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何故、早慶は評価が高いのか

先日プレジデントという雑誌を見たのですが、一流企業が採用した大学名のランキングで慶應を最も多く採用している会社が多かったです。早稲田もそれなりに多かったです。数年前までは東大が一番多かったようです。また最近は京大や一橋の評価が下がっているとも書かれていました。このことについてご意見を御願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#16307
noname#16307
回答No.6

下の方がおっしゃっているように東大の卒業生は早稲田、慶応の半分以下ですから、数では不利になります。 人気企業への就職「率」ではまだまだ東大生は健闘していると思います。 もっとも近年、東大、その他国立大学の優位性が下がりつつあるのは事実だと思います。 まず東大の優位性が下がってきたことは、官僚の地位低下と関係あるでしょう。 戦後、高度成長期を経てバブル期あたりまでは日本の官僚は優秀だと思われ(実際にはそれは誤解でもあるのですが)、官僚が経済界を仕切っているようなところがありました。 ご承知のとおり、高級官僚の世界では東大出身者が圧倒的な数を占めています。 そういう時代においては官僚と同級生である東大卒をとりあえずとっておこうというインセンティブが働くわけです。 たとえば、銀行のMOF担という部署の過剰な官僚接待が問題になったことがありますが、こういう部署に東大卒の人を置いて、先輩・同級生の官僚と仲良くさせ、いざというときに頼みとしていたのです。 しかし規制緩和の時代になり、官僚が以前ほどの力を持たなくなった結果、無条件に東大卒を優遇する意味はなくなってきました。 そうなるともちろん東大生にも優秀な人はたくさんいるでしょうが、絶対量に勝る早稲田、慶応の人間を採用する割合が多くなってきたのです(ですから現時点でも官僚とかかわりの深い基幹産業や規制に守られている業界では今でも東大生を多く採用する傾向があります)。 あと、その他の国立の評価が下がってきていることですが、これはバブル期にそれまであまり採用していなかった私大卒の人間をためしにとってみたところ、国立の人間とたいして能力に差がないことがわかってきたことと関係していると思います。 以前プレジデントで人事の人の話が出ていたのですが、国立・私立、文系・理系にはほとんど差がないそうです。 その結果、やはり数に勝る私大の人間が採用される割合が増え、国立大学の相対的優位性が下がってきたのでしょう。

その他の回答 (6)

noname#12159
noname#12159
回答No.7

学生数の違いが一番じゃないですか 例えば平成16年度の某一流企業の採用者数は 慶應25名、一橋11名 でしたが、 慶應の学生数は一橋の5倍以上です。 てことは・・・わかりますよね。 早稲田も総学生数50000人近くいますからね。京大や一橋より採用数が多いのは当たり前じゃないでしょうか。絶対数が多いですからね。 まして東大法学部で民間に行く人なんて少ないですよ。 下の方が亜細亜大や日大がうんぬんと言っていますが、引き合いに出すのがおかしいでしょう。早慶とは全然レベルが違いますし。

回答No.5

No.3です。 パッと読んだだけだと確かにそう見えるので弁明させて下さい。 数字を例に出したために「統計的なひっかけ」などと言われてしまいましたが、(読んでいただければ分かるかと思いますが)決してひっかけてなんかないですよ。 むしろ逆で、プレジデントの記事にひっかけはないのかお聞きしたんです。 本質問では「早慶>東大」という評価を前提に話が進んでいましたので、そこに問題はないか補足要求しただけで。 誤解なきようお願いします。

bunchonobuntasan
質問者

お礼

数年前までは東大がずっと1位だったので、ひっかけはないように思います。

  • terad
  • ベストアンサー率22% (12/54)
回答No.4

#3の学生数が違うというのは、統計的なひっかけ ですね。その理屈なら亜細亜大学や日大が東大を 抜くことも充分考えられるということになりますが、 本当にそうでしょうか。 海外への留学体験記をいろいろ読んだことが あるのですが、東大の方が書かれた 体験記の幾つかに、今は東大の卒業証と 単位取得の内容を記載した書類を 出しても、ヨーロッパじゃ高卒扱いに しかならないという記述を幾つか見ました。 仮にも大卒だから、海外の大学の正規留学でも 学部の専門課程か大学院に入るつもりで 行くと、学部1年への入学しか許可にならない、 つまり高卒扱いというのがよくあるそうです。 アメリカの大学は金出せばいいよみたいな ところがあるんで、ヨーロッパほどじゃない みたいですが、それでも東大卒の方の大学院への 正規留学は厳しいようです。#1のかたの話に 重なるかと思いますが、私の読んだ体験記は たまたまですが東大法学部卒の方のものでした。 ドイツに留学された方の体験記には、 慶應や日大の理系の人が専門課程への 入学を許されて、なぜ自分が駄目なのか 強い疑問を抱き、大学側に詳細な説明を 求めたことが書いてありましたが、 まず取得単位数が少なすぎると言われて 納得してしまったそうです。 確か文部科学省のが決めていることと思いますが、 大学の卒業必要単位は124単位で、国立大学は それを基本としていますが、私大の多くは大学の 自治を理由にそんな無視して、必須科目を 増やしたりしてるんですね。 勉強してる量が違うんです。 そんなあたりが、東大と慶應、早稲田の違いに 出てるんだと思います。

bunchonobuntasan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 勉強の量を企業は見ているのでしょうか?

回答No.3

その雑誌のデータはどれくらい信頼性のあるものですか? 例えば、1学年の人数は(約) 東京大学3000人 早稲田大学12000人 慶応大学8000人 ですから、単に人数だけを数えているのならば絶対数の多い早稲田や慶応が上位にきても何ら不思議はないように思います。 実際には、その企業への就職志望者数と実質的な採用者数の割合で計算することもできますが、第一志望だったかどうかまで調べていないときちんとしたデータは得られないので、ある企業への就職率の低下=大学の評価が下がった、とは一概には言えないかなと。官僚や研究職志望者が増え企業への評価が下がったと見ることもできますし。 あとは人事の人間のコネクションなどもありますし、他の回答者さんの仰るように教育内容を見ても早慶の教育は先進的で時代の流れをつかんでいると思います。

bunchonobuntasan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに1学年の人数の違いはありますが、数年前に統計をとったときまでは東大法学部を採用する企業が多かったのです。それが最近早慶が上昇して慶應が1位になりました。

回答No.2

単なる入試制度の改悪で、力のある生徒が国立大学に行かないってのも一因のような気がするね。 平成六年の学習指導要領の改訂(現行の一個前)で世界史必修になった。戦略的に英・国・世界史に特化して学習すれば、難関な慶應・早稲田に合格できる。 バリバリの進学校でなくても、塾・予備校に通うことで「逆転」が可能。 一方、国立大学の場合は、5教科の負担が大きいこと、コース制が敷かれて(高2になるときの文理分けなど)、進路選択に柔軟さが無くなってきたこと(かつては「文転」といって理系コースから文系大学・学部への転進があったけど、いまは簡単ではない)。 要するに都市部においては高校入学時点で、ある程度覚悟している人(国立大学を目指す人)は限定され(数が以前に比べ減少・横ばい)、大学入試で逆転を狙う人(第一志望の高校に入れなかったが、大学は第一志望に行こうとする人)が増え、その結果かなーと思うね。

bunchonobuntasan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 早慶には指定校推薦で合格する人が何人も いると思いますが、そういうのは気にしないのでしょうか?

  • apple-man
  • ベストアンサー率31% (923/2913)
回答No.1

京都大学は特にに文系の学部が評価を落としている みたいです。国内ではまだ一流大学ということで 通っていると思いますが、外国の大学との間にあった 単位相互認定制度を取り消されたりしているようです。  単位相互認定制度は、京大で取得した単位を そのまま外国の大学で取得した単位として扱うもの なんですが、その仕組みで単位取得済みとして その上のレベルの授業を受けることを許可しても 京大生がアメリカやヨーロッパの大学で 授業についてこれなくなった。つまり 京大の授業のレベルが下がったというのが理由 のようです。 >早稲田もそれなりに多かったです。数年前までは東大が一番多かったようです。  弁護士や裁判官になるための司法試験 の合格者数ですが、東大がずっと1番 でしたが、近年早稲田、慶應との差が 縮まり、去年は早稲田の合格者数が 東大を抜きました。  以下、私の私見ですが、 近年、国公立大学が目に余る 衰退を見せています。  国公立大学は、国家予算という安定した 資金源を持っていたものの、旧文部省時代に 徹底した管理のもとに置かれていたので、 大学の特色を出すチャンスを奪われていた ものと思います。それがここに来て 仇となっている。  さらに小さな政府を目指して民間に 公共事業を開放して行こうという方向性 の中で、お役所に近い立場の東大などが 有利ではなくなっているということだと 思います。  最近何かとNHKが叩かれていますが、 ああいった横暴なやり方、ずさんな資金の 運用など前からあったわけですが、 東大OB放送局などと言われるくらい 東大卒の方の集団だったNHKを通じて 放送業界に流れる資金を考えると、 ここにたてつくことは仕事を失うことに 繋がるとして、周囲で文句を言えなかった というのが実情だったと思います。  お金の流れが変わったので、みんなが今までの 不満をぶちまけ始めた結果が、今のNHKへの バッシングに繋がっています。  ケーブルテレビ業界では、NHKアイテックと いう集団がほぼ独占状態でしたが、それも 今非難を浴び始めていますが、オープンにする ように見せかけて、公開入札すらしない ごまかし方に今後非難が強まっていくものと 思います。  このインターネットですが、日本では 慶應大学が国の通信事業の政策に 対抗するような形で始めたもので、 小泉総理に代表されるように、慶應大学は 日本の改革の先頭に立つ大学と見なされて 期待が高まっているのではないでしょうか?

bunchonobuntasan
質問者

お礼

詳しい御解説ありがとうございました。 そのような背景があったのですね。

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