面白い意見が出てきたので再登場(笑)
>それをわかりやすく説明するのも専門家の技量では?
これは、世の中の大変多くの人が勘違いしていることではありますね。そのせいでしばし混乱が起こったりもしますし。
たとえば、我々がここで質問するとき、質問者は質問の意図を100%、完璧に理解しています。なぜなら、自分が質問者本人だからです。
にも関わらず、中にはその説明を分かりやすくできない人もいます。
「質問の意図」を「100%完璧に理解している」はずなのに、です。
分かりやすく説明することが専門家の仕事であるならば、このような現象は起こってはいけないことになります。
なぜなら、「100%完璧に理解すること」が「他人に分かりやすく説明できること」と同じ意味である、ということになるからです。
でも現実には、分かりにくい説明を書く人もいます。
なぜか。
その分野について100%完璧に理解していても、やっぱり口で説明できないことってのはあるわけです(笑) 要するに説明が下手ってことです。
ですから、「分かりやすく説明すること」というのは、専門家の仕事の範疇には含まれていないわけですね。
「分かりやすく説明すること」は、要するに「分かりやすく説明する技能」であり、これが1つの能力です。
たとえその分野における世界一の権威であろうとも、これがない人は、必要性に応じてわざわざ身につけなければいけません。
ところが、このことを勘違いすると、ニュースなどでもよく見られるように、会見されている側が何度も何度も説明しているはずなのに、記者が何度も何度も「どうして説明しないんですか」という質問を繰り返すことになるわけです。
けっきょく何が言いたいのかってぇと。
要するに、他人に質問するなら、ちょっとは自分で基礎知識くらいは身につけようね、ってことですね。
一方的に情報を受ける側(つまり視聴者)は仕方ないけど、ニュースキャスターがこんな事を平気でする昨今。特に日曜日の某番組の某大御所キャスター。いい加減にしないと信用丸つぶれだよ(笑)
お礼
ありがとうございます。 いろいろと、勉強になりました。 くだらない事に、何度もありがとうございました。