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安全保障条約が破棄されたら

安全保障条約は日本にとって重要なものであり、破棄されると大変困るのだ、と聞いてきました。では破棄すると具体的にどのような問題が起こるのでしょうか? 米軍基地にも撤退させて、自衛隊も解体し、だからといって、軍隊も核も一切持たない。 日本が、そういう国になれば。どういった危険度が増すのでしょうか。または危険ではないでしょうか。 アメリカは最強の軍隊や核を持ちながら、大きなテロ被害に遭いました。そのように「軍隊や兵器を持つからこそ狙われる」という見方もあるようですが、どちらがより危険が高いのでしょうか。

みんなの回答

  • Toshi0230
  • ベストアンサー率51% (836/1635)
回答No.11

> 警察は、必要だと思っています。しかし、私は軍隊と警察は少し違うものだという感じがしています。 > 警察は治安維持のために作られ、軍隊は防衛のためだけでなく、よその国に攻め入る目的を持っていたので。 警察は治安維持のため、軍隊は防衛や攻撃のため。確かにご指摘の通りですが、その根元は両方とも武力(悪い言い方をすれば暴力)であることでは、警察も軍隊も同じです。両者の違いは、力の使い方が違うだけ、ということにご注意ください。 現在の日本でも、警察で治安が維持できない場合は自衛隊が治安維持のために出動する役割を持っています。 > 警察は「何か起こりそう」くらいでは相手を狙ったり、報復攻撃はできませんが、 これは、現在の日本では、法的根拠がないからそうできないだけであって、法律が許可してしまえば可能です。 軍隊も同様で、たとえば現在の日本の自衛隊は、自分たちに攻撃が加えられないと相手に対して攻撃が出来ない、という制約があります。そして、今のところそれは守られているようです。 大事なのは、「力をコントロールすること」ではないでしょうか?

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.10

たぶん質問者の方は、『軍隊』というものに必要以上の 恐怖感を抱いているのではないでしょうか? その辺りの疑念を払拭することで、考えが整理できる のではないかと思います。 >また自衛目的のはずの軍隊が、取り返しのつかない >方向へ突き進むかもしれない恐ろしさ。環境破壊の >こともありますし。 議会制民主主義が正常に機能している国で、軍隊が勝手 に暴走した事例は皆無です。(私の記憶では) 逆に政府や議会がおかしくなれば、国民は他に政治の よりどころを求めようとするので、軍隊が暴走して政治 を壟断しやすくなります。 もしその国に軍隊がなければ、他の武力保持機関(例えば 警察など)や民間の組織がその役割を果たすでしょう。 次に環境破壊について触れますと、軍隊は環境破壊と あまり関係ありません。 環境破壊を実際に行うのは、むしろ民間の産業です。 軍隊がなくても、法律や倫理面での整備が遅れていれば、 利益追求のため、民間企業や個人でどんどん環境破壊を 行います。 要は、政治が軍隊をコントロールできれば、何の問題も ないのです。 世界一の軍事国家であるアメリカを見てください。 あれだけ強い軍隊をもつ国でも、民主主義が正常に機能 していますから、軍隊がきちんと政府にコントロール されています。 質問者の方の疑念は、杞憂といってよろしいでしょう。

  • reindeer
  • ベストアンサー率50% (27/54)
回答No.9

 仮定の話なので責任のある回答はできませんが、あえて思考実験を試みてみます。  shizuru88さんが言うように、日米安保条約を破棄し、すべての米軍が日本の領域から撤退し、日本も自衛隊を解体して一切の武力を保有しない、という状態になった場合、ほかの回答者の方々は軍事的な側面からそれぞれ書かれていますが、それ以外の面を指摘しようとすれば、日本企業は日本製品を海外で販売することができなくなる、といったことが挙げられると思います。販売することができなければ、当然、原材料を輸入することもできなくなります。そのために、日本国内でいま享受している生活水準が維持できなくなるのはもちろん、社会のあり方そのものが根本的な変動を余儀なくされます。  そうなれば、まず大量の電力生産が不可能になり、大量の電力供給を前提にしているあらゆる領域が機能不全に陥るでしょう。電力を必要とするコンピュータによって制御されるシステムはすべて使用できなくなります。カードでの買い物や携帯電話、インターネットは、ふたたびSFの世界へ逆戻りでしょう。日本人のほとんどは、貧しい生活のなかで絶望的な貧富の差にあえぎ、これまでたやすく治った病気が死を招く病になり、平均寿命も60歳より下になって、乳幼児死亡率も上昇するでしょう。そんなことはない、アジア・アフリカの貧しい国でも、コンピュータは動いている、といった反論があるかとも思いますが、日本は1億を超える人口と、電力消費を大前提にした社会が突然、国際的な金と物資の移動を断たれて、垂直に落下する墜落機のように衝撃を受けるのです。  なぜ安保廃棄・米軍撤退・自衛隊解体が、そうした結果を招来するのか、その理由は、大きな枠組で言えば、政治と軍事と経済は、常に表裏一体の関係にあるからです。日本企業の原材料調達・生産・流通・販売・消費といった過程は、米国と日本の強固な同盟関係、および米国による政治的・軍事的・経済的な世界管理を大前提に成り立っているものであり、この大前提が失われた場合、日本企業は、活動の縮小や停止をせざるを得ない状況に追い込まれてしまう可能性が大なのだからです。  日本と米国とのあいだには、安保条約(正式には「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」)のほかにも、日米通商航海条約(「日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約」)等がむすばれており、そのほかにも、日本と米国がともに加わっている多国間条約が存在します。しかし、日米関係を律するもっとも重要で大きな意味を持つのは安保条約であり、これが廃棄されたとすれば、日米関係は現在とはまったく変わったものにならざるを得ません。そのとき、日本が米国の世界管理のもとから脱しながらも、「軍隊も核も一切持たない」、すなわち軍事的にも国際社会になんの影響力も及ぼすことをすべて抛棄する、というのであれば、日本企業の活動は国際的に不可能になると推測されます。  ついでに。コスタリカと日本を比較して、日本もコスタリカと同じような非軍事の道を採ることを主張する人がいますが、こうした主張をする人たちは、もし日本が非軍事の道を選択した場合、いまの日本の経済的な繁栄をすべて抛棄しなければならなくなる、といった可能性にはまったく触れません。コスタリカと日本との比較は、政治信条の宣伝という意味があっても、政治・軍事・経済がつねに均衡を保ちながら国家と国際社会は成り立っている、といったあたりまえの事実を無視した、ユートピア的な発想です。  以上、粗雑な議論ですが、ご参考までに。あくまでも議論の素材としての思考実験ですので、その点をご考慮ください。

shizuru88
質問者

お礼

ありがとうございました。 アメリカが世界を管理しているので、それに背いて暮らそうと思えば自給自足でもするほかない、という風に理解していいでしょうか。 では軍隊や武器をもったところで、経済繁栄を捨てたくなければ、アメリカから自立できない。これからも、アメリカの指示に従って動き、どんな協力も惜しまず、日本人が何されても強固な立場に出られない。というのは、ずっと変わらないんですね。アメリカが今のままで、日本が再び貧しい国になりたくない限り。 経済の繁栄を見ると一応「(一時的に?)成功した」のかもしれないけど、かといってあまり…何だか幸福な仕組みだとは感じにくいものが。 環境破壊等のことを考えても、今の米国主体、というやり方でずっと通用するのか疑問を抱くところがあります。 詳しく書いてもらって、参考になりました。

回答No.8

軍隊というのは基本的には「抑止力」ですね。手を出したら痛い目に遭いますよ、というプレッシャーによって、侵略行為を防いでいるわけです。今の日本には駐留米軍と自衛隊というダブルの抑止力があるわけですが、安保破棄となりますと自衛隊だけになります。 どうなるでしょうか。自衛隊はアジアでもけっこう大きな軍事力を持っているということなので、米軍がいなくなったからといってすぐ日本が危険に晒されるということはないでしょう。ただ、国内での自衛隊の重要度が増し、発言力が強くなるかもしれませんね。 また、軍事力を一切持たないとなると、すべてを外交努力に頼ることになります。相当な外交手腕が必要になるでしょうね。 アメリカがテロの対象になったのは、自国の防衛の範囲を超えて権益の確保に走ったからではないでしょうか。それが横暴な印象を与え、テロリストの格好の敵とされたわけです。

shizuru88
質問者

お礼

ありがとうございました。 軍事力を持たないでいようとすると、かなりの努力や手腕が必要となり、しかしその軍事力も、防衛の範囲を超えれば、多大な被害を及ぼし恨まれてテロにも狙われるということですね。 米軍基地の存在などで大きな弊害を被っている人もいて、それから「自衛隊が軍隊になって、また恐ろしい方向へ突き進むのでは?」という恐れをまだ否定できない(今の日本は昔とは違う、と言い切れる材料がないため)し、イラク戦争の時は、アメリカに脅されるように派兵した国がいくつもあったのを見たりして、理由があっても「必要だな」とは思いきれないようです。

  • Toshi0230
  • ベストアンサー率51% (836/1635)
回答No.7

国家レベルだと実感がわきにくいでしょうから、もう少し身近なレベルに落とし込んで質問文を書き直してみましょうか? 「警察庁を解体し、各地の警察署も封鎖する。そういった社会になれば、個人にどういった危険性が増すのでしょうか?」 おそらくこのような状態になったら、ありとあらゆる危険性が増すでしょうから、安全性を確保しようと思ったら、各個人が武装するなりして自衛するしかありませんよね? もちろん、武装するのではなく、強い人を見方に引き入れる(同盟)とか、近所づきあいを密にして危険を減らす(外交)などの方法もありますが、一番確実なのは自分自身が危険を跳ね返すだけの実力を持つことです。 「武力」とは、最終的な強制力でもあります。 ただ単に軍隊を否定するのではなく、何が必要で何が必要でないかをきちんと判断しないと、非現実的な考えにしかなりません。 # 軍隊と警察って本質的に同じものだ、と私は思っています。向いている方向が違うだけで。

shizuru88
質問者

お礼

ありがとうございました。 警察は、必要だと思っています。しかし、私は軍隊と警察は少し違うものだという感じがしています。 警察は治安維持のために作られ、軍隊は防衛のためだけでなく、よその国に攻め入る目的を持っていたので。軍人になれる人が、警察官になれるかといえばなれないでしょうし。警察は「何か起こりそう」くらいでは相手を狙ったり、報復攻撃はできませんが、軍隊であればそれができたりします。為政者や一部の企業利益のために理由をあげて戦争を起こす事もしています。 警察と同じように必要だというだけでは、同じ間違いを何度も繰り返し、取り返しのつかないことになる危険性もあると思うと、複雑な気持ちになるのです。

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.6

安保条約が破棄される可能性は極めて低いのですが、もし破棄されたとすれば、そもそもアメリカが日本列島をそのままほおって置くことは考え難いですから、親米政権を擁立するでしょう。場合によってはCIAを使ってクーデターぐらいは起こすかもしれません。カンボジアのロンノル政権とかイラクのモサデク政権を見ればわかるとおりです。 日本のような戦略的重要ポイントが力の真空になれば、アメリカのみならず中共や露などの勢力がほおってはおきません。 軍隊や武器がないほうが、テロリストの標的になりやすいのです。テロリストがテロをやるのは、自らが正規戦闘やゲリラ戦をやるだけの戦力がないから、テロを行うということを忘れてはならないでしょう。無力なテロリストが、わざわざ厄介な相手を目標に選ぶ理由はありません。もちろん米軍を攻撃すれば、テロの効果は高いでしょうが、阻止される可能性も高いのです。失敗するよりは確実な効果を求めますから、テロリストはソフトターゲットを狙います。

shizuru88
質問者

お礼

ありがとうございました。 安保条約などはないけど、ヨーロッパなどでアメリカが動けば協力せざるを得ない国々があるのを見ると、日本も破棄したところで、完全に自立するのは困難ということでしょうか。 軍隊による攻撃、圧力が元に起こっているテロも多いように思い(アメリカやロシアが起こされたような…)、世界間の著しい格差や不平等がテロを呼ぶという人もいますが、軍事力がないのにつけこまれる危険性が今も十分あるということなのでしょうか。 日本は、アメリカに言われて戦争を放棄し、しかしすぐまたアメリカの指示で警察予備隊や自衛隊を持ち、安保条約もできた訳ですが…。これまでそれがなければ、危険があったということでしょうか。そのために犠牲になる人がいるというのは、解せないことですが。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.5

具体例がないと理解しずらいかもしれませんので、 第二次世界大戦を例にして考えます。 第二次世界大戦の前夜、オランダとベルギーは中立を 宣言していましたが、フランスに宣戦布告したドイツ は、独仏の国境に築かれた要塞のマジノ線を避け、 オランダ・ベルギー経由でフランスに攻め込みました。 軍事力においてドイツに圧倒的に劣るオランダは、 わずか5日間で国を喪失する結果となりました。 その後ドイツは、余勢を駆ってフランスも占領し、 イギリスはヨーロッパで孤立無援の状態に陥ります。 しかし、アメリカとの同盟関係が生きていたため、 アメリカの支援によりイギリスは持ちこたえ、後に アメリカが参戦することにより、逆にイギリスが連合国 の橋頭堡の役割を果たし、西ヨーロッパにおける反攻 の拠点となりました。 またスイスは、第二次世界大戦中は中立でしたが、予想 されるドイツの侵攻に対しては、予備役を総動員して、 国全体で国防の姿勢を貫き通しました。 運も味方しましたが、国防の気概を示したスイスは、 第二次世界大戦中も国の独立を維持し続けました。 以上のように、自国の軍備を縮小してしまい、さらには 頼りになる同盟国も持たない場合、隣国に野心的な政権 が成立すれば、いつでも侵略される危険性をもってしまう ことになります。 また、侵略されて国を失ってしまうことも、歴史の実例 にありますので、最低限の自衛力と頼りになる同盟国は、 国と国民の安全保障の上で、不可欠な存在であるという ことができます。

shizuru88
質問者

お礼

第二次世界大戦中のヨーロッパのことを教えてもらって、ありがとうございました。日本も今後、二次大戦中ドイツに敵対していた国々ほど危機的な状態になり得るということでしょうか。 スイスは永世中立国だけれども、高い軍事力をもち徴兵制まであるそうですね。国防というのがいかに大変かということでしょうか。 自衛力を持たなかった為起こりうる恐ろしさ、また自衛目的のはずの軍隊が、取り返しのつかない方向へ突き進むかもしれない恐ろしさ。環境破壊のこともありますし。 軍隊に反対する人は後者がより脅威で、賛成する人は前者が…。または戦争や軍事力強化で利益を得られる人、というのもあるんですよね。単に軍隊をカッコよく思ったり戦争に興奮するような人もいたり…。 捨ててしまうのは恐ろしいのか、と漠然とは分かりましたが、かといって今のままが最良とは思いにくく(最良な選択なんてないのでしょうか)、やはりまだよく分からないというのが正直なところです。

回答No.4

身近なことで考えてみましょう。 あなたの家の周りにも、複数の隣人がいますよね? それぞれあなたと仲が良かったり、無関心だったり様々だと思います。 そういう中、隣家によくわからない人、それも悪いうわさしか聞かない人がいたらどうでしょうか? (酒乱である、元犯罪者の噂、夜半はわめき声が聞こえるなどなど) そういう中なら、いろいろな形で自己防衛しないわけはないでしょう? 国家間となるとご近所レベルとは異なり、それぞれの文化や宗教観ほか異なります。意思疎通も難しいです。 さらにご近所なら暴力沙汰になっても警察がきますが、国家間では警察はいませんし。 (国連も一枚板ではありませんよね・・・) 軍隊ほかをすべて放棄するのはとても理想的ですが、それに漬け込んで簡単に攻め込められるのも、また事実です。 異論反論あるでしょうが、アメリカが日本に友好的=日本へ攻撃するとアメリカも敵なので、抑止力になるでしょうね。 また、テロリズムと軍事との関係も難しいですね。 あからさまに軍事力が高ければ、テロをしなくとも圧力はかけられるわけで・・・。 では軍事力を下げるか?となれば、今度は敵対した国が軍事力で圧力をかけてくるでしょう(こちらの方が脅威です)。 本来は対話や経済的な支援、圧力をうまく使って外交すればよいのでしょうけどね・・。難しいです。

shizuru88
質問者

お礼

ありがとうございました。 アメリカから自立するならば、軍隊が必要だとかよく言われます。しかし軍隊は自警団的なものを超えてしまう危険性が感じられます。日本が軍隊はもっても平和維持と外交努力を怠らない国でいるだろう、などと思えるだけのものが今現在ありません。イラク戦争の際はヨーロッパの多くの国がアメリカを支持し派兵をしていたのを見ると、軍隊があっても強国を前にして自立できないのだろうか、などと思いました。 最近、日本に自立しないが軍隊や核も持ちたい、という気配も感じられます。 今までのように、罪のない一般人が犠牲や我慢を強いられるのは許されないと思うのですが(自分が犠牲になれば何か考えてしまわざるを得ないと思うので)、安全のための傘下のはずが新たな危険を背負い込む気がしてなりません。それでも傘下から外れるなり、まして軍事力を持たないなどあまりの脅威という事でしょうか。 国連はあっても戦争は止められず、犯罪のように法律や裁判で解決しようとされないですね。

  • lvmhyamzn
  • ベストアンサー率8% (50/617)
回答No.3

空想的なことを持ち出して、回答者には「具体的にどのような問題が起こるか」て、結構虫のいい質問ですね。 政治というのは現実の問題を扱うことであってSF小説ではありませんが。 「破棄する」と言っても、そのときの情勢は?日米関係は?国会の構成は? 「破棄する」だけでは何もわかりません。

  • papaX
  • ベストアンサー率28% (28/99)
回答No.2

安全保障条約の破棄と自衛隊の解体はイコールではないと思います。 安保条約の無い時期というのも戦後の一時期あったわけですが、警察予備隊の創設で自前の軍隊は持っていましたから。 御質問がどちらを焦点にされているかよくわからないので、安保のみ破棄された場合の影響を考えてみましょう。 当然、アメリカの傘がなくなるので、敵対する勢力に対抗するには自衛隊の増強が不可欠です。しかし、日本の自衛隊の装備は米英に比べ劣っていたり同装備でも割高なものが多く、費用対効果で考えると必ずしも賢明な選択とは思えません。従って、安保破棄は防衛費増大に直結し増税論が台頭するものと思われます。 敵対勢力が安保破棄を見て日本に食指を伸ばしてくる事は、今の日本の置かれている状況からははっきりいって考えにくいです。唯一可能性があるとすれば北朝鮮ですが、軍事カードを切った段階で国が瓦解するでしょうし、軍事力は今の自衛隊の装備でも十分対抗できると思いますので、そう脅威にはならないと思います。 「非武装中立」論は一時期旧社会党が念仏のように唱えていたことがありますが、あまりにも非現実的でありその後党も方針転換しましたので、危険かどうか議論する以前の問題だと思います。永世中立国として名高いスイスもちゃんと自前の軍隊を持っていますし。

shizuru88
質問者

お礼

ありがとうございました。警察予備隊も朝鮮戦争の際、マッカーサーの指令でできたものみたいですね。 アメリカが憲法9条を作ったのに即くつがえされたのですね。敵対勢力というのは、共産圏の国などでしょうか。しかし今の自衛隊の軍事力があれば、脅威ではないのですね。ということは、安保条約が今のままなくなったとしても、さほど困らないことになるのでしょうか? 特に沖縄には大きな負担をかけて「米国の属国のようだ」と不満の声がありながら破棄できない程、恐ろしい事が想定されるのだろうか…と思っていたのですが。あるいは共産圏の国よりアメリカが脅威なのでしょうか。

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