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頚椎症性脊髄症のリハビリは?
3月に義父が頚椎症性脊髄症の手術を受け、約1ヶ月ほど入院し無事退院、自宅療養しています。 術前の症状は、 ・歩けないというほどではないが、足元がおぼつかなく躓きやすい ・右手の親指と人差し指がしびれている ・首周辺が傷む ・他人は気が付かない程度だが、本人曰く話すときに発音がしにくい などでした。 手術は成功し、MRIで見る限り素人目にもすっきりしたのがわかるほどになりました。 ただ、麻痺については、手術しかたらといってにわかに良くなるものではなく、徐々に改善の方向に向かうでしょうということでした。 実際、義父の症状も、歩行に関しては術前に比べればややマシになり、発音の違和感に関しては気にならなくなったそうです。ただ指の麻痺はまだ変わらず残っているそうです。 まだ首があまり動かせないので車の運転ができず休職中なのですが、2ヶ月近く休んでいるので本人もあせり始めています。 入院中も退院後の診察時も、写真や傷口、問診により経過観察するのみで、特にリハビリ方法などの指導がありません。 義父は早く良くなりたい一心で、リハビリ方法を医師に尋ねましたが、特に必要は無いと言われるばかりで、今では自己流で体操をしてみたり、歩行訓練などをしています。 それを見ていると、素人判断で間違ったリハビリをして逆に悪くさせてしまうことはないのだろうか?と心配になります。 通常、頚椎症性脊髄症ではリハビリというものはしないのでしょうか? もしするとしたら、どういったメニューが効果的なのでしょうか? また、手術した病院は遠方で大きな病院のため大変混んでいて、じっくり医師と話すことができないようなのですが(定期的に投薬)、地元(田舎)の病院で見てもらったり、地元のリハビリ専門施設で指導を受けるのは良くないでしょうか? 長くなってしまいましたが、経験者、専門家のご意見よろしくお願いします。
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術前の症状を読ませていただきましたが比較的軽い症状のうちに手術を受けられてとても良かったと思います。この程度の症状では手術もうまく神経圧迫が取り除かれている様ですので特にリハビリは必要ないと思われます。1年程度かかります(私の執刀医としての経験では症状の最大回復まで2年程度かかった方もいらっしゃいます)が、おそらくは相当よくなるのではないかと推察します。 こうした手術の大きな目的の一つは「転倒などで重度の頸髄損傷を起こさないようにしておく」ということです。これはお義父様の場合、100%の結果が得られたと思われます。 特別なリハビリが必要となるのは手などに明らかな麻痺が残り、残された機能で訓練することで失われた体の機能を取り戻すことや、今後運動麻痺が回復するにせよ麻痺が比較的高度で回復するまでの間に少しでも筋肉の状態を良好に維持したりする必要があったりする場合です。リハビリをしても神経麻痺の回復の速度はそれほど変わらないかと思われますので。ただ、何らかのリハビリをすることでご本人の精神的な支えになる場合もありますので、個人差はありますがこうした考えからは一概にリハビリが無駄であるとは言えません。 お仕事の内容がわかりませんので、職場復帰の時期につきましては主治医(執刀医)に「私の職種は○○ですが、いつ頃になったら復職して良いでしょうか」などの質問をして判断されるのが良いと思われます。 今はまだ若干のふらつきなどがあるようですので、あやまって転倒したりしないように、そして体力が少し落ちていらっしゃるでしょうからむちゃな筋力強化などをし過ぎないように注意することが大切かと考えます。 ご存じかと思いますが、もしお勤めで社会保険にご加入なら6ヶ月間の傷病手当金の支給があります。あるいは職場のことを気になさっていらっしゃるようならかえって「あわてて復帰せず、休めるだけゆっくり休んで少しでも体調を整えてからやりましょう」とアドバイスされるのがよいでしょう。 早く、復職できますようお祈り申し上げます。
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義父さんはおいくつですか? 我が家もリハビリ中の父を抱えています。 手術をした病院は所謂大病院ですぐに退院し自宅の近いところにある別のかかりつけの大学病院でリハビリを受けていますが、毎日というわけには行かないので介護保険で通所リハビリを受ける予定です。 まだ、介護保険の申請中ですが地域の介護支援センターが相談に乗ってくれます。 私の父はかなり症状は悪く介護が必要で歩行も付き添いがないと転倒します。 このような場合は歩行訓練のほか筋力維持・強化など自主トレメニューもあります。 一度、リハビリ病院を受診してみるのもいいと思います。
お礼
早速のお返事ありがとうございます。義父は60代前半です。 症状も手術前まで普通に運転も生活もしていたので、それほど重症ではありませんでした。 今も自分のことは自分でできます。ただ、首が動かなかったり、手足の麻痺が気になったりするためか、疲れやすく、仕事人間でしたのでいつまでも休んでいることがストレスになっているようです。 田舎住まいなので、近くに大学病院といった大きな病院施設はなく、専門医も多くありません。手術前、近所の病院にいくつか行きましたが、手術した遠方の病院に行くまで原因がわからなかったほどです。 こういった中でうまくリハビリできる環境が見つけられるかも心配です。 頚椎症リハビリの専門書などがあるといいのですが・・・ 長くなりましたが、患者さんのご家族の生のお話が聞けてたいへんためになりました。ありがとうございます。
お礼
詳しいお答え感謝します。やはり回復までは時間がかかるのですね。長い目でじっくり付き合うように義父には伝えたいと思います。 職場復帰の事ですが、医師からは体調をみて、義父の判断でいつでもという感じだそうです。 職業は管理職でほとんどデスクワークなのですが、職場まで遠く、田舎なので交通手段がマイカーしかありません。そのため、首が動かせない状態では後方確認もできず運転不可能なため休んでいるという次第です。 そんなこともあり、何もせずに自宅にいるのがもどかしく、リハビリなど努力できることがあれば気も休まるようなんですよね。 でもお話を聞いて少し安心しました。ありがとうございました。