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六角堂、八角堂・・・多角形のお堂の意味
お寺には、よく六角堂や八角堂というのがありますよね。 多角形のお堂にするのは、意味があるのですか? 角が多ければ良いのなら、十や、十二角形などが出てもいいと思うのですが。 6、または8という数字に意味があるのですか?
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六角堂や八角堂は総称して「円堂」といいます。日本建築は木造のため、円形平面を造るのが困難なため、六角・八角で円形を象りました。主に故人の冥福を祈るために建立されることが多いので、廟建築の影響を受けているとも考えられています。 法隆寺夢殿や興福寺南円堂・北円堂、京都市の頂法寺六角堂などが有名です。 参考 『岩波 仏教辞典』(岩波書店) 『仏教美術事典』(東京書籍) 『週刊朝日百科 日本の国宝』「奈良/法隆寺2」(朝日新聞社)
お礼
なるほどー 文献のご紹介ありがとうございます。 四天王寺のお庭にある緑の六角堂も気になります。 重要文化財らしいです。