>一応、知ってます。
補足ありがとうございます。
まず、念のための前置きですが任意の複素数は極表示で
z = r(cosθ+isinθ)
と書くことが出来ます。このとき、例えば z^2 は
z^2 = r^2(cosθ+isinθ)^2
= r^2{(cos^2θ-sin^2θ)+i(2sinθcosθ)}
= r^2(cos2θ+isin2θ)
となります。
一般に z = r(cosθ+isinθ) のとき z^n は
z^n = r^n{cos(nθ)+isin(nθ)}
となることがわかります。(de Moivreの公式ですね。)
この数式を複素平面上で考えてみると
絶対値1の複素数 cosθ+isinθ を掛けることは角度θの回転を意味します。
すると、α^5=1を満たすαは5回 回転して複素平面上で点(1,0)に
戻ってくることになります。
まず、
r^5{cos(5θ)+isin(5θ)}=1
の両辺絶対値をとると r=1 であることがわかります。
すると、
cos(5θ)+isin(5θ)=1
となりますが、5θ=2nπ のときにこの式は満たされます。
0≦θ<2π とすると n=0,1,2,3,4 となります。
つまり、θは
θ = 0,2π/5,4π/5,6π/5,8π/5
の5つです。これらが1の5乗根になっています。
a = cos(2π/5)+isin(2π/5)
とすると、因数分解の結果は
(x-1)(x-a)(x-a^2)(x-a^3)(x-a^4)
となります。
お礼
ご返答有り難うございました。 この次にあった問題の応用に貴方の解答がちょうど使えました。 次に、回答して頂ける機会がありましたら宜しくお願いします。