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他動詞と自動詞の名前の由来は?
前から不思議に思っていたのですが、 他動詞と自動詞の名前の由来は一体どこから来たのでしょうか?「他」と「自」の区別の仕方が不思議だと思います。
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英語カテですから、英語の動詞についてでしょうか。 日本語なら#1さんの仰るとおりですけど。 英語の場合、大雑把で簡単にいうと、意味的な違いではなく、機能的な違いです。 (1)その動詞の後ろに目的語を取る(持つ)のが他動詞。 (2)一方、そういった目的語を取らない(持たない)のが自動詞。 目的語とは、通常は名詞。 動詞がどちらかに分かれるというのではなく、ほとんど多くの一般的な動詞は、自動詞、他動詞双方の使い方をします。また、自動詞でも、前置詞や副詞などで続けたりすると、他動詞と似た意味合いを出せる場合もあります。(単独の動詞でなく、句にまで拡大すると、複雑になりますので省略。) あと、完了形や受動態にも関係しますけど、質問外なので省略です。 例えば、goにしても、stopにしても、lookにしても、すこし大き目の(英和中辞典以上の)辞書を引いたり、文法書などでも見ればわかります。 英語の意味は、#1さんにもあるとおり。 「他動詞 transitive(verb)=vt」のtransitiveには、「移行的な」のような意味はありますが、それ自体が、「他動詞」という文法用語としての意味があります。transitionは、移行、変遷、過渡期などという意味はありますけども、語源や派生という関係であって、「他動詞=移行的な動詞」などと訳してもピンとこないでしょう。 「自動詞 intransitive(verb)=vi」のintransitive自体が、同様に自動詞という文法用語です。「自動詞=移行的ではない動詞」というと、焦点がボケてしまいます。 「~を(に)~する」という表現は、どこの言語でもかなり昔から使われていたようですので、由来や歴史的背景、発生過程とかはわかりません。古英語より前の言語と、格の変化などがはるかに複雑な古代のドイツ語とが枝分かれする以前からあった可能性が高いです。
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- wind-sky-wind
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日本語の使い方を質問されているのでしょうか。 「自動詞」は(他者に作用を及ぼすのではなく)自らが何かの行為をするというだけで文が完結してしまい,目的語を取らない,といういみでしょうか。 「他動詞」は他者に作用を及ぼす場合で,その他者を目的語として置かなければ文が完結しないものを言います。 自動詞を vi,他動詞を vt というときの t は transitive i は intransitive を表しています。 transitive は「他者を変化させる」ほどの意味なのでしょうが,transitive verb,または単に transitive で「他動詞」という意味になる以外に用法はなく,他の名詞を修飾することは(比喩的な場合を除けば)ありません。