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海外在住者の年金についてのお悩みとは?
- 海外在住者が年金について悩んでいます。自主退社し海外で働いているが、住まう国の年金制度には信用が持てず、一時帰省を利用して年金の支払いを考えています。個人年金に加入するか、国民年金の支払いを再スタートするか悩んでいます。
- 国民年金の支払いを避けることで、今まで7年間支払ってきた年金が無駄になる可能性があります。しかし、国民の義務として国民年金に加入することも考えています。具体的なメリット・デメリットについて助言を求めています。
- 国民年金は過去2年間まで遡って支払うことができるという情報もあります。質問者は日本の法律制度に詳しくないため、義務としての範囲や具体的な助言を求めています。
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>海外生活6年目の者です。 >日本で7年間勤務した会社を自主退社し、海外で >職に就いて3年目ですが、一応日系企業です。 7年日本の会社に勤務して厚生年金に加入した後、日本を離れるときに「海外転居届」を提出し、海外生活を行い3年前からは海外で働いているということですね。 >ある程度収入が安定し蓄えもできたのでこの夏に >一時帰省をした際、年金の支払いを考えております。 まず海外に居住している日本国籍の人は、国民年金は任意加入となっています。つまり加入しても良いし加入しなくてもかまいません。 この場合、年金は最低25年以上加入しなければ一銭も出ないという制限がありますが、この25年の資格要件となる期間に海外居住期間を含めることが出来ます。(たとえ加入していなくても) ただ保険料を支払った人と同等という訳には行きませんから、その分だけ老齢年金の受給金額が少なくなります。任意加入した場合には、この受給金額UPと、障害年金や遺族年金(国民年金の場合は限定的な制度ですが)の保障を受けられるというメリットがあります。 >役所には6年前日本を離れる際に手続きは行って >おりますが、国民年金は未払いです。 未払いというのはどういういみでしょうね。退職してから日本を発つまでに多少の空白があると言うことでしょうか。短期間であればまあ大きな実害はありません。 >今回の帰省で個人年金に加入するか、もしくは >国民年金の支払いを再スタートするかで悩んで >います。 基本的には、 1.国民年金 2.国民年金+付加年金 3.国民年金+国民年金基金 4.国民年金+国民年金基金+個人年金 予算的に許す限り番号の大きい物を選択するのが賢いです。 と言うのも、国民年金は終身年金だからです。一生涯もらえる年金をベースとして上乗せを考えた方が良いからです。 民間の個人年金などは終身の選択はあるけどものすごく率が悪くなり、大抵元割れします。 でも国民年金であれば平均寿命以上生きれば大抵は払込金額を上回ります。 >年金が無駄になることも避けたく、やはり国民年金を 幸いにして先に述べたように海外転居期間はカラ期間ですから、実は今後も国民年金任意加入をしなかったとしても老齢年金、老齢厚生年金を加入した期間、支払った保険料に応じてもらえます。 つまり無駄にはなってはいません。 ただほとんどカラ期間だとすごく少ないですけど。 >と考えてはいますが、どういったメリット・デメリット デメリットはないと考えます。メリットは色々ありますが。 >ちなみに、国民年金は2年過去に遡って支払うことが >可能と耳にしたことがあります。 はい。可能です。逆に言うとそれ以上はさかのぼれません。 海外からの加入では国内に協力者がいなくても、日本国民年金協会がお手伝いしてくれます。 http://www.nenkin.or.jp/ あと年金受給の申請(裁定請求と言います)を行う場合は、日本に最後に居住していた社会保険事務所で手続きします。手続ではどうしてもその事務所との間で行う必要がありますが、年金の受け取り自体は海外に居住していても、郵便物の受け取りが出来るのであれば可能です。 (毎年返送しなければならないはがきが来るので。要するにまだ生きているか~というはがきですね)
- 参考URL:
- http://www.nenkin.or.jp/