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発酵

 生酵母を用いた糖の発酵についての質問なんですが、二酸化炭素の発生速度が最初は遅く、次第に速くなる理由は何が考えられますか?  また、酵母の細胞内に糖が入るときでの用に入って行くのですか?よろしくお願いします。

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回答No.2

パストゥール効果の逆ではないでしょうか? つまり、初期は醗酵液中の酸素濃度が高いので、酵母菌の中では酸素を使った呼吸が行われる、二酸化炭素の生成速度は相対的に遅くてもATPが十分できます。 酸素を使い切ってしまうと、ATP産生のためには嫌気的な解糖をしなくてはなりません。ちょうどATP濃度も下がるので、ホスホフルクトキナーゼに対する抑制もとれて、解糖は盛んになります。 しかし解糖の結果生じるNADHをNADにもどさないと、解糖が続けられませんが、呼吸鎖によるNADの再生はできませんから(酸素が必要)、アルコールの生成過程に共役してNADを再生して、解糖を続けなければならなくなります。それが見かけ上は二酸化炭素の生成が盛んになるという現象だと思います。 酸素による解糖の抑制をパストゥール効果と呼びますが、問題の現象ではちょうどその逆が起きているのだと思います。

k75h
質問者

お礼

本当に本当にありがとうございました。詳しく的確な回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • peror
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回答No.1

自信はありません。想像です。 1、酵素誘導に時間がかかる。 2、徐々に酵母が増えた。 などは考えられませんか? 人の細胞だと、グルコースチャンネルを通るのですが、酵母については、わかりません。