はそれを待てなかったので、会社勤めをやめましたけど)
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- o24hi
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こんにちは。 これはやはり少子化が原因なんでしょうね。子供が5人いたら、ご質問のような内容のことはとても出来ませんよね。 ご質問を読んでみて、わが身を振り返ってみますと、思い当たることがいっぱいあります(苦笑)。 小学生なんですが、MP3プレーヤー持ってますし、外出する時は携帯持たせますし、親のものではありますがパソコンでネットやってますし…… >最近の親は子供に甘いと思いますか? 子供に厳しい親を、外で見ることはほとんどないですね。家庭内でも両極端になっている気がします。過保護とネグレクトや虐待で、その中間のしかる時はしかる、褒める時は褒めるというのが少ないんですよね。後者は問題外ですが、前者は親に自信がないというか、子供に媚びちゃっているような気がします。 >問題点は何だと思いますか? 先にも書きましたが、少子化がまず第一点、それと、今の親も多くが2兄弟とか一人っ子で甘やかされて育てられてきた世代で、でそれが一層昇華したということなんでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 少子化も原因なのですか。小学生でMP3や携帯ですか?すごいですね。最近は厳しい親がほとんどいないんですね。変わってしまった感じがします。
- mokonoko
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子供を辛い目に合わせたくないという理由から 最近では子供に手間を掛けたくないからという理由へと 意味合いが変わってきたような気がします。 子供に物を与えれば興味はそちらに行きますから、 親が居なくても「物」があれば生きていけるという 感覚が潜在的に発生するでしょう。 親にねだれば物が手に入るので競争意識も薄れ、 手を抜ける範囲で手を抜いて、場合によっては 「出来ない子のフリ」をすることもあるでしょう。 子供づれの親を見ている限り、7割の親は甘い態度を 取っているように思えます。
お礼
回答ありがとうございます。 そういう考えの親が増えているのかもしれませんね。 物を与えれば手が掛からないというのは、親の都合なので良くない感じもしますがどうなんでしょう。最近甘い親が多いですよね。
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お礼
回答ありがとうございます。 日本がまだ今の家族の形態に慣れていないのですね。確かに、普段家族が一緒にいられない分の穴埋めが物を買い与える事になってしまうのかもしれません。でも、物は家族の代わりにはなりませんよね。会社や塾などでほとんど家族が顔を合わせないというのは問題ですね。